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日建工学株式会社

9767東証スタンダードサービス業

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型枠貸与事業

消波根固ブロック製造用鋼製型枠の貸与を行うコア事業

期間今期前期増減率
売上高1,527百万円1,654百万円
営業利益59百万円223百万円
セグメント資産625百万円859百万円
減価償却費140百万円114百万円
設備投資額(有形・無形固定資産増加額)163百万円84百万円
営業利益率3.9%13.5%

事業詳細

港湾・漁港・海岸・河川・砂防分野における消波根固ブロックの製造用鋼製型枠を顧客(協力工場等)に貸与するサービス事業。自社工場を持たないアセットライト型の事業モデルで、型枠の補修整備・輸送を通じて安定的な供給体制を維持する。売上構成比は2026年3月期で24.6%(前期29.9%)と全社売上の約4分の1を占める。防災・減災対策事業の社会的要求を背景に中長期的な事業機会が期待されるが、直近は災害復旧事業の漸減が続いている。

直近の概況

災害復旧事業の減少継続により売上・利益が大幅に悪化

2026年3月期は、前年度までの台風・集中豪雨による災害復旧事業および改修事業の減少傾向が継続し、売上高は1,527百万円(前期比7.7%減)、営業利益は59百万円(前期比73.4%減)と大幅な減益となった。一方、設備投資額は163百万円(前期比84百万円増)と積極的な型枠投資を実施しており、次期の型枠貸与事業売上高は2,000百万円(前期比31.0%増)を予想している。

主要プロダクト

service
消波根固ブロック製造用鋼製型枠

顧客が貸与された鋼製型枠を使用して製作したブロックの個数に基づき、一定の期間にわたり収益を認識する。型枠の販売も一部行っており、その場合は納入時点で収益認識する。港湾・漁港・海岸・河川・砂防分野の防災・減災インフラ整備に不可欠な製品であり、国土強靭化政策と密接に連動する。

成長ドライバー

  • 防災・減災対策事業に対する社会的要求の高まりと国土強靭化政策による中長期的な型枠需要の回復期待
  • 気候変動による自然災害の激甚化・頻発化に伴う消波根固ブロック需要の増加
  • 公共土木施設の強靭化へ向けた製品展開と市場占有率増大への取り組み
  • グループ会社間での事業運営の合理化・効率化施策の継続実施による収益性改善
  • 次期に向けた積極的な鋼製型枠投資(設備投資額163百万円)による供給能力の拡充

リスク

  • 台風・集中豪雨等の災害復旧事業の執行減少による型枠需要の低迷継続リスク
  • 労務費・建設資材価格の上昇および雇用需給の逼迫による建設業界全体のコスト増加
  • 型枠貸与事業の売上構成比が前期29.9%から24.6%へ低下しており、製品販売事業への依存度が高まる構造的リスク
  • アメリカ通商政策の影響等による世界経済の減速リスクおよび公共投資予算の変動
  • 協力会社ネットワークの維持強化が必要であり、サプライチェーンの安定性に依存するリスク
  • 減価償却費が140百万円と前期比増加する中、営業利益59百万円にとどまり、固定費負担が収益を圧迫するリスク

最終更新: 2026年6月25日