ヤマトホールディングス株式会社9064
エクスプレス事業
宅急便を核とする国内輸配送の基盤事業。グループ営業収益の約82%を占める。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 外部顧客への営業収益(四半期累計) | 364,680百万円 | 363,203百万円 | ↑ |
| セグメント利益(△は損失、四半期累計) | △13,139百万円 | △13,437百万円 | ↑ |
| 宅急便・宅急便コンパクト・EAZY取扱数量(四半期累計) | 449百万個 | 463百万個 | ↓ |
| ネコポス・クロネコゆうパケット取扱数量(四半期累計) | 126百万個 | 107百万個 | ↑ |
| クロネコゆうメール取扱数量(四半期累計) | 24百万冊 | 27百万冊 | ↓ |
事業詳細
個人および法人顧客に対し、宅急便・宅急便コンパクト・EAZYを中心とした国内輸配送サービスを提供。主要会社はヤマト運輸株式会社。宅急便部門(小口法人・個人)と法人部門(大口法人)の二軸で構成され、プライシング適正化・ネットワーク強靭化・集配拠点再配置を推進。2027年3月期第1四半期は外部顧客への営業収益364,680百万円(前年同期比0.4%増)となったが、営業損失13,139百万円となり、前年同期の13,437百万円から赤字幅が縮小した。
直近の概況
宅急便数量は減少も、プライシング適正化で増収、赤字幅は縮小。
2027年3月期第1四半期の外部顧客への営業収益は364,680百万円(前年同期比0.4%増)。宅急便・宅急便コンパクト・EAZY取扱数量は449百万個(前年同期比3.0%減)と減少したものの、大口法人向けプライシング適正化と小口法人・個人向け取扱数量拡大により増収を確保。営業損失は13,139百万円となり、前年同期の13,437百万円から298百万円の赤字幅縮小。ネコポス・クロネコゆうパケットは126百万個(+18.2%)と大幅増加しEC需要を取り込む一方、クロネコゆうメールは24百万冊(△10.3%)減少。また、使用用途の変更が生じた資産について1,615百万円の減損損失を計上した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 法人部門のプライシング適正化による収益構成の変革
- 小口法人・個人顧客からの宅急便取扱数量の拡大
- ネコポス・クロネコゆうパケットの取扱数量増加(前年同期比18.2%増)によるEC需要の取り込み
- 宅急便当日配送サービス・同一都道府県内運賃新設による提供価値拡大
- 輸送領域のAI活用配車一元管理・モーダルシフト推進によるオペレーティングコスト適正化
- 都市部近距離輸送の稼働最適化による輸送ネットワークの最適化
- 置き配サービスの提供拡大による再配達削減と物流効率化
リスク
- 物価上昇・実質賃金減少による個人消費停滞が荷動き鈍化を招くリスク
- 宅急便取扱数量の減少継続(当第1四半期は前年同期比3.0%減)
- 大口法人顧客の取扱数量が想定を下回るリスク
- 時給単価・パートナー委託単価の上昇継続によるコスト増圧力
- 人手不足の深刻化による集配・仕分け人材確保の困難化
- クロネコゆうメール等の投函サービス収入減少(前年同期比10.3%減)による収益構成の変化
- エネルギー・原材料価格の高騰による調達コスト上昇
- 資産の使用用途変更等に伴う減損損失計上リスク
最終更新: 2026年8月4日

