ジャパニアス株式会社9558
先端エンジニアリング事業(単一セグメント)
IT・ものづくり業界向けオンサイト型開発支援を主軸とする単一事業会社
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(中間期累計) | 6,469百万円 | 5,810百万円 | ↑ |
| 営業利益(中間期累計) | 222百万円 | 346百万円 | ↓ |
| 経常利益(中間期累計) | 292百万円 | 412百万円 | ↓ |
| 中間純利益 | 193百万円 | 272百万円 | ↓ |
| 売上高(通期予想) | 13,150百万円 | 12,085百万円 | ↑ |
| 営業利益(通期予想) | 1,035百万円 | 983百万円 | ↑ |
| 売上総利益(中間期) | 1,351百万円 | 1,455百万円 | ↓ |
| 自己資本比率 | 58.4% | 58.4% | — |
| 1株当たり中間純利益 | 48.86円 | 68.69円 | ↓ |
| 中間期末現金及び預金 | 3,070百万円 | 3,691百万円 | ↓ |
事業詳細
IT・通信業界及びものづくり業界を中心とした顧客に対し、オンサイト型開発支援(派遣・請負・準委任契約)および受託開発を提供する。エンジニアの約9割が顧客先常駐型で稼働し、ソフトウエア・インフラ・機械電気・CRM・クラウド等6分野をカバー。全国13拠点を展開し、売上高の約7割を取引年数5年以上の顧客が占める安定した収益基盤を有する。2026年3月に株式会社コプロテクノロジーからSES事業を吸収分割により承継し、エンジニア獲得チャネルの強化を図っている。
直近の概況
売上高は11.3%増収も、コスト増により営業利益は35.6%減と大幅減益
2026年11月期中間期(2025年12月〜2026年5月)の売上高は6,469百万円(前年同期比11.3%増)と増収を確保した一方、売上原価が5,118百万円(前年同期比17.5%増)と売上高の伸びを上回って拡大したため売上総利益は1,351百万円(同7.1%減)に留まり、営業利益は222百万円(同35.6%減)と大幅減益となった。2026年3月27日に株式会社コプロテクノロジーよりSES事業を602百万円で吸収分割承継し、のれん379百万円(暫定)が発生。投資CFは619百万円の支出超となり、期末現金は3,070百万円に減少した。通期業績予想(売上高13,150百万円、営業利益1,035百万円)に変更はなく、後発事象として上限120,000株・200百万円の自己株式取得を決議した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- DX推進・生成AI活用加速によるIT人材需要の継続的拡大(官公庁・自治体のデジタル化需要も底堅く推移)
- 積極的なエンジニア採用(中途・新卒・外部リソース活用)によるエンジニア数の拡大
- 継続的な単価改善(高付加価値案件の獲得)による収益性向上
- 株式会社コプロテクノロジーからのSES事業吸収分割(2026年3月)による規模拡大とエンジニア獲得チャネル強化(求人サイト「ベスキャリIT」の自社運営)
- クラウド・AI等新規領域への進出による事業領域拡大
- M&Aによる事業基盤の強化(長期ビジョン:デジタル人材1万人)
リスク
- IT人材獲得競争の激化による採用コスト上昇および人件費高止まりによる利益率圧迫(中間期に売上原価が売上高を上回る速度で増加)
- 特定顧客(株式会社アルファシステムズ:売上高の11.1%)への売上依存リスク
- 景気悪化・顧客企業のIT投資抑制によるオンサイト型開発支援需要の減退
- 米国保護主義的通商政策・為替変動・地政学リスク(中東・ロシア・ウクライナ・中国)によるものづくり業界顧客の設備投資縮小
- 吸収分割により承継したSES事業ののれん(379百万円・暫定)の確定および統合リスク(取得原価配分未完了)
- 受注損失引当金の増加(前期末21百万円→中間期末78百万円)に示される採算悪化案件の発生リスク
最終更新: 2026年2月25日

