東邦瓦斯株式会社 logo

東邦瓦斯株式会社

9533東証プライム電気・ガス業

東邦瓦斯株式会社 logo
東邦瓦斯株式会社9533

ガス

東邦ガスグループの中核事業。愛知・三重・岐阜を地盤とする都市ガス製造・販売。

期間今期前期増減率
セグメント売上高(通期)426,585百万円429,299百万円
セグメント営業利益(通期)19,210百万円20,549百万円
ガス販売量(通期)3,300百万㎥3,350百万㎥
期末お客さま数(ガス)1,759千件1,750千件
セグメント資産453,183百万円445,100百万円

事業詳細

東邦瓦斯㈱が愛知県・三重県・岐阜県でガスの製造・販売・器具販売を行うほか、東邦ガスネットワーク㈱が託送供給・配管工事、東邦ガスライフソリューションズ㈱が家庭用顧客向け販売受託、水島瓦斯㈱が岡山県内でガス事業を展開する。連結売上高の約65%を占めるグループの基幹セグメントであり、家庭用・業務用の幅広い顧客基盤を持つ。原料費調整制度の期ずれが収益変動の主因となる構造を有する。

直近の概況

業務用販売量減少とコスト増により、売上高・営業利益ともに前期比減少。

2026年3月期のガスセグメント売上高は426,585百万円(前期比0.6%減)、営業利益は19,210百万円(前期比6.5%減)。ガス販売量は3,300百万㎥(前期比1.5%減)で、業務用等がお客さま先設備の稼働低下により1.7%減少したことが主因。一方、連結全体では原料費調整制度による原材料費と売上高の期ずれ差益拡大が経常利益の増益に寄与したが、ガスセグメント単体では供給販売費等のコスト増が利益を圧迫した。原油価格は71.4ドル/バレル(前期比11.0ドル安)、為替は150.7円/ドル(前期比1.9円高)。

主要プロダクト

product
都市ガス(家庭用)

愛知・三重・岐阜を供給エリアとする家庭用都市ガス。2026年3月期末のガスお客さま数は175万9千件(前期末比9千件増)。販売量は559百万㎥(前期比0.5%減)と前期並みで推移。

product
都市ガス(業務用等)

工場・商業施設・病院等の業務用顧客向け都市ガス。2026年3月期の販売量は2,741百万㎥(前期比1.7%減)。お客さま先設備の稼働が前期を下回ったことが主因。

product
ガス器具販売

家庭用・業務用ガス機器の販売および設置工事。顧客のガス利用促進と高度利用提案を通じてガス販売量の維持・拡大に貢献する。

service
ガス託送供給・配管工事

東邦ガスネットワーク㈱が担うガス導管の維持管理、新規顧客向け配管工事、および他ガス小売事業者向け託送供給サービス。インフラ事業として安定的な収益基盤を形成する。

service
ガス保安・メーター検針サービス

法定保安点検、ガスメーター検針、緊急対応等の保安サービス。顧客との接点維持と安全確保を担う基盤的サービス。

成長ドライバー

  • 原料費調整制度による期ずれ差益の拡大(連結全体の経常利益増益の主因)
  • 都市ガスお客さま数の緩やかな増加(2026年3月期末175万9千件、前期末比9千件増)
  • 燃料転換需要の取り込みと業務用顧客への高度利用提案
  • DX推進・先進技術活用による固定費効率化(中期経営計画に明記)
  • 次期(2027年3月期)に向けた投融資拡大(870億円計画、前期比46.7%増)による将来基盤強化

リスク

  • 原料費調整制度の期ずれ差損発生リスク(原油価格・為替動向次第で収益が大きく変動)
  • 業務用等ガス販売量の減少(お客さま先設備稼働低下、2026年3月期は前期比1.7%減)
  • 原油価格・為替レートの変動(次期業績予想前提:原油100ドル/バレル、為替160円/ドル)
  • 気温変動による家庭用需要の変動(平均気温17.7℃と前期同水準だが夏場高温等のリスク)
  • カーボンニュートラル政策進展に伴う長期的な天然ガス需要の構造的減少リスク
  • 次期(2027年3月期)は営業利益が前期比40.2%減の19,000百万円予想と大幅減益見通し

最終更新: 2026年6月23日