バリュエンスホールディングス株式会社9270
ブランド品、骨董・美術品等リユース事業(単一セグメント)
ブランド品・貴金属・骨董等のリユースを軸とした国内外一体型の買取・販売事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年8月期第3四半期累計) | 79,955百万円 | 63,098百万円(前年同期) | ↑ |
| 営業利益(2026年8月期第3四半期累計) | 5,274百万円 | 1,285百万円(前年同期) | ↑ |
| 経常利益(2026年8月期第3四半期累計) | 5,130百万円 | 1,224百万円(前年同期) | ↑ |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益(2026年8月期第3四半期累計) | 3,314百万円 | 532百万円(前年同期) | ↑ |
| 売上総利益率(2026年8月期第3四半期累計) | 26.9% | 25.3%(前年同期) | ↑ |
| 仕入高(2026年8月期第3四半期累計) | 63,514百万円 | 48,441百万円(前年同期) | ↑ |
| 小売売上高(2026年8月期第3四半期累計) | 19,784百万円 | 13,438百万円(前年同期) | ↑ |
| 卸売(地金)売上高(2026年8月期第3四半期累計) | 24,380百万円 | 16,308百万円(前年同期) | ↑ |
| 自社オークション手数料売上高(2026年8月期第3四半期累計) | 2,972百万円 | 2,458百万円(前年同期) | ↑ |
| 自社オークション委託落札額GMV(2026年8月期第3四半期累計) | 19,978百万円 | 15,050百万円(前年同期) | ↑ |
| 買取店舗数(2026年8月期第3四半期末) | 国内141店舗・海外58店舗(合計199店舗) | 国内139店舗・海外53店舗(前年同期末) | ↑ |
| 海外売上高比率(2026年8月期第3四半期) | 21.6% | 20.0%(前年同期) | ↑ |
| 通期売上高予想(2026年8月期) | 106,000百万円 | 84,841百万円(2025年8月期実績) | ↑ |
| 通期営業利益予想(2026年8月期) | 5,500百万円 | 1,453百万円(2025年8月期実績) | ↑ |
事業詳細
バリュエンスホールディングスは「ブランド品、骨董・美術品等リユース事業」の単一セグメントで構成される。国内では「なんぼや」「BRAND CONCIER」「古美術八光堂」等の買取店舗網(国内141店舗)を展開し、海外では東南アジアを中心に58店舗を運営。買取した商品を自社オークション(STAR BUYERS AUCTION)・小売(ALLU店舗・EC)・卸売(地金含む)の複数販路で販売するCtoBtoB/CtoBtoCモデルを採用。アライアンスによる仕入拡大・越境EC・インバウンド需要を取り込み、収益性を大幅に改善している。
直近の概況
第3四半期累計で売上高26.7%増・営業利益310.4%増の大幅増益を達成
2026年8月期第3四半期連結累計期間(2025年9月~2026年5月)は、売上高79,955百万円(前年同期比26.7%増)、営業利益5,274百万円(同310.4%増)を達成。売上総利益率は26.9%(前年同期比1.6ポイント増)に改善。アライアンス・海外仕入の好調と地金相場高水準が牽引し、小売売上高は47.2%増、卸売(地金)は49.5%増と高成長。第3四半期単体では委託落札額が過去最高を記録。通期業績予想(売上高106,000百万円、営業利益5,500百万円)は据え置き。第4四半期は来期以降の成長に向けた戦略的投資を積極実施する方針。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 地金相場の高水準推移による卸売(地金)売上高の拡大(2026年8月期第3四半期累計:24,380百万円、前年同期比49.5%増)
- 小売売上高の高成長継続(2026年8月期第3四半期累計:19,784百万円、前年同期比47.2%増)。インバウンド好調・LINE活用1to1施策・越境EC(2025年11月立ち上げ)が複合的に寄与
- アライアンスによる仕入拡大(百貨店・金融機関等との協業による店舗外仕入ネットワーク強化)
- 東南アジアを中心とした海外仕入・店舗拡大(海外買取店舗58店舗、海外売上高比率21.6%)
- 自社オークション委託落札額GMVの拡大(2026年8月期第3四半期累計:19,978百万円、前年同期比32.7%増)とオークションプラットフォームとしての認知度向上
- 売上総利益率重視の仕入方針継続と小売比率上昇による収益構造の改善(売上総利益率26.9%、前年同期比1.6ポイント増)
- シームレス出品による掲載点数増加とEC売上拡大
リスク
- 地金相場の変動リスク(卸売(地金)売上高が売上高の約30%超を占め、相場下落時に業績への影響が大きい)
- 米国関税措置等の地政学リスク(海外パートナーの購買意欲に影響を与える可能性)
- 有利子負債の高水準(短期借入金7,700百万円・長期借入金(流動含む)13,470百万円等、商品仕入資金の借入依存度が高い)
- 第4四半期における戦略的投資の積極実施による費用増加リスク(通期営業利益予想5,500百万円に対し第3四半期累計で5,274百万円を達成済みだが、第4四半期の投資拡大により通期着地が圧迫される可能性)
- 国内リユース市場の競争激化(フリマアプリ拡大・新規参入・M&Aによる業界再編の加速)
- 海外展開における店舗運営コスト・人件費リスク(東南アジアを中心とした新興国での展開拡大に伴うリスク)
- 顧客獲得コストの上昇(テレビCM・「オリジナル・バーキン」活用等の認知施策実施による広告宣伝費増加)
最終更新: 2025年11月25日

