コーア商事ホールディングス株式会社9273
原薬販売事業
ジェネリック医薬品向け輸入原薬の専門商社として国内製薬会社に供給
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(外部顧客)・2026年6月期第3四半期累計 | 11,310百万円 | 10,740百万円 | ↑ |
| セグメント間内部売上高・2026年6月期第3四半期累計 | 939百万円 | 994百万円 | ↓ |
| セグメント売上高合計(内部含む)・2026年6月期第3四半期累計 | 12,249百万円 | 11,734百万円 | ↑ |
| セグメント利益・2026年6月期第3四半期累計 | 2,588百万円 | 2,389百万円 | ↑ |
| セグメント利益率(外部顧客売上高対比)・2026年6月期第3四半期累計 | 22.9% | 22.2% | ↑ |
事業詳細
コーア商事株式会社が担う原薬販売事業は、世界10か国90社以上の海外サプライヤーから原薬を輸入し、国内製薬会社100社以上に販売する専門商社機能を持つ。ジェネリック医薬品メーカーを主要顧客とし、自社分析機能を活用した顧客の研究開発段階からの提案・支援活動、品質改善提案、新規製法の技術提供を強みとする。長期戦略として「原薬輸入商社から医薬品専門商社へ」の転換を掲げ、海外医薬品の輸入販売やライセンスイン活動にも取り組む。
直近の概況
アレルギー・中枢神経・感覚器官用薬が堅調、外部顧客売上高は前年同期比4.4%増
2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)において、「腫瘍用薬」および「その他の代謝性医薬品」用原薬が顧客の購入タイミングの影響等により減少した一方、「アレルギー用薬」「中枢神経系用薬」「感覚器官用薬」等の原薬販売が堅調に推移した。近年上市した品目の市場浸透の進展とジェネリック医薬品の数量シェア拡大に伴う取引量増加が寄与し、外部顧客売上高は11,310百万円(前年同期比4.4%増)、セグメント利益は2,588百万円(前年同期比8.3%増)となった。また、老朽化対応として横浜医薬分析センターの更新検討を進めている。
主要プロダクト
成長ドライバー
- ジェネリック医薬品の数量シェア拡大に伴う原薬需要の継続的増加
- 近年上市した品目(アレルギー用薬・中枢神経系用薬・感覚器官用薬等)の市場浸透による取引量拡大
- 長期収載品の選定療養負担額引き上げ(2026年6月〜価格差の2分の1へ)によるジェネリック医薬品需要の加速
- オーソライズド・ジェネリック(AG)の薬価制度変更(2026年10月以降新規収載品を先発品と同額)を背景とした供給範囲拡大機会
- 世界10か国90社以上の海外サプライヤーネットワークを活用した複数購買・安定調達体制による競争優位
- 横浜医薬分析センター更新による分析・提案機能の強化と取引量拡大への対応
リスク
- 為替変動(円安進行時の仕入価格高騰)による収益圧迫リスク
- 顧客の購入タイミングや在庫調整による四半期ごとの売上変動リスク(腫瘍用薬・代謝性医薬品等で顕在化)
- 米国通商政策の動向や中東情勢の緊迫化に伴う物流遅延・資源価格高騰リスク
- 海外サプライヤーの供給不安定化・地政学リスクによる原薬調達への影響
- 薬価改定(ジェネリック医薬品の価格引き下げ)による原薬需要・価格への影響
- 競合他社の参入による取引量・価格への影響
最終更新: 2025年9月29日

