株式会社帝国ホテル logo

株式会社帝国ホテル

9708東証スタンダードサービス業

株式会社帝国ホテル logo
株式会社帝国ホテル9708

ホテル事業

帝国ホテルグループの中核セグメントで、売上高の約99%を占める主力事業

期間今期前期増減率
セグメント売上高55,865百万円52,337百万円
セグメント利益4,880百万円4,658百万円
セグメント売上高前期比+6.7%
セグメント利益前期比+4.8%
有形固定資産及び無形固定資産の増加額20,711百万円8,787百万円
減価償却費1,812百万円1,772百万円

事業詳細

帝国ホテル東京(日比谷)、帝国ホテル大阪、上高地帝国ホテル、および2026年3月開業の帝国ホテル京都を中心に、宿泊・食堂・宴会・外販・委託食堂等を展開。インバウンド需要・法人需要・国内個人需要を取り込み、高品質・高付加価値な商品・サービスを提供することで収益を確保している。2026年3月期の売上高は55,865百万円、セグメント利益は4,880百万円。

直近の概況

帝国ホテル京都開業・タワー館稼働再開・万博需要取込みで増収増益

2026年3月5日に30年ぶりの新規ホテルとなる帝国ホテル京都が開業。帝国ホテル東京ではタワー館客室の段階的稼働再開により販売可能客室数が増加し、インバウンド需要の取込みが奏功して販売室数は前年を上回った。帝国ホテル大阪では大阪・関西万博の開催に伴う国内外需要を確実に取り込んだ。結果、セグメント売上高は前期比6.7%増の55,865百万円、セグメント利益は前期比4.8%増の4,880百万円となった。帝国ホテル京都開業に向けた人材採用強化など積極的な人的投資を行う一方、デジタル化推進による経費抑制にも努めた。

主要プロダクト

service
宿泊サービス(帝国ホテル東京)

タワー館客室の段階的稼働再開により販売可能客室数が増加。インバウンド需要の取込みが奏功し、販売室数は前年を上回った。稼働率は販売可能客室数増加の影響で減少したものの、売上増を達成。

service
食堂サービス

宿泊者数の増加に伴い『インペリアルバイキング サール』の朝食利用が好調。各店舗におけるビジネス利用や歓送迎会需要も回復し、売上増となった。

service
宴会サービス

一般宴会は総利用人数が減少したものの、単価上昇により一案件当たりの収益性が向上し売上増。婚礼は少人数婚礼を中心とした件数獲得に努め、売上増を達成した。

service
帝国ホテル大阪

2026年3月に開業30周年を迎えた。大阪・関西万博の開催に伴う国内外の賓客や個人需要を確実に取り込み、グループ全体の売上伸長に貢献した。

service
帝国ホテル京都

祇園町のシンボルとして親しまれてきた弥栄会館の一部を保存・活用した新規ホテル。東京・上高地・大阪に続く帝国ホテルブランドの第4拠点として、2026年3月期末に開業した。

service
外販・委託食堂等

ホテル事業に付帯する業務として委託食堂等を含む周辺サービスを展開し、グループ全体の収益基盤を補完している。

成長ドライバー

  • インバウンド需要の継続的拡大(円安・大阪・関西万博開催が上期を中心に需要を押し上げ)
  • 帝国ホテル京都(2026年3月開業)による新規収益源の創出と帝国ホテルブランドの拡張
  • 帝国ホテル東京タワー館客室の段階的稼働再開による販売可能客室数の増加と収益最大化
  • 高単価販売戦略の推進による一案件当たり収益性の向上(宴会・宿泊部門)
  • 帝国ホテル大阪の国内外賓客・個人需要の取込み強化
  • DX推進・デジタル化による経費抑制と生産性向上
  • 東京本館・上高地・大阪・京都の需給変動に合わせた機動的な価格政策と付加価値の高い商品企画

リスク

  • 帝国ホテル東京建て替え計画(2030年度末頃タワー館解体工事着工目標)に伴う将来的な営業規模縮小リスク
  • 帝国ホテル京都の開業初期における収益貢献の不確実性と開業費用・人材採用コストの増加
  • タワー館稼働再開に伴う販売可能客室数増加による客室稼働率の低下圧力
  • 原材料費・エネルギー価格の上昇および継続的な賃上げ・人的資本投資による費用増加圧力
  • 日中関係悪化に伴う渡航制限・中東情勢の緊迫化等によるインバウンド需要の下振れリスク
  • 世界情勢変化(米国通商政策・地政学リスク)による海外景気下振れとインバウンド需要への波及
  • 競合する新規ラグジュアリーホテルの相次ぐ開業によるハードウェア競争力の相対的低下
  • 婚礼需要の少人数化・件数減少トレンドの継続

最終更新: 2026年6月19日