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株式会社中村屋

2204東証スタンダード食料品

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株式会社中村屋2204

菓子事業

中村屋の主力セグメント。和洋菓子・中華まんを製造販売し、売上の約70%を占める。

期間今期前期増減率
売上高26,220百万円26,834百万円
セグメント営業利益2,673百万円2,545百万円
セグメント資産20,280百万円20,741百万円
減価償却費1,555百万円1,264百万円
設備投資額(有形・無形固定資産増加額)977百万円494百万円

事業詳細

和菓子類・洋菓子類・パン類・中華まんじゅう類を製造販売する中核事業。量販店・コンビニエンスストア販路向け中華まん(肉まん・あんまん・ピザまん等)と、ギフト菓子・デイリー菓子・焼菓子等の菓子類が主力。新宿中村屋ビル内「スイーツ&デリカBonna」やキャラメルスイーツ専門店「CARAMEL MONDAY」も運営する。2026年3月期は売上高が前期比2.3%減となったものの、製造コスト低減・工場稼働率平準化により営業利益は5.0%増益を達成した。

直近の概況

売上は前期比2.3%減も、コスト改善により営業利益は5.0%増益を達成。

2026年3月期の菓子事業は、売上高26,220百万円(前期比613百万円減、2.3%減収)となった。菓子類ではどら焼リニューアルや「月の菓」規格変更等で増収を図ったが、全体では減収。一方、原材料調達方法・商品価格・規格の見直し、アイテム絞り込みによる製造コスト低減・工場稼働率平準化を推進した結果、営業利益は2,673百万円(前期比128百万円増、5.0%増益)と収益体質の改善が進んだ。設備投資額は977百万円と前期494百万円から大幅に増加しており、将来に向けた投資が拡大している。

主要プロダクト

product
中華まんじゅう類

肉まん・あんまん・ピザまん等の基幹商品に加え、春夏期「辛肉まん」、秋冬期「濃厚チーズ肉まん」「てりやきチキンまん」等の季節限定品を展開。コンビニ向けでは「じゃがまるくん」「チーズ肉まん」やキャラクターコラボ商品、スチーマー販売「チーズベーグル」も投入。電子レンジ対応個包装の簡便性訴求により年間定番化を推進。

product
ギフト菓子類

主力商品「月の菓」の規格変更や新商品「月の菓 栗」の新発売によりカジュアルギフトの品揃えを強化。親しい間柄で贈り合うカジュアルギフト需要の拡大に対応した商品展開を推進している。

product
デイリー菓子類

どら焼類のリニューアルを実施し、メディアでも話題となった「逸品どら焼」を中心に拡販。次期中核商品育成に向け「小倉粒あんもなか」「焼きかりんとう饅頭」「あんこパイ」「ミルクまん」など製餡技術を活かした商品ラインナップを強化・展開。

service
スイーツ&デリカBonna(ボンナ)

新宿中村屋本店「スイーツ&デリカBonna」において、季節商品の販売や百貨店の催事出店などを積極的に展開。新たな中村屋ファンの獲得とブランドイメージの発信に注力している。

service
CARAMEL MONDAY

季節限定商品の発売やターミナル駅・商業施設での催事出店を継続的に実施し、ブランド認知度向上と土産需要への対応を図る。新たな顧客層へのアプローチとして、量販店販路にて姉妹ブランド「CARAMEL MONDAYの朝」の展開を新たに開始した。

成長ドライバー

  • コンビニエンスストア販路向け中華まんの基幹商品改良・バラエティ商品拡充およびキャラクターコラボによる顧客層拡大
  • 電子レンジ対応個包装の簡便性訴求による中華まんの通年販売強化・季節需要依存からの脱却
  • デイリー菓子(どら焼類リニューアル等)の品質改良・製餡技術を活かした次期中核商品育成による増収
  • カジュアルギフト需要拡大への対応(「月の菓」規格変更・新商品投入)による売上拡大
  • 商品アイテム絞り込みによる製造コスト低減・工場稼働率平準化を通じた収益体質強化
  • 「CARAMEL MONDAY」催事展開継続および量販店向け姉妹ブランド「CARAMEL MONDAYの朝」展開による新規顧客獲得

リスク

  • 原材料価格・輸送費の高騰による製造コスト上昇圧力の継続
  • 個人消費低迷・実質賃金伸び悩みによるギフト需要・デイリー菓子需要の停滞
  • コンビニエンスストア販路における特定顧客への高依存リスク
  • 主力商品の特性から冬季に需要が集中する季節変動リスク(上半期と下半期で業績に季節的変動)
  • 設備投資額が前期比約2倍に拡大しており、投資回収が計画通りに進まないリスク
  • 減価償却費の増加(前期比約23%増)による利益圧迫リスク

最終更新: 2026年6月23日