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株式会社文教堂グループホールディングス

9978東証スタンダード小売業

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株式会社文教堂グループホールディングス9978

株式会社文教堂グループホールディングス(全社)

書籍・雑誌等の小売販売を主軸とする事業再生中の書店チェーン持株会社

期間今期前期増減率
売上高(2026年8月期第3四半期累計)11,281百万円11,218百万円(前年同期)
営業利益(2026年8月期第3四半期累計)98百万円69百万円(前年同期)
経常利益(2026年8月期第3四半期累計)47百万円41百万円(前年同期)
親会社株主に帰属する四半期純利益(2026年8月期第3四半期累計)37百万円28百万円(前年同期)
総資産(2026年8月期第3四半期末)9,892百万円9,559百万円(2025年8月期末)
純資産(2026年8月期第3四半期末)1,193百万円1,156百万円(2025年8月期末)
自己資本比率(2026年8月期第3四半期末)12.1%12.1%(2025年8月期末)
1株当たり四半期純利益(2026年8月期第3四半期累計)0.83円0.63円(前年同期)
売上高(2026年8月期通期予想)14,000百万円14,456百万円(2025年8月期通期実績)
営業利益(2026年8月期通期予想)40百万円-88百万円(2025年8月期通期実績)
親会社株主帰属当期純利益(2026年8月期通期予想)20百万円-154百万円(2025年8月期通期実績)

事業詳細

㈱文教堂グループホールディングスは、書籍・雑誌・文具・雑貨等の小売販売を主力とする「販売事業」、不動産賃貸収入を安定収益源とする「不動産賃貸事業」、プログラミング教室等を展開する「教育プラットフォーム事業(その他)」で構成される。2019年9月に事業再生ADR手続が成立し、不採算店舗閉鎖・コスト削減・文具雑貨強化等の構造改革を継続中。2026年8月期からの3カ年中期計画に基づき「街の書店」の存続と持続可能な企業集団の実現を目指している。

直近の概況

3Q累計で売上・利益ともに前年同期比改善、文具・トレカが牽引

2026年8月期第3四半期累計(2025年9月~2026年5月)の売上高は11,281百万円(前年同期比0.6%増)、営業利益は98百万円(同42.1%増)、経常利益は47百万円(同15.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は37百万円(同31.1%増)。文具・雑貨・トレーディングカード部門が好調に推移し、不採算店舗閉鎖による売上減を補った。支払利息は59百万円と前年同期比増加。通期業績予想(売上高14,000百万円、営業利益40百万円)に修正はなし。第3四半期末時点でトレーディングカード専門売場は計7店舗展開。2026年4月~6月に4店舗を閉鎖、7月にさらに2店舗閉鎖予定。

主要プロダクト

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書籍・雑誌小売販売

主力の販売事業。ブックセラーズ&カンパニーからの書籍仕入増加・雑誌買切り方式の継続により需要予測精度を向上。紙の出版物市場の縮小傾向が続く中、書籍部門は持ち直しの動きがみられる。

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文具・雑貨販売

引き続き前連結会計年度同月売上を超過しており、継続的な売上拡大施策を実施。2026年5月には横須賀モアーズ店で文房具コーナーを新設するなど売場拡充を進めている。

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トレーディングカード専門売場

当第3四半期連結累計期間にオープンした4店舗を合わせ計7店舗展開。強力なIPの人気やコレクター需要を背景に新品・中古いずれも拡大基調で推移。2026年7月には溝ノ口本店に駿河屋買取センターを開設、同月新札幌DUO店に駿河屋を併設オープン予定。

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本屋さんのガシャポンのデパート

大人・女性層へのターゲット拡大や体験型消費としての価値の高まりを背景に売上動向は好調に推移。体験型消費の取り込みによる新規集客に貢献している。

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不動産賃貸事業

2026年8月期第1四半期より不動産賃貸収入及び費用を売上高・売上原価に計上する方法に変更し、新たな報告セグメントとして区分。当第3四半期連結累計期間の売上高は35百万円、セグメント利益は29百万円と安定的に推移。

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教育プラットフォーム事業

「プログラミング教育 HALLO powered by Playgram × やる気スイッチ」は物価高騰による支出鈍化を受け獲得生徒数の鈍化傾向が続く。一方、Gakkenとの共同開発による「Gakken脳げんきサロン」は利用者数が順調に伸びており、「認知症サポーター養成講座」等の地域密着型教室展開も進めている。

成長ドライバー

  • 文具・雑貨部門の継続的な前年同月売上超過による安定的な売上貢献
  • トレーディングカード専門売場の拡大(計7店舗)および駿河屋との連携による新規集客・売上増
  • 「本屋さんのガシャポンのデパート」の好調推移による体験型消費の取り込み
  • ブックセラーズ&カンパニーからの書籍仕入増加・買切り雑誌拡大による粗利率改善
  • Gakken脳げんきサロン等の教育プラットフォーム事業と販売事業の融合によるシナジー創出
  • 不採算店舗の閉鎖継続および既存店舗の増床・移転・改装による収益構造の改善
  • リサイクルショップのFC加盟を軸とした新たな収益の柱の創造

リスク

  • 継続企業の前提に関する重要な不確実性(取引金融機関との長期的合意未達成)
  • 紙の出版物市場の構造的縮小傾向(書店数減少・高返品率・雑誌・コミック市場の低迷継続)
  • 最低賃金引き上げに伴う人件費増大および物流費・賃借料等の販売管理費上昇
  • エネルギー価格高騰による水道光熱費の上昇リスク
  • 実質賃金の伸び悩みによる個人消費の回復遅延と来店客数減少
  • 教育プラットフォーム事業における物価高騰を背景とした生徒獲得の鈍化
  • 海外経済の減速懸念・中東情勢不安定化等の地政学リスクによる経営環境悪化

最終更新: 2025年11月26日