ウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社9610
国内
日本市場における人材開発・組織開発コンサルティング事業の中核セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高(通期) | 664百万円 | 564百万円 | ↑ |
| セグメント営業損失(通期) | -50百万円 | -163百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 504百万円 | 294百万円 | ↑ |
| 前期比売上高増減率 | +15.9% | -10.3% | ↑ |
事業詳細
日本国内の企業向けに、人材開発・組織開発のためのコンサルティングとソリューションを提供するセグメント。セールス・トレーニング、リーダーシップ育成、イノベーション・イネーブルメント等の企業研修プログラムをカスタマイズ型・ライセンス型で提供する。政府が推進する「人的資本経営」・リスキリングの潮流を背景に引合いは拡大基調にあるが、大型案件の有無により業績が変動する構造を持つ。
直近の概況
大型案件受注により増収、営業損失は前期比大幅縮小で改善継続
2026年3月期通期の国内セグメント売上高は664百万円(前期比15.9%増)、営業損失は50百万円(前期163百万円の損失から大幅改善)。第4四半期には大型カスタマイズ案件とライセンス納品はなかったものの、増収および営業損失縮小傾向は継続。2026年2月にサンダーバード・グローバル経営大学院との戦略的パートナーシップ(MSA)を締結し、グローバル人材育成分野での新たな引合い機会拡大が見込まれる。マーケティング部門を新設し、確度の高い営業リードを獲得する計画を推進中。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 政府の「人的資本経営」推進により上場企業の人材育成投資開示が義務化され、企業研修市場の引合いが拡大基調
- リスキリングが政府の重点テーマに位置づけられ、人的資本への投資需要が継続
- アリゾナ州立大学サンダーバード・グローバル経営大学院との戦略的パートナーシップ(MSA)締結による新規引合い機会の拡大
- 省人化投資・AI等成長分野への投資継続に伴う人材育成需要の高まり
- 利益率の高いライセンス型案件への提案強化による収益性改善
- マーケティング部門新設による確度の高い営業リード獲得体制の構築
- 賃上げ・インバウンド消費回復による景気回復基調を背景とした企業の人材投資意欲の維持
リスク
- 大型カスタマイズ案件・ライセンス納品の有無による業績の大幅変動リスク(第4四半期は大型案件なし)
- 継続企業の前提に関する重要な不確実性:金融機関等からの新たな資金調達の見通しが得られていない状況
- エネルギー価格・原材料高騰によるインフレーションと人手不足継続による企業の投資抑制リスク
- 湾岸情勢による原材料供給危機が企業マインドに与える悪影響リスク
- 営業損失が継続しており、個別業績(日本単体)での配当可能剰余金が赤字のため無配継続
最終更新: 2026年6月30日

