株式会社エイチ・アイ・エス9603
旅行事業
HISグループの中核セグメント。海外・国内・訪日旅行を網羅する総合旅行事業。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年10月期中間期) | 158,880百万円 | 149,558百万円(2025年10月期中間期) | ↑ |
| 営業利益(2026年10月期中間期) | 4,747百万円 | 5,607百万円(2025年10月期中間期) | ↓ |
| EBITDA(2026年10月期中間期) | 6,864百万円 | 7,696百万円(2025年10月期中間期) | ↓ |
| 減価償却費・のれん償却費(2026年10月期中間期) | 2,116百万円 | 2,088百万円(2025年10月期中間期) | ↑ |
| 売上高(2025年10月期通期) | 309,139百万円 | — | — |
| 営業利益(2025年10月期通期) | 9,636百万円 | — | — |
事業詳細
海外旅行・国内旅行の手配・企画・販売およびその付帯事業を行う。国内150拠点、海外54カ国104都市136拠点のグローバルネットワークを活用し、個人・法人・訪日インバウンドの幅広い顧客層に対応。欧州・中近東・アジア・ハワイ等の海外旅行、沖縄・九州等の国内旅行、北米を中心とした訪日旅行(インバウンド受客)、官公庁・自治体向け法人事業を展開。グループ連結売上高の約82%を占める主力セグメント。
直近の概況
売上高は前年同期比106.2%と増収も、営業利益は同84.7%と減益。
2026年10月期中間期(2025年11月〜2026年4月)の旅行事業売上高は158,880百万円(前年同期比106.2%)と増収を確保したが、営業利益は4,747百万円(同84.7%)と大幅減益。中東情勢緊迫化による中東乗り継ぎ便利用ツアーの催行中止・新規予約鈍化、円安基調・海外物価高騰・燃油サーチャージ高騰が収益を圧迫。一方、訪日旅行事業では3月に単月売上高の過去最高を更新するなど好調な分野も存在。国内拠点数は150、海外は54カ国104都市136拠点(2026年4月末時点)。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 訪日外客数の高水準継続(2026年10月期中間期:前年同期比101.8%の2,151万人)によるインバウンド受客需要の拡大
- 日本人出国者数の着実な回復(2026年10月期中間期:前年同期比107.6%の735万人)による海外旅行需要の回復基調
- 訪日旅行事業における高付加価値商品拡充と台湾・東南アジア市場へのシフトによる収益基盤の多様化
- 韓国HANATOUR SERVICE INC.との戦略的提携による海外インバウンド事業の成長基盤強化
- 官公庁・自治体向け受託案件の大型化・高度化による法人事業の堅調な受注拡大
- グループ会社(株式会社サウスウイング等)との連携強化によるグループシナジーの創出
- AI・DX(AX)活用による業務効率化と顧客体験価値の創造
- 非旅行領域(輸出事業、スポーツ事業等)の強化による収益源の多様化
リスク
- 円安基調の継続・渡航先物価上昇・燃油サーチャージ高止まりによる旅行代金高騰と海外旅行需要回復の遅れ
- 中東情勢の緊迫化による中東乗り継ぎ便利用ツアーの催行中止・新規予約鈍化および欧州からの訪日受客への影響
- 中国市場の停滞(日中関係悪化の影響)によるインバウンド受客需要の低迷
- カナダ法人における米国行き需要停滞等、海外現地法人のアウトバウンド事業における地政学リスク
- トルコ法人の事業構造改革に伴う送客事業撤退の影響が当期も継続
- 米国通商政策をめぐる動向など外部環境の不透明感による旅行需要への影響
- 販売プラットフォームの環境変化(キャリア直販・OTA拡大)による代理店モデルへの競合圧力
- 雇用調整助成金問題に端を発するグループガバナンスリスク(特別調査委員会による調査実施済み)
最終更新: 2026年1月27日

