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9433東証プライム情報通信業

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パーソナルセグメント

個人向け通信・金融・エネルギー等を束ねるKDDI最大セグメント

期間今期前期増減率
売上高4,812,737百万円4,709,292百万円
営業利益828,337百万円846,317百万円
減価償却費及び償却費577,077百万円576,322百万円
減損損失53,373百万円7,299百万円
持分法による投資損益38,192百万円24,923百万円

事業詳細

国内では「au」「UQ mobile」「povo」のマルチブランドで5G通信サービスを提供し、金融・エネルギー・LX(ライフトランスフォーメーション)等の注力領域と連携することで付加価値を拡充。海外ではモンゴル(MobiCom)・ミャンマー(KSGM)向けに通信・金融・エンタメサービスを展開。連結売上高の約79%を占める中核セグメントであり、グロース領域拡大の主要な推進基盤となっている。

直近の概況

売上増収も短期解約者に係る契約コスト減損で営業減益

2026年3月期のパーソナルセグメントは、モバイル収入に加え金融事業収入の増加等により売上高が4,812,737百万円(前期比2.2%増)と増収となった。一方、営業利益は828,337百万円(同2.1%減)と減益。過去に資産計上した短期解約者に係る契約コストの減損(53,373百万円)が主因であり、前期の減損損失7,299百万円から大幅に拡大したことが利益を圧迫した。持分法投資損益はローソン等の貢献により38,192百万円と前期比大幅増加。

主要プロダクト

service
auマルチブランド通信サービス(au / UQ mobile / povo)

「au」「UQ mobile」「povo」の3ブランドで幅広い顧客層をカバー。5G通信サービスを中心にモバイル収入を安定的に創出し、パーソナルセグメントの売上基盤を形成している。

service
金融サービス(auじぶん銀行・au PAYカード・au PAY等)

auフィナンシャルホールディングスを中核に、銀行・カード・決済サービスを提供。当期は金融事業収入の増加がパーソナルセグメントの売上成長に寄与した。

service
エネルギーサービス(auでんき)

auエネルギーホールディングスを通じて電力小売サービスを展開。通信サービスとのセット提案によるエンゲージメント向上を図っている。

platform
LX(ライフトランスフォーメーション)サービス

メタバース・Web3等を含むLX領域において新たな付加価値・体験価値の提供を目指す。地域パートナーとともにデジタルデバイド解消とサステナブルな地域共創の実現にも取り組む。

service
海外通信サービス(モンゴル・ミャンマー)

MobiCom(モンゴル)では通信・金融・映像エンタメを提供。KDDI Summit Global Myanmar(ミャンマー)では現地通信事業者MPTのサポートに取り組む。MPTに対するリース債権(信用減損金融資産27,049百万円)の回収リスクが継続している。

成長ドライバー

  • 金融事業収入の増加(auじぶん銀行・au PAYカード等の会員数拡大)
  • 5Gマルチブランド戦略によるモバイル収入の持続的成長
  • ローソン(持分法適用共同支配企業)を含む持分法投資損益の拡大
  • エネルギーサービス・LX領域等グロース領域の収入拡大
  • Pontaポイント経済圏の拡大・活性化によるエンゲージメント向上

リスク

  • 短期解約者に係る契約コストの減損リスク(当期53,373百万円を計上、今後も発生可能性あり)
  • ミャンマー事業の地政学リスク(MPTリース債権の回収不確実性、信用減損金融資産27,049百万円を認識)
  • 料金競争激化によるARPU低下圧力(楽天モバイル等との競争)
  • 通信障害の再発リスクおよびブランド毀損
  • 燃料価格高騰によるエネルギー事業コスト増
  • 米国関税引き上げに伴う端末価格高騰リスク

最終更新: 2026年6月25日