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名古屋鉄道株式会社

9048東証プライム陸運業

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名古屋鉄道株式会社9048

交通事業

名鉄グループの中核セグメント。鉄道・バス・タクシーを運営

期間今期前期増減率
営業収益(セグメント計)178,272百万円159,825百万円
営業利益21,803百万円19,602百万円
セグメント資産614,540百万円573,396百万円
減価償却費21,054百万円18,666百万円
有形固定資産及び無形固定資産の増加額(設備投資)44,418百万円35,504百万円
鉄軌道事業 営業収益101,450百万円97,910百万円
鉄軌道事業 営業利益15,296百万円15,418百万円
バス事業 営業収益55,476百万円42,120百万円
バス事業 営業利益5,136百万円3,550百万円
タクシー事業 営業収益23,506百万円21,936百万円
タクシー事業 営業利益1,118百万円492百万円

事業詳細

名古屋鉄道㈱(鉄軌道)、豊橋鉄道㈱、名鉄グループバスホールディングス㈱傘下のバス各社(宮城交通グループ含む)、名鉄タクシーホールディングス㈱傘下のタクシー各社で構成。愛知・岐阜・宮城を中心とした公共交通ネットワークを提供し、グループ全体の沿線価値向上を支える基盤セグメント。2026年3月期の外部顧客向け営業収益は175,331百万円で全セグメント中最大規模。

直近の概況

宮城交通グループ寄与と鉄軌道輸送人員増加により増収増益を達成

2026年3月期の交通事業は、バス事業で前期連結加入の宮城交通グループの収入が通期寄与したことに加え、鉄軌道輸送人員の増加により営業収益178,272百万円(前期比11.5%増)、営業利益21,803百万円(前期比11.2%増)と増収増益。人件費・減価償却費の増加はあったものの増収でカバー。鉄軌道事業単体では減価償却費増加等により営業利益が微減(15,296百万円、前期比0.8%減)。設備投資は44,418百万円と前期比25%増加し、高架化工事や車両新造等の大型投資が継続。2027年3月期からセグメント区分が7区分から5区分に再編され、交通事業は引き続き独立セグメントとして維持される。

主要プロダクト

service
鉄軌道事業

高架化工事(5ヵ所進行中、瀬戸線喜多山駅・三河線若林駅で切替完了)、通勤型車両30両新造、ダイヤ改正による輸送体系効率化を推進。AI画像解析機能を備えた踏切監視システムの導入拡大など安全・安定輸送の確保に取り組む。2026年3月期営業収益101,450百万円(前期比3.6%増)。

service
バス事業

名鉄バス㈱が名古屋市の新路面公共交通システム「SRT」の受託運行を開始。名鉄グループバスホールディングス㈱と名鉄観光バス㈱は高付加価値バスツアーブランド「遊山-yusan-」を立ち上げ。宮城交通グループの連結寄与が継続。2026年3月期営業収益55,476百万円(前期比31.7%増)、営業利益5,136百万円(前期比44.7%増)。

service
タクシー事業

2026年3月期営業収益23,506百万円(前期比7.2%増)、営業利益1,118百万円(前期比127.2%増)と大幅増益。収益性が大きく改善した。

platform
MaaSプラットフォーム「CentX(セントエックス)」

SRT関連機能の拡充やチケット販売を追加し、公共交通の利用促進と地域活性化に取り組む。新型券売機(定期乗車券発売・クレジット決済対応)や精算機能付き新型チャージ機の導入拡大、お客さまサポートセンターの新設など、デジタル化・サービス利便性向上を推進。

成長ドライバー

  • 鉄軌道輸送人員の増加による収益拡大
  • 宮城交通グループの連結化による事業規模拡大(バス事業収益の大幅増)
  • タクシー事業の収益性改善(営業利益前期比127.2%増)
  • 名古屋市SRT受託運行開始等の新規事業による収益多様化
  • 高付加価値バスツアーブランド「遊山-yusan-」による需要開拓
  • MaaSアプリ「CentX」機能拡充・新型券売機導入等デジタル化による利便性向上と需要喚起

リスク

  • 人件費・減価償却費の増加によるコスト上昇圧力(鉄軌道事業営業利益は微減)
  • 高架化工事等の大規模設備投資(44,418百万円)による財務負担の継続・拡大
  • 人口減少・少子高齢化に伴う長期的な輸送需要の減少リスク
  • バス・タクシー事業における乗務員不足等の労働力確保リスク
  • 資源価格高騰・物価上昇による燃料費等の運営コスト増加リスク
  • 不安定な国際情勢・個人消費の回復力不足による需要下振れリスク

最終更新: 2026年6月24日