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4047東証プライム化学

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関東電化工業株式会社4047

基礎化学品事業

無機・有機化学薬品を製造販売する関東電化の基盤事業部門

期間今期前期増減率
売上高(通期・2026年3月期)8,010百万円7,995百万円
営業損益(通期・2026年3月期)109百万円(営業利益)△578百万円(営業損失)
セグメント資産(通期・2026年3月期)10,914百万円10,251百万円
減価償却費(通期・2026年3月期)870百万円900百万円
設備投資額(通期・2026年3月期)656百万円914百万円

事業詳細

無機製品(か性ソーダ、塩酸)と有機製品(トリクロールエチレン、パークロールエチレン、塩化ビニリデン等)を主力とする製造販売事業。国内化学工業向けに幅広い基礎化学品を供給するが、市況変動や原燃料価格の影響を受けやすい構造を持つ。2026年3月期は価格修正効果や一部製品の数量増加により、前期の営業損失から営業黒字へ転換を果たした。

直近の概況

2期連続営業損失から脱却し、2026年3月期に営業黒字109百万円を達成

2026年3月期の基礎化学品事業部門の売上高は8,010百万円と前期比15百万円(0.2%)の微増にとどまったが、営業損益は前期の営業損失578百万円から営業利益109百万円へと大幅に改善した。塩酸の価格修正効果や塩化ビニリデンの数量増加が寄与した一方、か性ソーダは輸出販売増に伴う価格低下、トリクロールエチレン・パークロールエチレンは数量減少により減収となった。

主要プロダクト

product
か性ソーダ

電解法により製造する基礎無機化学品。2026年3月期は販売数量が増加したものの、輸出販売の増加に伴う販売価格の低下により前期比減収となった。市況変動の影響を受けやすい品目。

product
塩酸

塩素化学品の一つで、各種工業プロセスに幅広く使用される基礎化学品。2026年3月期は価格修正効果により前期比増収となった。

product
トリクロールエチレン

有機溶剤として金属洗浄等に使用される有機塩素系化学品。2026年3月期は価格修正効果があったものの販売数量の減少により前期比減収となった。

product
パークロールエチレン

ドライクリーニング溶剤や金属洗浄剤として使用される有機塩素系化学品。2026年3月期は販売数量が減少したことにより前期比減収となった。

product
塩化ビニリデン

食品包装フィルム等に使用される有機塩素系モノマー。2026年3月期は販売数量が増加したことから前期比増収となった。

成長ドライバー

  • 塩酸等一部製品の価格修正効果による収益改善
  • 塩化ビニリデン等の販売数量増加による増収効果
  • 中期経営計画「Dominate 1000」における無機製品値上げ・省人化・コストダウン施策の継続推進
  • 原燃料価格・エネルギーコストの安定化による製造コスト削減
  • 将来的な精密化学品事業への展開を含む事業ポートフォリオ改革の実行

リスク

  • か性ソーダの市況悪化・輸出販売増に伴う販売価格低下リスク
  • トリクロールエチレン・パークロールエチレンの販売数量減少傾向の継続
  • 原燃料価格・エネルギーコストの上昇による収益圧迫
  • 米国通商政策・追加関税等による化学工業向け需要の下振れリスク
  • エネルギー多消費型製品事業の縮小方針に伴う事業規模の漸減リスク

最終更新: 2026年6月25日