株式会社京都ホテル9723
株式会社京都ホテル(単一セグメント:ホテル経営及びホテル付随業務)
京都を拠点に2施設を運営する老舗ホテル会社。宿泊・宴会・レストランを主軸とする単一セグメント。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期) | 9,772百万円 | 9,358百万円 | ↑ |
| 営業利益(通期) | 1,108百万円 | 916百万円 | ↑ |
| 経常利益(通期) | 916百万円 | 676百万円 | ↑ |
| 当期純利益(通期) | 874百万円 | 771百万円 | ↑ |
| 営業利益率 | 11.3% | 9.8% | ↑ |
| 宿泊部門売上高 | 4,249百万円 | 4,104百万円 | ↑ |
| 宴会部門売上高 | 2,890百万円 | 2,584百万円 | ↑ |
| レストラン部門売上高 | 2,103百万円 | 2,129百万円 | ↓ |
| その他部門売上高 | 528百万円 | 539百万円 | ↓ |
| 自己資本比率 | 20.2% | 16.0% | ↑ |
| 1株当たり純資産 | 200.43円 | 134.29円 | ↑ |
| 1株当たり当期純利益 | 69.14円 | 60.62円 | ↑ |
| 現金及び現金同等物期末残高 | 4,140百万円 | 3,477百万円 | ↑ |
| 有利子負債残高(社債+長期借入金) | 11,576百万円 | 12,100百万円 | ↓ |
事業詳細
1888年創業の京都を代表するホテル運営会社。ホテルオークラ京都とからすま京都ホテルの2施設を運営し、宿泊・宴会・レストラン・その他(テナント賃貸・フィットネス等)の4部門で構成される。国内観光客およびインバウンド需要を主要顧客とし、オークラニッコーホテルズの会員ネットワーク「One Harmony」も活用。2026年3月期から2028年3月期を対象とする第3次中期経営計画を推進中。
直近の概況
インバウンド・大型宴会好調で増収増益。客室改装は中東情勢を理由に延期決定。
2026年3月期は売上高9,772百万円(前期比4.4%増)、営業利益1,108百万円(同21.0%増)、経常利益916百万円(同35.5%増)と全利益段階で増益を達成。宴会部門が前期比11.8%増と牽引役となり、宿泊部門も3.5%増。一方、レストラン部門は1.2%減。2027年3月期は売上高9,700百万円(前期比0.7%減)、営業利益800百万円(同27.8%減)、当期純利益400百万円(同54.2%減)と大幅減益を予想。ホテルオークラ京都の客室改装は中東情勢による資材調達不安定を理由に当面延期を決議(2026年5月7日)。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 訪日外国人旅行者数の過去最高更新(2025年4,268万人、前年比15.8%増)を背景としたインバウンド需要の継続的取り込み
- MICE(会議・研修・展示会等ビジネスイベント)を含む海外団体旅行の積極受注による宴会部門の高単価化・売上拡大
- オークラニッコーホテルズ会員プログラム「One Harmony」を活用した安定的な宿泊需要の確保
- 客室単価向上に向けた販売施策の推進による収益性改善
- ホテルオークラ京都の客室改装延期による売り止め解消に伴う2027年3月期の稼働率向上効果
- 3年連続の賃上げ・福利厚生充実による人材確保・離職者数減少と、それに伴うサービス品質の維持向上
リスク
- 地政学リスク(中東情勢・地震デマ等)による訪日外国人観光客数の変動リスク(2025年7月の大地震デマによりインバウンド需要が一時的に落ち込んだ実績あり)
- エネルギー価格・原材料価格・人件費の高騰による諸経費増加(支払利息は前期164百万円から当期205百万円へ増加)
- 銀行借入金に係る金利上昇リスク(有利子負債残高11,576百万円の高水準)
- 婚礼宴会市場の構造的縮小によるブライダル部門の1件あたり人数減少
- レストラン部門における一部店舗の営業制限継続や朝食利用者減少による売上低迷
- 2027年3月期業績予想が大幅減益(当期純利益前期比54.2%減の400百万円)であり、コスト増加吸収力の低下リスク
- ホテルオークラ京都の客室改装延期により老朽化対応が先送りとなるリスク、および資材調達環境の不確実性
最終更新: 2026年6月26日

