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トランス・コスモス株式会社

9715東証プライムサービス業

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トランス・コスモス株式会社9715

単体サービス

トランス・コスモス本体が展開する国内アウトソーシング事業の中核セグメント

期間今期前期増減率
売上高(外部顧客)254,286百万円242,956百万円
売上高(セグメント計、内部含む)255,482百万円244,017百万円
セグメント利益8,687百万円7,116百万円
セグメント利益率3.4%2.9%
セグメント資産128,074百万円120,946百万円

事業詳細

トランス・コスモス株式会社が直接展開するアウトソーシング事業。CXサービス(コンタクトセンター・デジタルインテグレーション等)とBPOサービス(業務プロセスアウトソーシング)を主軸に、企業の経営・事業変革を支援する。連結売上高の約65%を占める最大セグメントであり、独自CXプラットフォームやAI活用サービスを通じてデジタルトランスフォーメーションパートナーとしての価値提供を推進している。

直近の概況

CX・BPOサービスの収益性改善により売上高・利益ともに前期比増加

2026年3月期の単体サービスセグメントは、BPOサービスおよびCXサービスの売上増加と収益性改善により、売上高255,482百万円(前期比4.7%増)、セグメント利益8,687百万円(前期比22.1%増)を達成。セグメント利益率は2.9%から3.4%へ改善した。CXプラットフォーム「trans-DX for Support」の導入企業数は125社に拡大し、「transpeech」へのAIオペレーター支援機能追加やAIトレーニング・アノテーションサービスの新規提供開始など、AI活用サービスの拡充が進んだ。BPO領域では「BPOセンター福岡大名」「BPOセンター沖縄うらそえ」を新設し、サービス提供体制を強化した。

主要プロダクト

platform
trans-DX for Support(トランスディーエックス フォー サポート)

コンタクトセンター運営を支援する独自CXプラットフォーム。2026年3月期末時点で導入企業数は125社に拡大。デジタルコンタクトセンターの一元管理・自動化を実現し、顧客企業のCX変革を支援する。

product
transpeech(トランスピーチ)

当社独自の音声認識ソリューション。2026年3月期にAIによるオペレーター支援機能を追加し、コンタクトセンターのオペレーションに必要な業務の一元化・自動化を実現するオペレーター伴走型AIアシストソリューションへと進化した。

service
trans-logiManager(トランスロジマネージャー)

2025年10月より提供開始の物流DXソリューション。物流2024年問題への対策と物流関連2法改正に対応する物流統括管理者向けに、物流データを活用した活動実績の可視化および物流コスト最適化を支援する。2026年6月よりドライバー活動時間の可視化・積載率最大化を実現する「SmartTracking」機能を追加予定。

service
AIトレーニング・アノテーションサービス

AIを活用した新サービスとして提供開始。中国語・日本語・韓国語に対応し、ファイナンスやエンジニアリング等の専門分野からお客様企業の独自データまで、さまざまな規模・分野に対応した専門性の高いサービスを提供する。

platform
Connectix Build(コネクティクス ビルド)

建設現場のデータを自動で統合・蓄積・活用するサービスプラットフォーム。当社の専門的知見とArent社の高度なテクノロジーを融合し、各種データの利活用を加速させるDXを推進する。

成長ドライバー

  • CXサービスおよびBPOサービスの収益性改善(セグメント利益率2.9%→3.4%)と売上拡大の継続
  • 独自CXプラットフォーム「trans-DX for Support」の導入拡大(125社達成)による顧客基盤の深耕
  • 「transpeech」へのAIオペレーター支援機能追加等、既存サービスへのAI機能統合による付加価値向上
  • AIトレーニング・アノテーションサービスの新規提供開始による新市場への参入
  • 物流DXソリューション「trans-logiManager」の機能拡充(SmartTracking追加予定)による物流領域での需要取り込み
  • 建設業・製造業向けDX支援強化(BPOセンター福岡大名開設、Connectix Build開発)による新規需要の取り込み
  • AI技術活用ニーズの高まりと構造的な人手不足を背景とした、業務効率化・コスト競争力強化サービスへの需要拡大

リスク

  • セグメント利益率が3.4%と依然低水準であり、人件費・テクノロジーコストの高騰が続く中での収益性改善が継続課題
  • 専門人材の構造的不足が続く中、サービス品質維持・拡大に必要な人材確保が困難となるリスク
  • 米国通商政策の影響による景気下振れリスクおよび物価上昇継続による個人消費への影響
  • AI技術の急速な進展により、既存CX・BPOサービスの代替が進むリスクと、自社サービスへのAI統合の遅延リスク
  • 2027年3月期の連結業績予想において営業利益の増加率が1.5%にとどまる見通しであり、単体サービスの収益性改善ペースが鈍化する可能性

最終更新: 2026年6月19日