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中部電力株式会社

9502東証プライム電気・ガス業

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中部電力株式会社9502

ミライズ

中部電力グループの小売部門。電力・ガス販売と各種サービスを提供

期間今期前期増減率
セグメント売上高(内部取引含む計)2,859,269百万円2,962,268百万円
外部顧客への売上高2,815,065百万円2,911,129百万円
セグメント経常利益137,990百万円117,079百万円
セグメント資産841,511百万円774,273百万円
減価償却費13,095百万円10,516百万円
有形固定資産及び無形固定資産の増加額(設備投資)34,455百万円31,077百万円

事業詳細

中部電力ミライズ㈱を中核とし、電力・ガスの小売販売と各種サービスの提供を担う報告セグメント。中部エリアを地盤に低圧(家庭向け)・高圧/特別高圧(法人向け)の電力販売を行うほか、都市ガス販売、デマンドレスポンス、EV充電、金融サービスなど顧客接点を活かした付加価値サービスを展開。2020年4月に中部電力㈱から小売電気事業等を承継して発足した。

直近の概況

燃調収入減で売上高は減少も、期ずれ好転と電源調達費用削減で経常利益は前期比20,911百万円増加

2026年3月期のミライズセグメントは、燃料費調整額(燃調収入)等の減少から外部顧客向け売上高が前期比3.3%減の2,815,065百万円となった。一方、経常利益は137,990百万円と前期比20,911百万円(約17.9%)増加した。増益の主因は、期ずれが差損から差益へ転じたことと、電源調達ポートフォリオの組み替えによる費用削減効果の拡大。政府の電気・ガス料金支援補助金として69,608百万円を受領し「その他の収益」に計上している(前期は93,326百万円)。

主要プロダクト

service
電力小売サービス(低圧・高圧/特別高圧)

低圧(家庭・小口法人)および高圧・特別高圧(大口法人)向けの電力小売サービス。中部エリア内外での契約獲得拡大を推進している。

service
都市ガス販売

電力販売との組み合わせによる顧客囲い込みを図る都市ガス小売サービス。政府の電気・ガス料金支援(補助金)に参画し、料金値引きを実施している。

product
ミライズGreenでんき

脱炭素ニーズに対応した再エネ電力メニュー。GX進展に伴う法人・家庭向け需要の取り込みを狙う。

service
NACHARGE(デマンドレスポンスサービス)

顧客の電力需要を制御することで需給調整市場に参加し、顧客へのインセンティブ還元と系統安定化に貢献するサービス。

platform
カテエネBANK(家庭向け銀行サービス)

電力・ガス顧客との接点を活かした非エネルギー領域への展開。顧客の生活サービス全般をカバーすることでLTV向上を図る。

成長ドライバー

  • 電源調達ポートフォリオの組み替えによる費用削減効果の継続・拡大
  • 中部エリア内外での電力・ガス契約獲得拡大による販売量増加
  • 期ずれ差益の発生(2026年3月期は差益転換)による収益押し上げ効果
  • EV充電事業拡大を目的としたミライズエネチェンジ㈱等の新規事業領域の開拓
  • カテエネBANK等の非エネルギーサービス展開による顧客接点の多様化・深化
  • GX・DX進展に伴う中長期的な電力需要増加トレンドへの対応

リスク

  • 燃料価格変動が電力販売価格に反映されるまでの期ずれリスク(差益・差損の振れが大きく収益の不確実性要因)
  • 中東情勢悪化等による燃料価格・卸電力市場価格の急騰リスク(2027年3月期業績見通しを未定とする主因)
  • 政府の電気・ガス料金支援(補助金)の縮小・終了に伴う顧客の実質負担増加と需要減退リスク(補助金は前期93,326百万円から当期69,608百万円へ縮小)
  • 電力小売市場における競合激化による顧客流出リスク
  • 浜岡原子力発電所の審査停止長期化に伴う電源調達コスト上昇リスク
  • エリア需要の減少に伴う販売量減少リスク

最終更新: 2026年6月24日