ローランド株式会社7944
電子楽器事業(単一セグメント)
電子楽器の開発・製造・販売を行うグローバル単一事業体
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年12月期第1四半期累計) | 25,633百万円 | 22,543百万円(2025年12月期第1四半期) | ↑ |
| 営業利益(2026年12月期第1四半期累計) | 1,947百万円 | 1,442百万円(2025年12月期第1四半期) | ↑ |
| 売上高営業利益率(2026年12月期第1四半期累計) | 7.6% | 6.4%(2025年12月期第1四半期) | ↑ |
| 経常利益(2026年12月期第1四半期累計) | 1,731百万円 | 1,343百万円(2025年12月期第1四半期) | ↑ |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益(2026年12月期第1四半期累計) | 1,429百万円 | 1,835百万円(2025年12月期第1四半期) | ↓ |
| 1株当たり四半期純利益(2026年12月期第1四半期累計) | 54円20銭 | 67円65銭(2025年12月期第1四半期) | ↓ |
| 総資産(2026年3月31日時点) | 80,809百万円 | 83,477百万円(2025年12月31日) | ↓ |
| 自己資本比率(2026年3月31日時点) | 50.8% | 49.2%(2025年12月31日) | ↑ |
| 営業キャッシュ・フロー(2026年12月期第1四半期累計) | 4,926百万円 | 3,894百万円(2025年12月期第1四半期) | ↑ |
| 通期売上高予想(2026年12月期) | 106,400百万円 | 100,952百万円(2025年12月期実績) | ↑ |
| 通期営業利益予想(2026年12月期) | 10,000百万円 | 9,412百万円(2025年12月期実績) | ↑ |
事業詳細
ローランド株式会社グループは電子ピアノ、電子ドラム、シンセサイザー、ギター関連機器、映像音響機器など幅広い電子楽器製品をグローバルに展開する。売上高の91%を海外から獲得し、北米・欧州が主要市場。製造はマレーシア工場を主力拠点とし、販売子会社を通じて世界各地域に展開。Roland Cloudを活用したソフトウェア・サービス事業も育成中。2026年12月期第1四半期は楽器市場の底打ち感を背景に売上高・営業利益ともに前年同期比で大幅増収増益を達成した。
直近の概況
楽器市場の底打ちを受け売上高・営業利益が大幅増も、純利益は税負担増で前年同期比減
2026年12月期第1四半期は売上高25,633百万円(前年同期比13.7%増)、営業利益1,947百万円(同35.0%増)と大幅増収増益。コロナ後の需要反動減が続いた楽器市場に底打ち感が見られ、鍵盤楽器・管打楽器・ギター関連機器の3カテゴリーが二桁成長。一方、法人税等が前年同期の還付超過(△514百万円)から293百万円の支払いに転じたため、親会社株主帰属純利益は1,429百万円(同22.1%減)となった。後発事象として、メキシコ子会社で悪意ある第三者による資金流出事案(被害額約136百万円)が発生したが、通期業績への影響は軽微と見込む。通期業績予想は2026年2月13日公表値から変更なし。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 電子ドラム新製品群の米国中心の旺盛な需要継続と管打楽器カテゴリーの拡大
- ポータブルタイプ電子ピアノの米国・中国での好調および家具仕上げデジタルピアノのリニューアル効果
- ギターエフェクター新製品群とKATANAシリーズアンプの高水準推移
- Roland Cloudの会員数増加によるLTV向上とソフトウェア/サービス分野の成長
- 楽器市場全体の底打ちと緩やかな回復局面への移行
- インド・インドネシア・中南米等の新興国市場での販売体制強化と専用モデル投入
- 直営店「ローランドストア」・「ストア・イン・ストア」の好調な販売実績
- 米国関税影響に対するコストゼロベース見直し・価格調整・生産地最適化による吸収
リスク
- 米国関税政策の変更によるサプライチェーン・コスト面への継続的影響
- 中東情勢の緊迫化に伴う地政学リスクとエネルギー価格・国際物流の不確実性
- 生成AI需要拡大を背景とした半導体メモリ価格の上昇によるコスト増
- 中国市場における電子管楽器の競争環境激化と需要低迷
- クリエーション関連機器&サービスカテゴリーにおける大型新製品投入後の需要反動減
- 映像音響機器カテゴリーにおける大型商談の反動による販売減少
- 為替変動リスク(当第1四半期に為替差損149百万円を計上)
- メキシコ子会社における資金流出事案(被害額約136百万円)に伴う内部統制上のリスク
- 連結子会社Drum Workshop, Inc.の業績動向リスク
- 欧州における楽器小売店間の競争激化と市場環境の変化
最終更新: 2026年3月5日

