株式会社リンコーコーポレーション9355
運輸部門
新潟港を核とした総合物流事業を展開するグループ最大セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 9,988百万円 | 9,940百万円 | ↑ |
| セグメント利益 | 101百万円 | 145百万円 | ↓ |
| 減価償却費 | 463百万円 | 425百万円 | ↑ |
| 設備投資額(有形・無形固定資産増加額) | 468百万円 | 304百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 21,202百万円 | 20,837百万円 | ↑ |
| 貨物取扱数量合計 | 535万3千トン | 527万3千トン(前期比1.5%増より逆算) | ↑ |
事業詳細
当社運輸本部とリンコー運輸株式会社・リンコー港運倉庫株式会社の運輸系連結子会社2社で構成。新潟港を主体とした港湾運送(本船積卸・沿岸作業)、通運、倉庫業、貨物自動車運送、船舶碇繋場業、通関業務、船舶代理店業務、航空貨物取扱業務を一体的に提供する。連結売上高の約72%を占めるグループの中核事業であり、新潟港の荷動き動向が業績を左右する。
直近の概況
取扱数量は増加も、コスト増により利益は前期比30.3%減
2026年3月期の運輸部門は、新潟港全体の貨物取扱量増加を背景に一般貨物3.5%増・コンテナ貨物0.3%増と取扱数量合計535万3千トン(前期比1.5%増)を達成。既存主要貨物の堅調推移に加え新規貨物も概ね順調に推移し、倉庫保管貨物の増加も増収に寄与した。一方、物価上昇に伴う下払費・人件費の増加により、セグメント利益は101百万円と前期比30.3%の大幅減益となった。後発事象として2026年4月1日にNX日本海倉庫株式会社を子会社化(議決権比率99.1%)し、新潟西港地区の貨物保管能力増強を図った。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 新潟港における一般貨物(素材原料)の堅調な取扱いと新規貨物の取扱い継続による取扱数量の維持・拡大
- 継続的な作業料金見直しおよびスポット貨物(一般貨物中心)の取込み推進による収益基盤の安定
- NX日本海倉庫株式会社の子会社化による新潟西港地区の貨物保管能力増強と倉庫業ノウハウの取込み
- 新潟港・新潟県胎内沖で計画される風力発電等の再生可能エネルギー関連貨物・特殊貨物の獲得
- 新潟-九州間コンテナ内航フィーダーサービスを活用したモーダルシフト輸送の推進
リスク
- 新潟港の荷動きは中国・東南アジアを中心とした諸外国の経済状況や米国関税引き上げ政策の影響を受けるリスク
- 物価高・人件費増加・下払費増加による収益圧迫リスク(2026年3月期にセグメント利益を30.3%押し下げた主因)
- 日本国内の人手不足による荷役・輸送体制の維持困難リスク
- 設備投資増加(前期比54%増の468百万円)に伴う減価償却費増加による利益圧迫リスク
- 新潟港に寄港する船会社の再編・スケジュール変更による取扱量変動リスク
- NX日本海倉庫株式会社の子会社化に伴うのれん・統合コスト発生リスク(取得価額・のれん額は現時点未確定)
最終更新: 2026年6月24日

