株式会社ミスミグループ本社9962
FA事業
FA向け標準部品・精密モジュールおよびカスタム機械部品を開発・提供するミスミの中核メーカー事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年3月期通期) | 160,498百万円 | 135,803百万円 | ↑ |
| 営業利益(2026年3月期通期) | 20,283百万円 | 22,510百万円 | ↓ |
| 営業利益率(2026年3月期通期) | 12.6% | 16.6% | ↓ |
| のれん等償却前セグメント利益(2026年3月期通期) | 23,143百万円 | ― | ↑ |
| のれん期末残高(2026年3月期) | 43,962百万円 | ― | ↑ |
事業詳細
FA(ファクトリーオートメーション)などの生産システムの合理化・省力化で使用される自動機の標準部品、高精度の精密生産装置に利用される自動位置決めモジュール、光技術関連の実験研究機器、電子機器類のデジタル化に伴う各種機器生産現場への部材の開発・提供に加え、Fictiv Inc.の連結化によりカスタム機械部品のオンライン調達サービスも展開。中国・アジアを中心にグローバルで需要を獲得している。
直近の概況
Fictiv Inc.連結化とM&A費用が利益を圧迫、売上は前期比18.2%増と大幅拡大
2026年3月期通期の売上高は160,498百万円(前期比18.2%増)と大幅増収を達成。一方、営業利益は20,283百万円(前期比9.9%減)と減益。Fictiv Inc.の業績連結(2025年7月~)に伴うのれん償却費2,209百万円および無形固定資産償却費の計上、M&A関連費用(アドバイザリー費用等1,065百万円)が利益を圧迫した。のれん等償却前セグメント利益は23,143百万円。中国の通信関連需要攻略やmeviy・エコノミーシリーズ・D-JIT等の独自施策が海外地域の堅調な推移を牽引した一方、日本国内の設備投資需要低調は継続した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 中国における通信関連・半導体関連需要の攻略(エコノミーシリーズ展開)
- meviyによる日本市場でのデジタル受発注拡大と顧客工数削減価値の提供
- D-JITによる生産間接材購買プロセスDX化による新規需要獲得
- Fictiv Inc.の連結化によるデジタル精密加工領域への事業拡大およびmeviyとのシナジー創出
- グローバル確実短納期を支えるIT・生産・物流基盤の継続的進化
- データセンター・半導体等の成長産業における自動化需要のグローバルな持続的拡大
リスク
- 日本国内の設備投資需要低調の継続(自動車関連産業の稼働膠着)
- 米国の関税政策による一部地域での需要低迷リスク
- Fictiv Inc.買収に伴うのれん(43,962百万円)および技術関連資産(12,381百万円)の減損リスク
- M&A関連費用・のれん償却費(年間約2,209百万円)の継続による利益率圧迫
- 持続的成長施策に関わる販管費増加による利益率圧迫
- 欧州市場の市況低迷継続および地政学リスクの高まりによる需要不透明感
- 2028年3月期第4四半期予定のIFRS任意適用に伴う会計処理変更の影響
最終更新: 2026年6月16日

