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株式会社unerry

5034東証グロース情報通信業

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Beacon Bank事業(単一セグメント)

リアル行動ビッグデータプラットフォーム「Beacon Bank®」を核とする単一事業会社

期間今期前期増減率
売上高(2026年6月期第3四半期累計)3,691百万円(前年同四半期比34.5%増)2,744百万円(2025年6月期第3四半期累計)
営業利益(2026年6月期第3四半期累計)393百万円(前年同四半期比39.3%増)282百万円(2025年6月期第3四半期累計)
経常利益(2026年6月期第3四半期累計)399百万円(前年同四半期比41.1%増)283百万円(2025年6月期第3四半期累計)
四半期純利益(2026年6月期第3四半期累計)263百万円(前年同四半期比42.6%増)184百万円(2025年6月期第3四半期累計)
リカーリング顧客売上高(2026年6月期第3四半期累計)3,343百万円
リカーリング顧客売上高比率(2026年6月期第3四半期累計)90.6%87.4%(2025年6月期通期)
リカーリング顧客数(2026年6月期第3四半期累計)176社140社(2025年6月期通期)
リカーリング顧客平均売上高(2026年6月期第3四半期累計)18,995千円
通期業績予想・売上高(2026年6月期)5,002百万円(前期比34.3%増)3,726百万円(2025年6月期通期)
通期業績予想・営業利益(2026年6月期)500百万円(前期比60.4%増)312百万円(2025年6月期通期)

事業詳細

株式会社unerryは「心地よい未来を、データとつくる。」をミッションに掲げ、GPS・ビーコンデータを基盤とする生活者行動データプラットフォーム「Beacon Bank®」を運営する。小売事業者・消費財メーカー・自治体等を主要顧客とし、分析・可視化・行動変容・One to Oneの3サービスをリテールDX・リテールメディア・スマートシティ・グローバルの4領域に提供。分析・可視化サービスをドアノックとしたクロスセル・アップセルによりリカーリング型収益モデルを構築している。

直近の概況

第3四半期累計で売上高34.5%増・営業利益39.3%増と高成長継続、ブログウォッチャーを完全子会社化

2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)の売上高は3,691百万円(前年同四半期比34.5%増)、営業利益は393百万円(同39.3%増)と高成長を維持。リカーリング顧客数は176社(前通期140社)、リカーリング顧客売上高比率は90.6%(前通期87.4%)に改善。後発事象として2026年5月1日付で株式会社ブログウォッチャーを取得原価748百万円(現金対価)で完全子会社化し、同時に三井住友銀行から750百万円を借入(弁済期限2028年5月1日、担保:ブログウォッチャー株式)。また、GumGum Japan社との「来店効果測定メニュー」、東京地下鉄・メトロアドエージェンシーとの「イベント設計ナビ」など新サービスを相次いで開始。通期業績予想(売上高5,002百万円、営業利益500百万円)に変更なし。

主要プロダクト

platform
Beacon Bank®

生活者のリアル行動ビッグデータを収集・解析し、小売・メーカー・自治体等に提供するコアプラットフォーム。2026年5月に完全子会社化した株式会社ブログウォッチャーとのデータ資産・技術基盤連携により、国内位置情報データ規模の年間1兆件規模への拡大を目指す。

service
分析・可視化サービス(ショッパーみえーる)

リカーリング顧客獲得のドアノックサービスとして機能し、クロスセル・アップセルの起点となる。GumGum Japan社との連携による「来店効果測定メニュー」や、東京地下鉄・メトロアドエージェンシーとの三社協業による「イベント設計ナビ」など新メニューを拡充中。

service
行動変容サービス(Beacon Bank AD)

リアル行動データに基づくターゲティング広告配信により、消費者の行動変容(来店・購買)を促進する。コンテキスト広告との掛け合わせによる来店効果測定など、広告主の投資対効果可視化ニーズに対応したメニューを拡充している。

service
One to Oneサービス(Beacon Bank 1to1)

生活者個人の行動データを活用し、最適なタイミング・チャネルでのOne to Oneコミュニケーションを実現するサービス。リカーリング顧客の単価向上に寄与するアップセル商材として位置づけられる。

platform
プロファイルパスポート(ブログウォッチャー)

株式会社ブログウォッチャーが運営する位置情報データプラットフォーム。観光・建設コンサルティング向けデータ提供やダッシュボードサービスの実績を持つ。unerryとのデータ資産・技術基盤連携により、まちづくり分野での提供価値拡大を目指す。

成長ドライバー

  • 生活者行動データを活用したマーケティング活動への顧客認知度向上とニーズ・投資の増加
  • 分析・可視化サービスを起点とした行動変容サービス・One to Oneサービスへのクロスセル推進によるリカーリング顧客数(176社)・単価(平均18,995千円)の拡大
  • ブログウォッチャー完全子会社化(2026年5月1日)による国内位置情報データ規模の拡大とData Scaling Law効果、まちづくり・観光・建設コンサルティング領域への展開加速
  • GumGum Japan社との「来店効果測定メニュー」、東京地下鉄・メトロアドエージェンシーとの「イベント設計ナビ」など新サービスによる顧客基盤拡大
  • 生成AI・AIエージェントを活用したサービス高度化およびData Clean Roomを前提とした安全なデータ連携による付加価値向上
  • リテールDX・リテールメディア・スマートシティ各市場の高成長(国内リテールDX市場は2030年に2019年比1.6倍、リテールメディア市場は2028年に2025年比1.8倍の見込み)
  • 自治体向け観光データ活用支援事業(東京都「令和7年度DXによる観光データ活用等支援事業」)など公共分野への展開

リスク

  • ブログウォッチャー子会社化に伴う統合コスト・のれん計上(金額未確定)・連結財務諸表移行に伴う管理負担増加リスク、および三井住友銀行からの750百万円借入による財務レバレッジ上昇リスク
  • 販売費及び一般管理費の拡大(第3四半期累計で1,034百万円、前年同期比25.7%増)による利益率低下リスク
  • リカーリング顧客売上高比率は90.6%に改善しているものの、NRR等の顧客維持指標の動向次第では収益基盤が変動するリスク
  • 特定顧客(ジョイフル・トライアルカンパニー等)への売上集中リスク
  • 位置情報・個人関連情報の取り扱いに係るプライバシー規制強化・情報セキュリティリスク
  • 米国通商政策・中東情勢・金融資本市場の変動など外部環境の不透明感による顧客のマーケティング投資抑制リスク

最終更新: 2025年9月26日