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3628東証グロース情報通信業

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ヘルスケア事業(単一セグメント)

医療費適正化を支援するデータヘルス・データ利活用の二本柱事業

期間今期前期増減率
売上高(連結・12カ月)5,141百万円3,853百万円(前連結会計年度・9カ月変則決算)
営業利益22百万円△516百万円(前連結会計年度・9カ月)
経常利益10百万円△503百万円(前連結会計年度・9カ月)
親会社株主に帰属する当期純利益267百万円△2,964百万円(前連結会計年度・9カ月)
EBITDA425百万円95百万円(前連結会計年度・9カ月)
売上高営業利益率0.4%△13.4%(前連結会計年度・9カ月)
自己資本比率6.2%2.5%
1株当たり純資産33.15円12.03円
データ利活用サービス取引社数(直近12カ月)94社(うち製薬会社等43社)69社(うち製薬会社等32社)
現金及び現金同等物期末残高1,016百万円1,224百万円

事業詳細

保険者(市町村国保・後期高齢者医療広域連合等)向けにレセプト・特定健診データを分析するデータヘルス関連サービスと、製薬会社・アカデミア等向けに匿名加工情報を活用したデータ利活用サービスを展開する。独自の医療関連データベースをコアコンピタンスとし、国民の健康増進と医療費適正化に貢献することを事業目的とする。国内のみで事業を展開する単一セグメント。

直近の概況

2026年3月期は営業・経常利益が黒字転換、純利益267百万円を計上

2026年3月期(12カ月)は売上高5,141百万円、営業利益22百万円、経常利益10百万円と黒字転換を達成。償却費をはじめとする固定費削減・業務効率化・人員配置適正化が寄与。連結子会社DesCヘルスケア㈱が親会社DeNAより借入金の一部債務免除(330百万円)を受けたことで特別利益を計上し、当期純利益は267百万円。一方、投資有価証券評価損59百万円を特別損失に計上。欠損填補のため資本金2,106百万円・資本剰余金837百万円を減少し利益剰余金へ振り替え。継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況は継続しているが、重要な不確実性は認められないと判断。

主要プロダクト

service
データヘルス関連サービス

主要顧客である市町村国保を中心に安定的に受注件数を拡大。2026年3月期は前年同期(2024年4月〜2025年3月の12カ月間)比で売上高が144百万円増加。骨太方針2025における医療費適正化推進の政策的追い風を受け、保険者からのニーズは依然として高い。

platform
kencom

連結子会社DesCヘルスケア㈱が提供するヘルスケアエンターテインメントアプリ。2026年3月期も複数自治体から新規受注を獲得し、提供自治体数を着実に積み増し。kencom用ソフトウェアの耐用年数を従来の2年から5年に変更(会計上の見積り変更)し、減価償却費が26百万円減少。

service
データ利活用サービス

顧客からの引き合いは依然として強く、2026年3月期は前年同期(2024年4月〜2025年3月の12カ月間)比で売上高が296百万円増加。直近12カ月の取引社数は94社(うち製薬会社等43社)と前年同期の69社(うち製薬会社等32社)から順調に増加。上位20社の顧客あたり取引額も前年同期比25%増加。

成長ドライバー

  • データ利活用サービスの高成長継続(前年同期比296百万円増)および取引社数・顧客単価の双方拡大(取引社数94社、上位20社顧客あたり取引額前年同期比25%増)
  • kencomの自治体向け展開加速による新規受注獲得(複数自治体への提供拡大を継続)
  • 市町村国保向けデータヘルス関連サービスの安定的な受注件数拡大(前年同期比144百万円増)
  • 償却費をはじめとする固定費削減・業務効率化・人員配置適正化による収益構造改善(前年同期比営業損益906百万円改善)
  • 骨太方針2025における医療費適正化推進の政策的追い風
  • AI活用による生産性向上と事業構造変革(2027年3月期に向けた取り組み)
  • kencom用ソフトウェアの耐用年数延長(2年→5年)による減価償却負担の軽減

リスク

  • 純資産額が476百万円(自己資本比率6.2%)と依然低水準であり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が継続
  • 有利子負債残高が5,290百万円(短期借入金2,300百万円+1年内返済予定長期借入金120百万円+長期借入金2,870百万円)と高水準で、金融機関5行および親会社DeNA依存の資金調達構造
  • 営業キャッシュ・フローが△219百万円と依然マイナスで、運転資金を外部借入に依存
  • 自治体・保険者の財政悪化による保健事業予算削減リスク
  • データヘルス関連サービスはデータヘルス計画策定サイクルに依存した受注変動リスク
  • 連結子会社DesCヘルスケア㈱に係る追加減損リスク(前期に2,440百万円の減損損失を計上済み)
  • 売掛金及び契約資産が576百万円増加しており、売上拡大に伴う運転資本増加リスク

最終更新: 2026年6月29日