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マーケティングソリューション

「見える化エンジン」「カスタマーリングス」を擁する高収益安定事業セグメント

期間今期前期増減率
セグメント売上高(2026年9月期中間期)1,844百万円1,950百万円(2025年9月期中間期)
セグメント利益(2026年9月期中間期)724百万円881百万円(2025年9月期中間期)
セグメント売上高(2025年9月期通期)3,841百万円
セグメント利益(2025年9月期通期)1,710百万円
セグメント売上高前年同期比(2026年9月期中間期)-5.5%
セグメント利益前年同期比(2026年9月期中間期)-17.8%

事業詳細

「見える化エンジン」と「カスタマーリングス」の2サービスで構成される。見える化エンジンはコールセンター・マーケティング部門向けのVOC分析ツール、カスタマーリングスはEC事業者・通信販売事業者向けの統合マーケティングプラットフォーム。いずれもSaaS型サブスクリプションモデルで継続収益が大部分を占め、グループ内で高収益の安定事業として位置づけられる。ただし顧客数は減少傾向にあり、単価上昇で一部を補う構造となっている。

直近の概況

2026年9月期中間期は売上高5.5%減・利益17.8%減と減収減益が継続

2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)のセグメント売上高は1,844百万円(前年同期比5.5%減)、セグメント利益は724百万円(同17.8%減)。既存顧客のプランアップや従量課金増加により顧客単価は上昇傾向にあるものの、ライトユーザーを中心とした解約率の高止まりによる顧客数減少が売上・利益の双方を押し下げている。生成AIを活用した機能強化を推進しているが、顧客数減少トレンドの反転には至っていない。一定期間にわたり移転されるサービス(SaaS型)の売上高は1,786百万円と前年同期(1,878百万円)から減少している。

主要プロダクト

platform
見える化エンジン

コールセンターやマーケティング部門に集まる顧客の声に加え、ソーシャルメディア上の口コミを分析できるツール。「顧客体験フィードバック」のコンセプトのもと、企業が顧客に提供したい顧客体験と顧客の感じ方のギャップを分析する仕組みを提供。テキストマイニング技術をベースとし、生成AI技術による新機能・サービスも開発中。製造業を主力顧客とするが、サービス業にも浸透しつつある。ライトユーザーを中心に解約率がやや高い水準で推移しており、顧客数は減少傾向。

platform
カスタマーリングス

主にEC事業者や通信販売事業者向けに、顧客の属性・購入履歴・メール配信への反応等の情報に基づき最適なキャンペーンを実施できる統合マーケティングツール。「実感型デジタルマーケティング」のコンセプトのもと、オンライン施策が顧客行動に与える影響を分析・見える化し、次の施策決定を支援する。既存顧客のプランアップや従量課金増加により顧客単価は上昇傾向にあるものの、顧客数減少の影響もあり売上高は微減で推移している。

成長ドライバー

  • 既存顧客のプランアップ・従量課金増加による契約平均単価の上昇傾向
  • 生成AI技術を活用した新機能・サービス開発による差別化推進
  • コンサルティング提供を通じた顧客内での幅広い部門活用促進による定着率向上
  • 電子商取引市場の拡大に伴うデジタルマーケティング需要の継続的な拡大
  • 自社開発のテキストマイニング技術による高精度テキスト解析の競争優位

リスク

  • ライトユーザーを中心とした解約率の高止まりによる顧客数の継続的な減少傾向
  • デジタルマーケティング分野への新規参入増加による競争環境の激化
  • 顧客数減少が単価上昇を上回る構造が継続し、2026年9月期中間期も売上高5.5%減・利益17.8%減と減収減益が定着しつつあるリスク
  • 主力顧客である製造業の設備投資抑制等による需要変動リスク
  • グループ全体の成長をHRソリューションセグメントが牽引する中、マーケティングソリューションの収益貢献度が低下するリスク

最終更新: 2025年12月25日