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Solvvy株式会社

7320東証グロースその他の金融業

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事業内容

Solvvy株式会社(旧:日本リビング保証)は、保証・デジタルマーケティング・システムコンサルティング・業務運営・組込型金融の5機能を組み合わせた独自のSAaaS(Smart Assurance as a Service)メソッドを通じ、住宅事業者・再生可能エネルギー事業者・教育ICT関連企業等を主要顧客として、ストックビジネスの創出・収益化を支援する。2024年11月に株式会社メディアシークを完全子会社化し、HomeworthTech・ExtendTech・LifeTech・FinTechの4セグメント体制へ移行。

2025年6月期の連結売上高は6,705百万円(前期比25.1%増)に達する。

ビジネスモデル

顧客企業から保証料を契約時に一括収受し、保証期間にわたって均等に期間配分して売上計上するストック型収益構造を採用。前受収益・長期前受収益残高(2025年6月期末14,203百万円)が将来収益の可視性を高める。

加えて、電子マネー「おうちポイント」の組込型金融や検査補修サービス、デジタルマーケティング等の付随サービスが収益を多層化している。

企業の強み

HomeworthTech事業の前受収益・長期前受収益残高は2025年6月期末に14,203百万円(前期比20.9%増)に達し、2026年6月期中間期末には15,304百万円(前年同期比20.0%増)へ拡大。新規契約獲得金額も2025年6月期に5,421百万円(同20.3%増)と継続的に積み上がっており、将来収益の可視性が高い。

電子マネー「おうちポイント」の導入社数は2025年6月期末158社(前期比31.7%増)、2026年6月期中間期末166社(前年同期比23.0%増)と拡大。住宅・不動産業界のDX化遅れを追い風に、アプリ・チャットボット等デジタルプロダクトの需要も高まっており、組込型金融収益の多層化が進んでいる。

HomeworthTech事業で培った保証制度構築・運用ノウハウを再生可能エネルギー(蓄電システム20年保証・ESS Warranty System)、教育ICT(GIGAスクール向けPC保証)、EV充電設備保証など多領域へ展開。ExtendTech事業の2025年6月期売上高は2,441百万円と全社売上の36.4%を占める。

エンヴァリスの着眼点

2025年6月期に計上した保証損失937百万円は当第3四半期累計では発生ゼロとなり、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,079百万円(前年同期比291.0%増)と大幅回復した。前期の特別損失が一過性であったことが数値で裏付けられた形であり、通期純利益予想1,625百万円の達成可能性は高まっている。

ただし、保証損失引当金の残高管理と将来の保証損失発生リスクは引き続き注視が必要である。

第3四半期累計の売上高は前年同期比12.5%増の5,241百万円と堅調な一方、営業利益は同2.0%増の1,068百万円にとどまり、販売費及び一般管理費が2,240百万円から2,690百万円へ約449百万円増加している。人材・デジタル領域への積極投資が費用増の主因とされるが、投資効果の発現時期と費用増加の持続性については慎重に見極める必要がある。

経常利益は営業外収益(投資不動産売却益・有価証券売却益等)の寄与で19.3%増と改善しているが、本業の収益性改善が課題として残る。

通期予想は売上高8,200百万円(前期比22.3%増)、営業利益2,100百万円(同29.6%増)、純利益1,625百万円で変更なし。第3四半期累計の売上高進捗率は63.9%、営業利益は50.9%であり、第4四半期(2026年4月〜6月)に売上高約2,959百万円、営業利益約1,031百万円の計上が必要となる。

HomeworthTech事業の新規契約獲得金額が第3四半期単四半期で前年同期比152.8%と急増しており、第4四半期への収益貢献が期待される。市場環境として住宅着工件数の動向や再エネ政策の変化が業績に影響しうる点は外部リスクとして認識すべきである。

成長戦略

SAaaSメソッド強化・新規領域展開・M&Aによる多角的成長戦略

地震保証・地盤補償など新たな保証カテゴリーへの展開を推進。第3四半期単四半期の新規契約獲得金額は前年同期比152.8%と急増しており、前受収益残高の積み上がりが加速している。

住宅事業者向け電子マネー発行サービスの導入社数を継続的に拡大し、未使用残高の積み上がりによる安定収益を確保する。導入社数167社・未使用残高2,866百万円と着実に成長中。

太陽光発電・蓄電システム向け保証サービスを中心に事業を推進。GIGAタブレット保証の大幅縮小という逆風の中、再エネ領域の売上高は第3四半期単四半期で前年同期比128.9%と回復基調にある。

2024年11月の株式交換完全子会社化により、システム開発リソースをグループ内横断活用。LifeTech事業の第3四半期累計売上高は前年同期比66.4%増、セグメント利益は同93.9%増と急成長を実現している。

人材・デジタル領域への積極投資と並行して社内業務DXを推進し、オペレーション効率化による利益率改善を図る。HomeworthTech事業のセグメント利益は前年同期比30.1%増と、売上増収率(15.8%増)を上回る利益成長を実現している。

最終更新: 2026年7月17日