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HPCシステムズ株式会社

6597東証グロース電気機器

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HPCシステムズ株式会社6597

HPC事業

科学技術計算用コンピュータのワンストップソリューションを提供する中核事業

期間今期前期増減率
売上高(2026年6月期第3四半期累計)4,052百万円3,802百万円(2025年6月期第3四半期累計)
セグメント利益(2026年6月期第3四半期累計)456百万円459百万円(2025年6月期第3四半期累計)
売上高前年同期比+6.6%
セグメント利益前年同期比-0.6%
売上高(2025年6月期通期)4,569百万円
セグメント利益(2025年6月期通期)460百万円

事業詳細

大学・公的研究機関・民間企業のR&Dセンター等を顧客とし、科学技術計算用高性能コンピュータ(HPC)のシステムインテグレーション、ソフトウェア開発・販売、受託計算・研究支援、クラウドサービスまでをワンストップで提供。計算化学(ライフサイエンス・マテリアルサイエンス)を重点領域とし、長年にわたり構築した大学・研究機関・企業R&D部門との関係性が競争優位の源泉。AI・DX需要の拡大を背景に市場成長が見込まれる。

直近の概況

民間・大学向け堅調も大口低粗利案件で利益率低下、増収減益

2026年6月期第3四半期累計において、民間企業・大学等公的研究機関向けともに堅調に推移し売上高は4,052百万円(前年同期比6.6%増)を確保。一方、大学向け大口案件の一部に低粗利での受注があり利益率が低下。加えて人員増による人件費増加および営業経費増加により販売管理費が膨らんだ結果、セグメント利益は456百万円(前年同期比0.6%減)と微減となった。増収を確保しながらも利益率の改善が課題として残る。

主要プロダクト

service
HPCシステムインテグレーション

スーパーコンピュータからエッジコンピュータまで幅広いコンピューティングシステムを顧客要件に応じて設計・構築・導入するSI事業。大口案件を含む民間企業・大学等公的研究機関向けに展開。

product
オリジナルソフトウェアプログラム開発・販売

科学技術計算分野向けの独自ソフトウェアを開発・販売。海外向けソフトウェアライセンスビジネスの強化にも取り組み、国内市場中心のビジネスモデルからの収益多様化を推進。

platform
サイエンスクラウドサービス(Science as a Cloud)

オンプレミスのHPCシステム導入に加え、クラウド経由で科学技術計算リソースを提供するサービス。顧客の多様なニーズに対応したワンストップ体制を支える。

service
受託計算・研究開発支援サービス

高性能計算リソースを活用した受託計算サービスおよび研究開発支援を提供。一定期間にわたり移転されるサービスとして収益認識され、2026年6月期第3四半期累計で92百万円を計上。

成長ドライバー

  • AI・DX需要の拡大による科学技術計算市場の成長継続
  • 大学・公的研究機関向けの堅調な需要
  • 案件管理の徹底による利益率改善への取り組み
  • 海外向けソフトウェアライセンスビジネスの強化による収益多様化
  • マテリアルズ・インフォマティクス等AI融合領域での新規需要獲得
  • 5G・コネクテッドカー等社会インフラ分野へのHPC適用拡大
  • HPCサーバーの大口受注獲得による売上拡大

リスク

  • 大学向け大口案件における低粗利受注による利益率低下リスク
  • 円安進行による輸入コスト上昇(HPC機器の多くが輸入品)
  • 米国通商政策の不確実性によるグローバル経済減速・サプライチェーン混乱
  • メモリ価格の歴史的高騰など部材コスト上昇リスク
  • 技術革新の加速に伴う人財確保・育成コストの増加(人員増による人件費増加が継続)
  • 特定顧客・案件への依存による売上変動リスク
  • 海外大口案件の反動減リスク

最終更新: 2025年9月29日