事業内容
株式会社robot homeは「テクノロジーで、住宅を変え、世界を変えていく。」を経営理念に掲げ、AI・IoT等の先端技術を活用したDXによる不動産サービスを展開する。主力のrobot home事業では、不動産オーナー向けに土地から選べるアパート経営「robot home」を軸に、新築・中古物件の供給(フロー領域)から賃貸管理受託(ストック領域)、売却・再投資までを一気通貫で提供する。
AI・IoT事業では同プラットフォームの開発・運用に加え、不動産業界以外へのDX総合支援サービスも展開。主要顧客は投資用不動産オーナーであり、東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
ビジネスモデル
robot home事業では物件供給(フロー)で顧客を獲得し、賃貸管理受託(ストック)・メンテナンス・自社保証(rh warranty)へと収益を積み上げる好循環モデルを構築。AI・IoT事業は継続課金型収益(359百万円)を含む高利益率セグメント(営業利益率46.5%)として機能し、グループ全体の収益基盤を補完する。
プラットフォーム内でのアプリ取引活性化により流通拡大を図る。
企業の強み
AI・IoT事業の2025期営業利益率は46.5%(売上高937百万円、営業利益436百万円)と極めて高水準。継続課金型収益359百万円を含むストック収益が安定的に積み上がっており、変動の大きいフロー事業の利益を補完する構造となっている。
売上高は2021期4,091百万円から2025期24,068百万円へと約5.9倍に拡大。2025期は前年同期比82.9%増を達成。一過性要因を除いた正常値ベースでも売上高は前年同期比104.4%増、営業利益は73.2%増と実力ベースの成長が確認できる。
2025期末の現金及び現金同等物は7,505百万円。営業CFは1,849百万円の収入を確保しており、不動産取得・開発資金や運転資金を自己資金と金融機関借入の組み合わせで賄える財務基盤を維持している。純資産合計は11,167百万円。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
売上高は2021期4,091百万円→2025期24,068百万円と5年間で約8.6倍に拡大し、2026年12月期第1四半期も3,401百万円(前年同期比108.2%増)と高成長を継続。営業利益は60百万円(前年同期比986.9%増)と本業は大幅改善。
ただし前年同期に計上された投資事業組合運用益(184百万円)の剥落により経常利益・純利益は大幅減少。外部要因として不動産投資需要の堅調さがフロー領域の急拡大を後押ししているが、金利上昇局面における投資家マインドの変化や不動産市況の変動が今後の業績に影響を与えうる。
通期予想は売上高35,000百万円・営業利益2,400百万円で修正なし。
成長戦略
robot homeプラットフォームの好循環深化とDX横展開で持続成長を目指す
新築・中古物件の供給拡大と購入・資産形成・売却サポートの充実によりオーナー獲得を加速。2026年12月期第1四半期のrobot home事業売上高は3,223百万円(前年同期比106.8%増)と大幅伸長しており、施策は順調に進捗している。
「robot home for PM」による賃貸管理RPAの高度化と自社保証(rh warranty)のシェア拡大、メンテナンス領域への事業拡大により、フロー依存からストック収益への比率向上を目指す。継続的な管理戸数積み上げが進行中。
不動産業界で蓄積した「リアル×テクノロジー」の知見を他業界向けDX総合支援サービスとして展開。2026年12月期第1四半期のAI・IoT事業売上高は178百万円(前年同期比132.6%増)、営業利益78百万円(同587.1%増)と高成長・高収益を実現。
購入・売却・資産形成の各サポート機能をアプリ上で統合し、プラットフォーム内での取引循環を促進することで収益基盤の安定化と顧客生涯価値の最大化を図る。
最終更新: 2026年7月17日

