国内事業
国内でフォークリフト等物流機器の生産・販売を担うコアセグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(外部顧客) | 143,142百万円(2026年3月期第3四半期累計) | 146,233百万円(2025年3月期第3四半期累計) | ↓ |
| セグメント利益(営業利益) | 2,975百万円(2026年3月期第3四半期累計) | 3,076百万円(2025年3月期第3四半期累計) | ↓ |
| のれん等償却前営業利益 | 5,978百万円(2026年3月期第3四半期累計) | 6,729百万円(2025年3月期第3四半期累計) | ↓ |
| セグメント利益率(営業利益率) | 2.1%(2026年3月期第3四半期累計) | 2.1%(2025年3月期第3四半期累計) | — |
| のれん等償却前営業利益率 | 4.2%(2026年3月期第3四半期累計) | 4.6%(2025年3月期第3四半期累計) | ↓ |
| フォークリフト販売台数(国内) | 19千台(2026年3月期第3四半期累計) | 20千台(2025年3月期第3四半期累計) | ↓ |
事業詳細
国内事業は、フォークリフトを中心とした物流機器および保守部品の生産・販売を国内で行う事業であり、関連商品・保守部品の販売も含む。国内営業部門が生産・技術部門と連携し、価格適正化や直系販売会社の再編を通じた収益力強化を推進。国内市場は安定的・堅調に推移しており、連結売上高の約30%を占める。北米向けノックダウン部品の供給も担う製造拠点としての役割も持つ。
直近の概況
受注堅調も商流変更・北米向け部品減少で売上・利益ともに微減
2026年3月期第3四半期累計の国内事業売上高は143,142百万円(前年同期比2.1%減)、セグメント利益は2,975百万円(同3.3%減)。受注は堅調に推移し価格適正化効果もあったが、商流変更により一部製品が海外事業セグメントへ移管されたことに加え、北米向けノックダウン部品の供給が減少したことが利益を圧迫した。のれん等償却前営業利益率は4.2%と前年同期の4.6%から0.4ポイント低下した。なお、ロジスネクスト東京・中部の2社が連結範囲から除外されている。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 国内物流機器市場の安定的・堅調な需要継続
- 価格適正化施策による収益性改善効果
- 本社国内営業機能と直系販売会社の一体化による事業効率向上
- バッテリー車・リチウムイオン搭載モデル等の新製品投入による付加価値向上
- AGV/AGF等自動化・自律化製品の需要拡大(物流2024年問題対応)
リスク
- 北米向けノックダウン部品供給減少による国内製造稼働への影響
- 商流変更による一部製品の海外事業セグメントへの移管に伴う売上高の構造的変化
- 国内直系販売会社再編(ロジスネクスト東京・中部の連結除外)に伴う移行期の事業運営リスク
- LVJホールディングス2合同会社による公開買付けに伴う上場廃止予定と経営体制変化のリスク
- 米国関税政策によるグローバル景気減速が国内需要に波及するリスク
海外事業
米州・欧州・アジア・中国でフォークリフト等物流機器を製造・販売する主力セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年3月期第3四半期累計) | 339,571百万円 | 354,555百万円(2025年3月期第3四半期累計) | ↓ |
| セグメント利益(2026年3月期第3四半期累計) | 7,120百万円 | 15,140百万円(2025年3月期第3四半期累計) | ↓ |
| セグメント利益率(2026年3月期第3四半期累計) | 2.1% | 4.3%(2025年3月期第3四半期累計) | ↓ |
| のれん等償却前営業利益(2026年3月期第3四半期累計) | 10,514百万円 | 19,425百万円(2025年3月期第3四半期累計) | ↓ |
| のれん等償却前営業利益率(2026年3月期第3四半期累計) | 3.1% | 5.5%(2025年3月期第3四半期累計) | ↓ |
| フォークリフト海外販売台数(2026年3月期第3四半期累計) | 49千台 | 66千台(2025年3月期第3四半期累計) | ↓ |
事業詳細
フォークリフトを中心とした物流機器及び保守部品の生産・販売を海外で行う事業であり、関連商品・保守部品の販売も含む。売上高は連結全体の約70%を占める最重要セグメント。米州(主に米国)が最大市場であり、欧州・アジア・中国にも生産・販売拠点を展開。地域ごとに市場環境が異なり、米州での動向が全社業績に大きく影響する構造となっている。
直近の概況
米州の需要鈍化・関税コスト増が直撃し、セグメント利益は前年同期比53.0%減と急落
2026年3月期第3四半期累計の海外事業売上高は339,571百万円(前年同期比4.2%減)、セグメント利益は7,120百万円(同53.0%減)。欧州・アジア・中国は増収増益で堅調に推移したものの、主力の米州において米国関税政策による需要鈍化、大口顧客の発注先延ばし、韓国勢との競争激化による販売コスト増加、関税負担額の増加が重なり、販売台数・利益ともに大幅に減少した。円高ドル安の為替影響も売上高の円換算額を押し下げた。なお、欧州ではスウェーデン工場閉鎖・生産集約の効果が顕在化し、中国では販売事業再編の効果が出てきている。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 欧州スウェーデン工場閉鎖・フィンランド工場への生産集約による固定費削減と生産効率向上(2026年3月期第3四半期累計で効果顕在化)
- 中国市場での選択と集中(販売事業再編)による収益構造改善(2026年3月期第3四半期累計で効果発現)
- バッテリー車ラインナップ拡充(リチウムイオン搭載モデル含む)による脱炭素需要への対応
- 米州における代理店在庫調整局面の解消と需要回復期待(前年比では持ち直しの傾向)
- 欧州・アジア・中国市場での堅調な物流機器需要継続
リスク
- 米国関税政策による需要鈍化・コストアップ(関税負担の販売価格転嫁困難)
- 韓国勢・中国勢との競争激化による販売コスト増加と価格競争圧力
- 円高ドル安進行による為替換算影響(米州売上の円換算額減少)
- 欧州・アジアにおける中国製リチウムイオンバッテリー車の台頭による競争激化
- 米国エンジン認証遅延に係る偶発損失引当金の追加計上リスク(国内エンジン製造子会社において3,250百万円を特別損失計上済み)
- 米国関税政策がグローバル各地域での景気減速を引き起こすことによる需要全般への波及リスク
- 地政学的リスク(ウクライナ侵攻・中東情勢)によるサプライチェーン混乱
最終更新: 2026年7月17日

