ヤマトホールディングス株式会社9064
エクスプレス事業
宅急便を核とする国内輸配送の基盤事業。グループ売上の約83%を占める。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 外部顧客への営業収益(通期) | 1,557,978百万円 | 1,534,710百万円 | ↑ |
| セグメント利益(通期) | 2,299百万円 | △12,899百万円 | ↑ |
| 宅急便・宅急便コンパクト・EAZY取扱数量(通期) | 1,941百万個 | 1,961百万個 | ↓ |
| ネコポス・クロネコゆうパケット取扱数量(通期) | 451百万個 | 391百万個 | ↑ |
| クロネコゆうメール取扱数量(通期) | 95百万冊 | 110百万冊 | ↓ |
| セグメント資産 | 970,538百万円 | 963,280百万円 | ↑ |
事業詳細
個人および法人顧客に対し、宅急便・宅急便コンパクト・EAZYを中心とした国内輸配送サービスを提供。主要会社はヤマト運輸株式会社。宅急便部門(小口法人・個人)と法人部門(大口法人)の二軸で構成され、プライシング適正化・ネットワーク強靭化・集配拠点再配置を推進。2026年3月期は外部顧客への営業収益1,557,978百万円と前期比1.5%増収となり、営業利益2,299百万円と黒字転換を果たした。
直近の概況
運賃改定とプライシング適正化が奏功し、2期ぶりに営業黒字を回復。
2026年3月期は外部顧客への営業収益が1,557,978百万円(前期比1.5%増)となり、営業利益は2,299百万円と前期の△12,899百万円から大幅改善し黒字転換。2025年10月の届出運賃改定および法人部門のプライシング適正化が進展したことが主因。一方、宅急便・宅急便コンパクト・EAZY取扱数量は1,941百万個(前期比1.0%減)と微減したが、ネコポス・クロネコゆうパケットは451百万個(同15.4%増)と高成長。輸送領域ではリレー方式への切り替えやモーダルシフト推進によるコスト適正化も寄与した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 2025年10月の届出運賃改定および法人部門のプライシング適正化による収益構成の変革
- 小口法人・個人顧客からの宅急便取扱数量の拡大
- ネコポス・クロネコゆうパケットの取扱数量増加(前期比15.4%増)によるEC需要の取り込み
- 宅急便当日配送サービス・同一都道府県内運賃新設による提供価値拡大
- 輸送領域のリレー方式・モーダルシフト推進によるオペレーティングコスト適正化
- 集配拠点の再配置・ネコサポ展開によるラストマイル生産性向上
- 置き配サービスの提供拡大による再配達削減と物流効率化
リスク
- 物価上昇・実質賃金減少による個人消費停滞が荷動き鈍化を招くリスク
- 大口法人顧客の取扱数量が想定を下回るリスク
- 時給単価・パートナー委託単価の上昇継続によるコスト増圧力
- 輸送効率低下(取扱数量減少に伴う積載率悪化)によるオペレーティングコスト上昇
- 人手不足の深刻化による集配・仕分け人材確保の困難化
- クロネコゆうメール等の投函サービス収入減少(前期比13.6%減)による収益構成の変化
- エネルギー・原材料価格の高騰による調達コスト上昇
最終更新: 2026年6月12日

