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9735東証プライムサービス業

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セコム株式会社9735

セキュリティサービス事業

セコムの中核事業。連結売上高の約52%を占める最大セグメント。

期間今期前期増減率
外部顧客売上高660,602百万円633,392百万円
セグメント売上高(セグメント間含む)673,788百万円646,698百万円
セキュリティ契約収入555,133百万円530,624百万円
セグメント利益(営業利益)123,826百万円114,990百万円
売上高営業利益率(セグメント間含む計ベース)18.4%17.8%
セグメント資産1,011,271百万円988,515百万円
減価償却費47,999百万円45,328百万円
のれん期末残高39,838百万円(セキュリティサービスセグメント分)43,058百万円
連結売上高に占める外部顧客売上高比率52.6%52.8%

事業詳細

事業所向け・家庭向けのセントラライズドシステム(オンライン・セキュリティシステム)を中心に、常駐警備、現金護送、安全商品販売を展開。国内では子会社・関連会社を含むグループ体制で全国をカバーし、海外は東南アジアを中心に展開。セキュリティ契約収入(ストック型収益)が売上高の大部分を占め、安定的な収益基盤を形成。2026年3月期の外部顧客売上高は660,602百万円で連結売上高の52.6%を占める。

直近の概況

全セグメント中最大の増益額を達成し、利益率も前期比改善。

2026年3月期のセキュリティサービス事業は、事業所向け・家庭向けセントラライズドシステムの堅調な販売継続と価格改定(値上げ)効果、常駐警備サービスの増収により外部顧客売上高が前期比4.3%増の660,602百万円となった。セグメント利益は前期比7.7%増の123,826百万円と大幅増益を達成し、利益率も17.8%から18.4%へ改善。2025年10月にはグローバルセキュリティSI企業AVTEL Holdings Pte. Ltd.を完全子会社化し、データセンター向けグローバル展開を強化した。また、セキュリティロボット「cocobo」が公道走行可能となり、人とロボットを融合した新たなサービス提供が可能となった。

主要プロダクト

platform
セントラライズドシステム(オンライン・セキュリティシステム)

セコムの主力サービス。センサーや監視カメラ等をネットワークで結び、異常発生時に緊急対処員が駆けつける仕組み。セキュリティ契約収入として555,133百万円(2026年3月期)のストック型収益を生む安定基盤。

platform
システムセキュリティ「AZ」

事業所向けに防犯・防災・従業員就業管理等の機能をオールインワンで提供。当期は監視カメラとの連携強化によりセキュリティ機能と操作性を向上させ拡販を推進。カスタマーハラスメント対応アプリの実証実験も開始。

platform
セコム・ホームセキュリティNEO

防犯・防火ニーズに対応し、様々な機器と接続してサービスを拡張できる家庭向けシステム。当期は顔認証機能を搭載した操作機器をラインアップし、操作性向上とセキュリティ機能強化により積極的に拡販。

service
常駐警備・現金護送サービス

施設への常駐警備員配置による有人警備と、現金護送業務を提供。当期は常駐警備サービスの増収がセグメント売上高の伸びに貢献。

product
セキュリティロボット「cocobo」

2025年3月に遠隔操作型小型車の適合審査に合格し、警備会社提供ロボットとして初めて公道を含む道路の走行が可能に。敷地周辺の公道で昼夜を問わず活用でき、人とロボットを融合させた高度なセキュリティを提供。

service
グローバルセキュリティSI(AVTEL Holdings経由)

2025年10月に完全子会社化したAVTEL Holdings Pte. Ltd.が提供。世界各地で建設が相次ぐデータセンターを運営する欧米企業等を中心に、国・地域を跨いだ統一的な入退室管理・監視カメラ等のセキュリティシステムの導入コンサルティング・販売・工事を請け負う。

成長ドライバー

  • 事業所向け・家庭向けセントラライズドシステムの堅調な販売継続によるセキュリティ契約収入(ストック型収益)の積み上げ
  • 価格改定(値上げ)効果によるセキュリティ契約収入の単価上昇
  • 常駐警備サービスの増収
  • AVTEL Holdings完全子会社化によるデータセンター向けグローバルセキュリティSI事業の拡大
  • 東南アジアを中心とした海外事業の拡大と機械警備のデジタルトランスフォーメーション推進
  • セキュリティロボット「cocobo」の公道走行解禁による新たな警備領域への展開
  • 顔認証機能搭載「セコム・ホームセキュリティNEO」等の新機能追加による家庭向け拡販
  • 大阪・関西万博での大規模警備実績によるブランド・技術力の訴求

リスク

  • 労働力人口の減少による人員確保コストの上昇と採用難(常駐警備等の人的サービスに直接影響)
  • 人件費・物価上昇による原価率悪化リスク
  • テクノロジーの進化に伴う競合他社・新規参入者との競争激化
  • 海外事業における為替変動リスクおよび現地政治・経済情勢の影響
  • 自然災害・大規模事故等による設備損傷・サービス提供障害リスク
  • セキュリティサービスセグメントのれん残高39,838百万円(2026年3月期末)に係る減損リスク
  • AVTEL Holdings等の新規完全子会社化に伴う統合・のれん計上リスク
  • サイバー攻撃等によるセキュリティシステムへの不正アクセスリスク

最終更新: 2026年6月24日