東海運株式会社9380
物流事業
東海運の中核セグメント。港湾・国際・倉庫・建材輸送を統合した総合物流事業。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高(外部顧客、通期) | 29,977百万円 | 29,735百万円 | ↑ |
| セグメント利益(通期) | 1,819百万円 | 1,715百万円 | ↑ |
| セグメント資産(期末) | 28,539百万円 | 28,964百万円 | ↓ |
| 減価償却費(通期) | 1,175百万円 | 1,037百万円 | ↑ |
| 有形・無形固定資産増加額(通期) | 577百万円 | 4,408百万円 | ↓ |
| 減損損失(通期) | 103百万円 | 11百万円 | ↑ |
事業詳細
港湾における海上コンテナターミナル業務、輸出入通関・国際複合一貫輸送、倉庫入出庫・保管、バラセメント車・トレーラーによる陸上輸送、カーフェリー輸送、工場構内搬出入業務など多様なサービスを提供。太平洋セメント㈱をはじめとする大手荷主との取引が収益基盤を形成し、国内外に展開する総合物流グループの主力セグメント。連結営業収益の約75%を占める。
直近の概況
新倉庫効果・セメント輸送拡大で増収増益も、国際貨物・フェリーは減収。
2026年3月期の物流事業は営業収益29,977百万円(前期比0.8%増)、セグメント利益1,819百万円(前期比6.1%増)。倉庫関連業務は新倉庫2棟の稼働効果と大型スポット案件獲得で増収。建材等輸送はセメント輸送の島内拠点間業務新規開始・単価改定で増収。一方、国際貨物取扱業務はフレキシタンク液体輸送の大幅減少・スポット案件反動で減収。フェリー輸送も需要減少で大幅減収。収益性低下資産の売却に伴い減損損失103百万円を計上。生産性向上・成長投資に伴い販管費も増加。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 横浜港流通センター・危険物マルチワークステーション朝倉サイトの新倉庫本格稼働による倉庫収益の継続的拡大
- 港湾運送における新規航路獲得と作業効率改善による収益基盤の維持・強化
- セメント輸送での離島大規模工事向け島内拠点間輸送業務(2024年12月開始)および中部地域の輸送単価改定による収益増加
- 各種サービスへの適正料金収受の推進による収益性改善
- 中期経営計画における倉庫・フォワーディング・海外事業を拡大注力事業と位置付けた戦略的ICT投資の実行
リスク
- 建設関連貨物の低調な荷動き継続(住宅投資減少・建設資材価格・人件費高止まり)
- フェリー輸送における輸送需要の構造的減少
- 国際貨物取扱業務での中央アジア向け自動車関連貨物の手配形態変更・フレキシタンク液体輸送の取扱量減少リスク
- 戦略的投資先行による販管費増加が短期的に利益を圧迫するリスク
- 収益性低下資産に係る追加減損損失計上の可能性
- 米国通商政策・地政学リスクによる国際貨物荷動きへの悪影響
最終更新: 2026年6月25日

