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8035東証プライム電気機器

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市場

半導体市場の需給変動リスク

IoT・AI・5G等を背景に中長期的な成長が見込まれる一方、世界経済動向・貿易関税政策・地政学的要因により短期的に需給バランスが崩れ、顧客の投資が急激に縮小するリスクがある。過剰生産による在庫増加・貸倒損失の発生や、逆に急激な需要増加時には機会損失が生じる可能性がある。対応として、取締役会等での定期的な市場レビューや設備投資・人員・在庫計画の適正化、顧客基盤の拡大に取り組んでいる。

法規制

地政学リスクと輸出規制

海外売上高比率が高い当社グループは、地政学的対立や地域紛争が各国の安全保障・産業政策に影響を与えることで、製品の輸出入規制や技術開発規制、サプライチェーン混乱、マクロ経済悪化等により事業活動が制約されるリスクを抱える。特に経済安全保障を含む各国規制の予期せぬ改正への対応が遅れた場合、費用負担増や事業制限が生じる可能性がある。国際情勢・外交安全保障措置の動向を注視し、政策当局・業界団体・有識者との対話を通じてリスクの早期発見と迅速対応に努めている。

テクノロジー

研究開発・製品競争力リスク

最先端技術への継続的な研究開発投資が競争力の源泉であるが、顧客の技術要求に応える新製品をタイムリーに投入できない場合や、競合他社が新技術・製品を先行投入した場合には製品競争力を失い、開発コストの回収が困難となるリスクがある。顧客ニーズとの乖離が生じた場合も同様に業績への影響が懸念される。コーポレートイノベーション本部・コーポレート技術本部を設置し、グローバル研究機関との共同研究や最先端顧客との複数世代にわたる技術ロードマップ共有により対応している。

テクノロジー

調達・生産・供給途絶リスク

主要生産拠点を国内に集中させているため、地震・風水害等の自然災害や事故による生産停止リスクが高い。加えて、サプライヤーの経営悪化・地政学リスク・労働人口減少等による部品調達や物流網の滞りが発生した場合、顧客への製品供給がタイムリーに行えず業績に影響を及ぼす可能性がある。コーポレート生産本部によるBCP策定・定期レビュー、代替生産体制の確立、重要部品のマルチソース化、サプライチェーンの可視化等の対策を推進している。

テクノロジー

情報セキュリティ・サイバー攻撃リスク

ランサムウェアを含む高度化・巧妙化したサイバー攻撃が世界的に増加する中、当社グループ及びサプライヤーへの不正アクセスや内部不正による情報漏洩・業務停止が発生した場合、技術的優位性の毀損・社会的信用低下・損害賠償が生じるリスクがある。また、製品・サービスにおけるセキュリティインシデントが顧客ビジネスに影響を与える可能性もある。CSIRT・PSIRTの設置、情報セキュリティ委員会によるグループ横断的な監視体制、グローバルセキュリティポリシーの展開等により対応している。

法規制

法令・コンプライアンスリスク

グローバル展開に伴い、輸出入・競争法・汚職贈賄防止・経済安全保障等の多岐にわたる各国法令・規制の制約を受けており、抵触した場合には課徴金・損害賠償・事業制限・社会的信用低下が発生するリスクがある。予期せぬ法令改正への対応遅延も費用負担増や事業制限につながる可能性がある。チーフ・コンプライアンス・オフィサーのもと国内外主要拠点でのコンプライアンス活動状況把握体制を構築し、リスクの高い重要法領域の特定・評価と内部通報制度の運用により対応している。

財務

為替変動・税務リスク

各国の経済環境・国際情勢・金利変動等による急激な為替変動が業績に影響を及ぼすリスクがある。また、移転価格税制等の適用税法の解釈について当局との相違が生じた場合、追加の税負担が発生する可能性がある。取引の原則円建て化と一部外貨建売上への為替予約によるヘッジ、ファイナンス本部によるグローバルリスク管理体制を整備して対応している。

テクノロジー

品質不具合・製品リコールリスク

多くの最先端技術が統合された製品において不具合が発生した場合、リコール等の製品回収・損害賠償・不具合対策費用の発生に加え、ブランドイメージ・信頼の低下により業績に影響を及ぼすリスクがある。ISO9001認証取得・継続的改善活動・設計初期段階からのシミュレーション検証・サプライヤー品質監査等の品質保証体制を全社統一の品質方針のもとで推進している。

テクノロジー

人材確保・育成リスク

グローバルなイノベーション創出に必要な多様な人材の継続的な採用・維持ができない場合、または多様な価値観・専門性を持つ人材が活躍できる環境が整備できない場合、製品開発力・顧客サポートの質が低下し競争優位性が損なわれるリスクがある。CEO主導の社員集会・育成計画の構築・キャリアパスの見える化・魅力的な報酬福利厚生の提供・産官学連携による半導体人材育成等に取り組んでいる。

財務

M&A・投資効果実現リスク

既存・新規市場における企業や技術の買収・投資において、デューデリジェンスやPMIが不十分な場合、企図した成果やシナジー効果が実現できないリスクがある。また、戦略上重要なターゲットを競合他社に先行取得された場合、競争力に影響を及ぼす可能性がある。経営戦略本部を中心にCEO含む幹部会議での定期的な対応方針レビューを行い、シナジー効果とリスクを考慮した投資判断と買収後の計画策定・実行に努めている。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年7月19日