技術革新・生成AIへの対応遅れ
生成AIをはじめとする先進技術の急速な進化により、ITサービス業界の競争環境が大きく変化している。当社グループが技術革新への対応に遅れた場合、既存サービスの競争力低下や新たな事業機会の逸失につながるリスクがある。対応策として、AI前提の社内業務プロセス・働き方の再設計を進め、得られた知見をサービスモデルの創出へ活用する取り組みを推進している。
情報漏洩・サイバー攻撃リスク
顧客の個人情報やシステム関連機密情報を取り扱う中で、高度化するサイバー攻撃・不正アクセス・人為的過失による情報漏洩が発生した場合、当社グループの信頼失墜と経営成績への悪影響が生じる可能性がある。生成AI業務活用の拡大に伴う情報漏洩リスクも重要課題として認識している。対応策として、JBCCグループ情報セキュリティポリシーの策定・監査、生成AI利用ガイドライン、プライバシーマーク取得、インシデント対応体制整備など多層的なセキュリティ管理体制を構築している。
システム開発の不採算案件発生
システム開発の請負契約において、顧客要望の高度化・複雑化や開発着手後の要件変更により、当初見積りを超える作業工数・追加費用が発生し不採算案件となるリスクがある。前連結会計年度には一部プロジェクトの遅延が実際に発生しており、プロジェクト管理体制の強化と見積・要件定義フェーズの標準化見直しを進めている。また、AI駆動開発手法(JBアジャイル)の進化推進とAI領域への戦略的投資を通じて、中長期的な競争力維持にも取り組んでいる。
大規模自然災害・感染症リスク
事業活動地域における大規模地震・洪水等の自然災害や重大な伝染病の発生により、事業拠点・従業員・パートナーが被害を受けた場合、経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。対応策として、事業継続計画(BCP)の策定、安否確認システムの導入、防災訓練を実施している。また、データセンターを複数箇所に分散配置し、災害発生時の事業継続リスクへの対応力強化を図っている。
法令・規制違反リスク
国内外の法令・規制および労働関係法令の遵守が求められる中、法令違反の発生や法令・規制の変化が生じた場合、経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。対応策として、経営品質向上委員会によるガバナンス体制強化、JBCCグループ行動基準の制定・遵守、コンプライアンス教育の実施により法令遵守の徹底を図っている。
人材確保・育成・定着リスク
AI等先進技術分野における人材獲得競争が市場全体で激化しており、必要な人材の確保・育成・定着が計画どおりに進まない場合、サービス提供力・競争力の低下やプロジェクト品質・生産性への悪影響が生じる可能性がある。採用面ではプロアクティブ採用とリクルーター制度を活用し、育成面では「JBCCアカデミー」を通じたAI・クラウド・セキュリティ等の専門スキル習得・リスキリングを推進している。定着面では「Style J」による柔軟な働き方と「J-Care」による福利厚生を通じて優秀人材のエンゲージメント向上を図っている。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

