東急株式会社9005
交通事業
東急グループの基盤事業。鉄軌道・バス・空港運営を展開し沿線価値を支える。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 営業収益(セグメント計・内部取引含む) | 226,946百万円 | 220,619百万円 | ↑ |
| セグメント利益(営業利益) | 27,341百万円 | 28,993百万円 | ↓ |
| セグメント資産 | 779,805百万円 | 748,624百万円 | ↑ |
| 減価償却費 | 39,947百万円 | 38,831百万円 | ↑ |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額(設備投資) | 68,805百万円 | 59,943百万円 | ↑ |
| 東急電鉄 旅客運輸収入合計 | 152,837百万円 | 150,173百万円 | ↑ |
| 東急電鉄 輸送人員合計 | 1,117,024千人 | 1,083,879千人 | ↑ |
事業詳細
東急電鉄㈱が東京都西南部・神奈川県において9路線・営業キロ110.7kmの鉄道を運営するほか、伊豆急行㈱の地方鉄道、東急バス㈱のバス事業、仙台国際空港㈱による空港運営事業を包含する。沿線住民の日常移動を支えるとともに、不動産・生活サービス事業との相乗効果を通じてグループ全体の沿線価値向上に貢献する基幹セグメント。
直近の概況
増収も修繕費・人件費増加により減益。設備投資は前期比14.8%増と拡大。
2026年3月期の交通事業は、東急電鉄の輸送人員が全体3.1%増加し運賃収入が1.8%増収となったことで営業収益は226,946百万円(前期比2.9%増)となった。一方、修繕費・人件費等の増加により営業利益は27,341百万円(同5.7%減)と減益。設備投資は68,805百万円と前期比14.8%増加し、インフラ更新・能力増強投資が継続している。伊豆急行の輸送人員は3.0%増、東急バスは0.4%減。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 東急電鉄の輸送人員増加(2026年3月期全体3.1%増)に伴う運賃収入の拡大(全体1.8%増収)
- インバウンド需要の回復・拡大による伊豆急行等の観光路線利用増(伊豆急行3.0%増)
- 新空港線(蒲田駅~京急蒲田駅間)の営業構想認定を受けた広域鉄道ネットワーク拡充による沿線価値向上
- 田園都市線地下区間の駅リニューアル等による利用者利便性向上と沿線ブランド強化
- 省エネ・脱炭素施策(大規模蓄電池設置・駅舎補助電源装置導入)による環境優位性の訴求
リスク
- 修繕費・人件費等の先行費用増による利益圧迫(2026年3月期営業利益5.7%減)
- 老朽化設備の維持更新・自然災害対策に伴う継続的な高水準の設備投資負担(2026年3月期68,805百万円)
- 人件費上昇(賃上げ・ベースアップ)による費用増加圧力
- 金利上昇リスクによる有利子負債コストの増大
- 少子化・人口動態変化による長期的な輸送需要の不確実性
- 東急バスの輸送人員減少(0.4%減)に見られる路線バス事業の構造的課題
最終更新: 2026年6月23日


