受託開発の納期・仕様変更リスク
ゲーム事業における受託開発では、市場動向や制作工程の事後的な変更により、販売先から納期・仕様の変更要請が生じる場合がある。これにより売上の計上時期や金額が変動し、業績に影響を及ぼす可能性がある。当社グループは制作工程管理の適切な実施と受託開発契約に則した納品に努めているが、当初見積との差異が生じるリスクは残存する。
外部クリエイター依存リスク
ゲーム事業ではコンテンツ制作の一部を外部クリエイターに委託しており、契約内容の見直しや契約解除等の不測の事態が生じた場合、制作体制に支障をきたし業績に影響する可能性がある。当社グループは委託業務の複数クリエイターへの分散と社内制作部門の設置により外注依存の低減を図っているが、特定クリエイターへの依存リスクは完全には排除できていない。
収益認識・損益管理リスク
受託開発契約に係る収益は進捗度に基づき一定期間にわたり認識されるため、受注総額および原価総額の見積りに大きく依存している。見積りと実績が乖離し収益が悪化した場合、既計上収益の遡及見直しや損失計上が必要となるほか、仕様変更・開発期間延長に伴う追加コストを発注元に請求できない可能性や係争が生じる可能性がある。当社グループはプロジェクト管理体制の整備と原価総額見積りの速やかな修正により対応しているが、適切な対応が遅れた場合には業績に重大な影響を及ぼしうる。
販売先の政策変更リスク
ゲーム事業のレベニューシェア収入は、販売先が実施するプロモーション活動やコンテンツ販売地域によって大きく左右される。販売先の政策変更により取引条件や収入タイミングが変動し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。当社グループとして直接コントロールできない外部要因であり、収益の安定性に対するリスクとなっている。
移動体通信事業者の手数料変更リスク
モバイル事業は移動体通信事業者の通信サービス契約取次による手数料収入を主な収益源としており、移動体通信事業者の経営方針変更等により取引条件が変更された場合、業績に影響を及ぼす可能性がある。受取手数料の取引条件は事業者ごとに異なり、当社グループが条件変更を主体的に制御することは困難な構造となっている。
販売代理店契約の解除リスク
モバイル事業の売上の大半は一次代理店との販売代理店契約に依存しており、当社子会社に営業停止等の所定事由が生じた場合や株主構成・経営主体に重大な変更があった場合、一次代理店は契約を解除できる旨が定められている。契約が継続されない、解除される、または取引条件が変更された場合には、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性がある。契約は1年毎の自動更新であり、継続性は双方の合意に依存している。
情報漏洩リスク
当社グループは個人情報や機密情報を取り扱っており、情報が漏洩した場合には顧客等からの損害賠償請求や信用失墜により業績に影響を及ぼす可能性がある。情報管理体制の強化および社員教育の充実による漏洩防止に努めているが、サイバー攻撃や内部不正等のリスクは完全には排除できない。
M&A・資本業務提携リスク
当社グループはM&Aや資本業務提携を事業補完・強化の手段として積極的に検討しているが、有効な投資機会を見出せない場合や当初期待した戦略的効果が得られない場合には業績に影響を及ぼす可能性がある。また、実行時に見込んだ将来計画を著しく下回った場合、M&Aに伴い計上されたのれん等の資産について減損処理が必要となる可能性がある。綿密なデューデリジェンスにより極力リスク回避に努めているが、事後的な計画未達リスクは残存する。
人材確保・育成リスク
当社グループは事業運営・拡大に向けて高度な技術力とノウハウを持つ優秀な人材の確保が不可欠であるが、十分な人材を確保・育成できない場合には業績に影響を及ぼす可能性がある。人員増強および教育に努めているものの、ゲーム・モバイル両事業における専門人材の競争は激しく、採用・定着が困難となるリスクがある。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年5月1日

