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象印マホービン株式会社

7965東証プライム電気機器

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象印マホービン株式会社7965

象印マホービン株式会社(単一セグメント)

「食」と「暮らし」のソリューションブランドとして家庭用品を製造・販売する単一セグメント企業

期間今期前期増減率
売上高(中間期累計)51,210百万円50,132百万円
営業利益(中間期累計)5,212百万円4,870百万円
営業利益率(中間期)10.2%9.7%
経常利益(中間期累計)5,493百万円5,063百万円
親会社株主に帰属する中間純利益3,534百万円3,402百万円
総資産119,460百万円118,332百万円
自己資本比率76.3%75.0%
国内売上高(中間期)33,652百万円32,218百万円(前年同期比4.5%増より算出)
海外売上高(中間期)17,557百万円17,914百万円(前年同期比2.1%減より算出)
通期売上高予想92,500百万円91,151百万円
通期営業利益予想6,600百万円7,436百万円
減価償却費(中間期)1,241百万円1,104百万円
営業CF(中間期)7,058百万円11,892百万円
1株当たり中間純利益55.66円51.86円
中間配当金23.00円30.00円

事業詳細

象印マホービンは炊飯ジャー・オーブンレンジ等の調理家電、ステンレスマグ等のリビング製品、加湿器等の生活家電を中心に製造・販売する。国内は直販・販売子会社経由、海外はアジア・北米・その他地域の現地法人・代理店網を通じて展開。2026年11月期中間期の売上高は51,210百万円で国内65.7%・海外34.3%の構成。調理家電が売上の71.4%を占める主力カテゴリー。新中期3ヵ年計画「BEYOND」のもと飲食事業拡大やサーキュラーエコノミー推進にも取り組む。

直近の概況

中間期は増収増益で推移も、通期予想は据え置き・減益見通しを維持

2026年11月期中間期(2025年11月21日〜2026年5月20日)は売上高51,210百万円(前年同期比2.2%増)、営業利益5,212百万円(同7.0%増)と増収増益。国内は高付加価値商品の好調と価格転嫁進展が寄与し売上高4.5%増。海外は香港子会社化効果があったものの全体では2.1%減。為替差損が前年同期313百万円から28百万円へ大幅縮小し経常利益も改善。通期業績予想は足元が想定超過も、中東情勢によるナフサ等原材料高騰・円安コスト増を慎重に勘案し据え置き(売上高92,500百万円、営業利益6,600百万円)。前提為替レートを1ドル=145円から155円に変更。米国子会社が関税還付申請中だが業績予想には未反映。

主要プロダクト

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調理家電製品

圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」が国内最上位機種として好調。オーブンレンジ「EVERINO」は30Lサイズ追加で国内ラインアップ強化、韓国にも新規投入。2026年11月期中間期売上高は36,562百万円(前年同期比1.1%増)。国内24,845百万円、海外11,716百万円。

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リビング製品

新機構「スマートキャップ」搭載クールボトルが国内で好調な一方、主力ステンレスマグが国内外で苦戦。中国でステンレスポットが伸長したが、中国・台湾・韓国でステンレスマグが低調。2026年11月期中間期売上高は8,531百万円(前年同期比7.4%減)。

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生活家電製品

需要拡大を受け加湿器が国内で好調。サーキュレーターと扇風機を1台で使い分けられる2WAYサーキュレーターを新市場投入。韓国でも加湿器が伸長。2026年11月期中間期売上高は3,913百万円(前年同期比12.9%増)と高成長を維持。

service
その他(飲食事業等)

2026年2月に「象印食堂 梅田店」(3店舗目)を新規オープンし飲食事業を拡大。香港の販売代理店Lin & Partners Distributors Limitedの子会社化に伴い自社ブランド以外の商品取扱が増加。2026年11月期中間期売上高は2,204百万円(前年同期比69.7%増)と大幅増。

成長ドライバー

  • 国内高付加価値商品(圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」、オーブンレンジ「EVERINO」)の販売好調と価格適正化による採算改善
  • 円安による輸入コスト上昇への価格転嫁進展による売上総利益率の改善
  • 生活家電製品(加湿器・2WAYサーキュレーター等)の需要拡大による高成長(中間期前年同期比12.9%増)
  • 香港販売代理店Lin & Partners Distributors Limitedの子会社化による海外販売網の直接管理強化と取扱商品拡大
  • 飲食事業の拡大(象印食堂3店舗目「梅田店」オープン)および炊飯試験米活用アップサイクルビール等新規事業展開
  • 新中期経営計画「BEYOND」(2026〜2028年11月期)における2028年11月期売上高100,000百万円・営業利益9,000百万円目標の設定

リスク

  • 中国・北米市場での炊飯ジャー販売不振の継続(中間期海外売上高は前年同期比2.1%減)
  • 円安による輸入コスト上昇リスク(通期業績予想前提為替レートを1ドル=155円に引き上げ)
  • 米国の関税政策動向による貿易摩擦リスク(米国子会社が関税還付申請中、還付可否・金額・時期は不確実)
  • 中東情勢の影響によるナフサ・その他原材料価格の高騰リスク
  • リビング製品の競争激化(主力ステンレスマグが国内外で苦戦、中間期前年同期比7.4%減)
  • 国内人口・世帯数の減少・少子高齢化による国内市場の長期的縮小
  • 通期営業利益予想が前期実績7,436百万円から6,600百万円へ11.2%減益見通しであり、下期の収益圧力が大きい

最終更新: 2026年2月18日