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KPPグループホールディングス株式会社

9274東証プライム卸売業

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KPPグループホールディングス株式会社9274
財務

M&A・のれん減損リスク

インオーガニック戦略として国内外へのM&A投資を推進しており、当連結会計年度末現在で14,917百万円ののれんが計上されている。事業環境の変化等により期待するシナジー効果が得られないと判断された場合、減損損失が発生し財政状態及び経営成績に重大な影響を及ぼす可能性がある。対応として、投資意思決定時の採算性・戦略的意義の審議と、投資後の業績・のれん減損兆候の継続的モニタリングを実施している。

テクノロジー

主要仕入先への依存リスク

王子ホールディングス及び日本製紙の両グループが総仕入金額の26.8%を占める主要仕入先であり、天災等による商品供給の著しい支障が生じた場合、事業展開・財政状態・経営成績に影響を及ぼす可能性がある。海外事業においても少数サプライヤーへの依存が高く、購買交渉力低下リスクも認識されている。対応として、国内外の仕入先開拓による仕入ソースの多様化と、事業ポートフォリオ改革による紙・板紙以外の事業比率向上を進めている。

テクノロジー

情報システム障害リスク

基幹業務を情報システムに依存しており、システム変更時の設定不備・機器故障・災害・サイバー攻撃等によるシステム停止が業務処理の遅延・停止を招く可能性がある。長期停止は顧客対応力の低下や機会損失を招き、業績及び社会的信用に影響を及ぼす恐れがある。対応として、開発・検証環境での事前確認徹底、機器の定期更新・保守契約、重要データのバックアップ体制整備、サイバー攻撃を前提としたシステム復旧計画の策定を進めている。

テクノロジー

情報セキュリティリスク

不正アクセス・ウイルス感染・標的型攻撃等により情報漏えいやシステム障害が発生するリスクがあり、特にランサムウェア被害によるシステム利用不能は業務停止や重要情報の毀損・漏えいを招き事業継続に重大な影響を及ぼす可能性がある。規程不備や従業員の不適切な対応もセキュリティリスクの一因となる。対応として、エンドポイント保護・アクセス制御・ログ監視等の技術的対策に加え、情報セキュリティ管理規程の整備、標的型攻撃メール訓練の継続実施、関係会社を含むグループ全体への教育展開を行っている。

市場

商品市況変動リスク

主要取扱商品である紙・板紙等の仕入価格はパルプ・チップ・古紙・原油等の世界的な需給動向に左右され、価格が大幅上昇した場合に仕入コストが増加する。古紙・パルプは世界市況商品であり短期間での大幅な価格下落時には完全なリスク回避が困難であり、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。対応として、販売先との継続的な価格交渉、販路・仕入先の多様化、仕入成約時の販売価格決定や在庫低減を実施している。

財務

為替変動リスク

国際紙パルプ商事・Antalis・Spicersの3社を地域統括会社として世界各国で事業を展開しており、円高進行時には現地通貨建て損益の円換算額が減少し連結当期純利益にマイナスのインパクトを与える。また、紙・板紙・古紙等のクロスボーダー取引における価格競争力も為替レートの変動に影響を受ける。対応として、為替予約取引等を活用し為替変動の影響を最小限に抑えることに努めている。

財務

金利変動リスク

運転資金等の調達を金融機関借入金・社債・コマーシャル・ペーパーで行っており、当連結会計年度末の残高は96,741百万円に上る。想定を超える金利上昇が生じた場合、財務費用の増加により財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。対応として、長期借入金(固定金利)や社債による調達、金利スワップ等を活用し金利変動リスクの抑制を図っている。

財務

保有株式の時価変動リスク

仕入先・販売先等の業務上密接な関係企業の株式を保有しており、株式市況の動向や当該企業の業績変化により株価が変動した場合、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。政策保有株式の保有方針はコーポレート・ガバナンス報告書に開示しており、適宜適切な売却によりリスク低減を進めている。

財務

退職給付債務リスク

確定給付年金制度及び退職一時金制度を採用しており、割引率の低下・運用利回りの悪化・株式信託の時価下落・多額の数理計算上の差異の償却が生じた場合、退職給付費用の増加や退職給付債務の拡大により財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。英国の確定給付年金制度では平均残存勤務期間短縮に伴う差異償却期間短縮リスクも存在する。対応として、年金資産の定期的な見直しと安全性の高い資産比率の引き上げ、2024年3月期に実施した英国年金バイインによるリスク軽減策を継続検討している。

法規制

許認可喪失リスク

事業活動に必要な許認可等を取得し所定の業務プロセスに則り事業を行っているが、業務プロセスの不全により許認可等の喪失が生じた場合、財政状態・経営成績及びサプライチェーンに影響を及ぼす可能性がある。対応として、事業活動の妨げとなるリスクの抽出・排除と、業務プロセスの確実な遂行に資する監査を実施している。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年7月19日