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株式会社MUSCAT GROUP

195A東証グロースサービス業

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事業内容

株式会社MUSCAT GROUPは2016年設立、2024年6月に東京証券取引所グロース市場に上場した持株会社です。「ブランドプロデュースカンパニー」として、自社開発ブランド(オーラル美容ブランド『MiiS』等)の運営と、M&Aによるブランド獲得(美容コスメ『Fujiko』『b idol』、ヘアケア『bialne』等)を軸とするブランドプロデュース領域と、企業向けSNSマーケティング支援・ツール提供を行うブランドパートナー領域の2領域で事業を展開しています。

2025年7月に持株会社体制へ移行し、グループ各社の自律的な事業運営を推進しています。主要顧客は一般消費者(EC・小売経由)および企業クライアントです。

ビジネスモデル

ブランドプロデュース領域では、SNSデータを活用した商品企画・マーケティングにより自社ブランドをEC・小売チャネルで販売し、売上高の約70.6%(2026年3月期:2,917百万円)を占めます。ブランドパートナー領域では、企業向けSNS運用支援・広告・キャンペーン企画等のソリューション提供と中小企業向けツール『アドスタ byCCXcloud』の提供により残余収益を得ます。

M&Aによるブランドポートフォリオ拡大が成長の主エンジンです。

企業の強み

2022年の株式会社RiLi取得を皮切りに、2024年10月の松村商店、2025年8月のHaD、2025年10月のかならぼ(68.0%取得)等、連続的なM&Aを実行。2026年3月期には前年同期比38.3%増の売上高4,130百万円を達成し、ブランドプロデュース領域の販売高は前年同期比207.3%増の2,917百万円に拡大しました。

SNSコミュニティデータを活用した商品企画・マーケティングを自社ブランド運営に適用し、オーラル美容ブランド『MiiS』のオーガニック成長を実現。同手法はM&Aで取得したブランドにも横展開可能な仕組みとして機能しており、ブランドプロデュース領域の売上高は2025年3月期比で大幅拡大しています。

2025年7月に持株会社体制へ移行し、グループ各社が独立した企業として事業・組織改革に自律的に取り組める体制を構築。不採算事業(RiLiキャスティング・アパレル事業、ライスカレーLS)からの撤退を実行し、経営資源を高成長・高収益領域へ集中させる構造改革を2026年3月期中に実施しました。

エンヴァリスの着眼点

当第1四半期においても継続企業の前提に関する重要事象等が存在するとの記載が継続。会社は既存ブランドの収益性改善や資金調達目途の確保、現金及び預金521百万円の保有等を理由に重要な不確実性はないと判断しているが、財務体質の脆弱さは払拭されていない。

1Q営業損失は141百万円と前年同期(161百万円)から縮小し、経常損失も151百万円(前年167百万円)に改善した。一方、のれん償却額が54,756千円(前年18,722千円)に急増したことや法人税等の負担増により、親会社株主に帰属する四半期純損失は177百万円(前年115百万円)に拡大している。

総資産は5,337百万円(前期末5,648百万円)、純資産は883百万円(前期末1,086百万円)に減少し、自己資本比率は19.2%から16.5%へ低下した。純損失計上による資本の減少に加え、その他有価証券評価差額金の悪化も純資産減少に寄与しており、M&A戦略継続に必要な追加資金調達の依存度が高い状況が続く。

成長戦略

ニッチトップM&A戦略によるブランドポートフォリオ拡大と収益改善の両立

連結子会社8社体制を軸に、ニッチトップブランドのM&Aを継続し、ブランドプロデュース事業のポートフォリオを拡大する。前期は合計1,453百万円の資金調達を実施済み。

既存ブランドの市場シェア拡大とM&A後のPMI推進により、営業キャッシュ・フローの創出と収益性改善を図る。1Q営業損失は前年より縮小したが黒字化には未達。

持株会社である当社のグループ本社機能効率化によるコスト削減を通じ、営業キャッシュ・フロー創出に取り組む。

最終更新: 2026年8月13日