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東北電力株式会社

9506東証プライム電気・ガス業

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東北電力株式会社9506

発電・販売事業

東北電力グループの中核セグメント。発電から電力小売・ソリューションまで一貫提供。

期間今期前期増減率
セグメント売上高(内部取引含む・2025年度通期)1,981,714百万円2,201,514百万円
セグメント経常利益(2025年度通期)126,604百万円245,178百万円
セグメント資産(2025年度末)4,747,586百万円4,448,503百万円
減価償却費(核燃料減損額含む・2025年度通期)113,293百万円98,245百万円
有形・無形固定資産増加額(2025年度通期)184,629百万円170,101百万円
外部顧客への売上高(2025年度通期)1,843,438百万円2,061,127百万円

事業詳細

火力・原子力・再生可能エネルギーによる電力の安定供給を担うとともに、電力小売およびソリューションサービスを提供する東北電力グループの主力セグメント。コーポレート・間接機能も本セグメントに含まれる。東北・新潟エリアを主要地盤とし、家庭用(電灯)・産業用(電力)・卸売の各顧客層に対応。「発電・販売事業」と「送配電事業」の2報告セグメント体制で運営。

直近の概況

中東情勢悪化に伴う電力先渡取引等の時価評価損が直撃し、経常利益は前年度比48.4%減の大幅減益。

2025年度(2026年3月期)の発電・販売事業セグメント経常利益は126,604百万円と前年度比118,574百万円(48.4%)の大幅減益。女川原子力発電所第2号機の再稼働による収支改善があったものの、市場・販売環境の変化に伴う収支悪化と、中東情勢悪化に伴う燃料価格・電力市場価格の急騰による電力先渡取引等の時価評価損が主因。なお、当該時価評価影響は2026年度に振戻し益として計上予定であり、2期通算での収支影響はないとされている。小売販売電力量は競争激化により前年度比4.4%減の582億kWhに縮小した一方、卸売は20.5%増の206億kWhに拡大。

主要プロダクト

product
発電・卸(火力・原子力)

石炭・LNG・重油等を燃料とする火力発電と、女川原子力発電所第2号機(2024年11月再稼働)を含む原子力発電により安定した電力供給を実現。卸売販売電力量は2025年度に前年度比20.5%増の206億kWhに拡大。

service
グリーンビジネス(再エネ発電・コーポレートPPA)

水力・風力等の再生可能エネルギーによる発電を行うとともに、コーポレートPPAサービスや再エネアグリゲーションサービスを展開。2025年度の水力発電電力量は出水率100.6%(前年度86.0%)の改善により前年度比13.6%増の7,716百万kWhに増加。

service
電力小売サービス

電灯(家庭・業務用)および電力(産業用)の小売供給を行う。2025年度の小売販売電力量は競争進展による契約切り替えや産業用稼動減から前年度比4.4%減の582億kWhとなった。電灯は0.6%減の195億kWh、電力は6.2%減の387億kWh。

service
エネルギー・ソリューションサービス

イーズサポートプラス等のサービスを通じ、法人・家庭顧客のエネルギー利用最適化を支援。電力小売と組み合わせた付加価値提供により顧客囲い込みを図る。

成長ドライバー

  • 女川原子力発電所第2号機の安定稼働継続による発電コスト低減と安定供給力の確保(2025年度原子力発電電力量は前年度比229.4%増の5,199百万kWh)
  • 卸売販売電力量の拡大(2025年度は前年度比20.5%増の206億kWhに増加)
  • 出水率の改善(2025年度100.6%、前年度86.0%)による水力発電電力量の増加(前年度比13.6%増)
  • コーポレートPPAサービスの販売拡大および再エネアグリゲーションサービスの強化
  • 電力先渡取引等の時価評価損の2026年度における振戻し益計上(2期通算での収支中立)

リスク

  • 電力小売競争の激化による契約切り替えの継続(2025年度小売販売電力量は前年度比4.4%減)
  • 中東情勢等の地政学リスクに伴う燃料価格・電力市場価格の急騰リスク(電力先渡取引等の時価評価変動)
  • 燃料費調整制度のタイムラグによる収支変動リスク(差益・差損が市況に連動)
  • 原子力発電所の稼働リスク(規制対応・安全審査の長期化、東通原子力第1号機は審査継続中)
  • 燃料価格変動リスク(石炭・LNG・重油の国際市況に依存)
  • 再生可能エネルギー開発における出水率・天候変動リスクおよび系統接続制約
  • 2027年3月期業績予想が燃料価格等の不透明性を理由に未定とされており、先行き不透明感が継続

最終更新: 2026年6月23日