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東京地下鉄株式会社

9023東証プライム陸運業

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東京地下鉄株式会社9023

運輸業

東京都区部9路線を運営する東京メトロの中核セグメント

期間今期前期増減率
セグメント営業収益(外部顧客)384,108百万円370,121百万円
セグメント営業収益(内部含む合計)386,618百万円372,500百万円
セグメント営業利益76,189百万円74,217百万円
営業利益率19.7%19.9%
輸送人員(合計)2,571,229千人2,495,750千人
旅客運輸収入350,485百万円339,366百万円
旅客運輸収入(定期)134,162百万円129,995百万円
旅客運輸収入(定期外)216,323百万円209,370百万円
セグメント資産1,852,542百万円1,840,038百万円
減価償却費70,075百万円68,410百万円
有形・無形固定資産増加額85,868百万円99,667百万円

事業詳細

東京都区部を中心に銀座線・丸ノ内線・日比谷線・東西線・千代田線・有楽町線・半蔵門線・南北線・副都心線の9路線を保有・運営する。旅客運輸収入が収益の根幹を成し、鉄道の運行・運営に加え、グループ子会社による駅清掃・運営管理・施設保守・車両整備等を包含する。連結営業収益の約91%を占める最重要セグメントであり、安全性・利便性向上と需要創出が主要課題。

直近の概況

旅客需要が定期・定期外ともに好調で収益・利益ともに増加

2026年3月期の運輸業セグメントは、旅客運輸収入が引き続き好調に推移し、外部顧客向け営業収益は384,108百万円(前期比3.8%増)、営業利益は76,189百万円(前期比2.7%増)を達成。輸送人員は2,571,229千人(前期比3.0%増)と増加し、定期(前期比3.4%増)・定期外(前期比2.7%増)ともに伸長。一方、経費・人件費の増加等により営業費も増加しており、営業利益率はわずかに低下した。

主要プロダクト

service
鉄道旅客輸送サービス

定期・定期外旅客を対象とした都市鉄道輸送。2026年3月期の輸送人員は2,571,229千人(前期比3.0%増)、旅客運輸収入は350,485百万円(前期比3.3%増)と好調に推移。

product
Tokyo Subway Ticket / Tokyo City Pass

訪日外国人旅行者を主要ターゲットとした期間限定乗り放題乗車券。インバウンド需要の拡大を背景に定期外旅客収入の増加に寄与している。

platform
メトロポイントクラブ(メトポ)

PASMOを活用した乗車ポイント付与サービス。my!アプリとの連携拡充によりリピート乗車促進施策として機能し、定期外旅客需要の底上げに貢献。

product
CBTCシステム(無線式列車制御)

運行安定性の向上とCBM(状態基準保全)推進によるコスト構造改革を目的として導入を進める。将来的な輸送力増強・保守費用削減に寄与する戦略的投資。

service
海外鉄道O&Mビジネス

英国Elizabeth line等への技術・ノウハウ提供を通じた新規収益源。国内鉄道運営で培った高品質なオペレーション能力を海外展開する取り組み。

成長ドライバー

  • 都心部を中心とした経済活動の活性化による平日・休日ともの旅客需要増加
  • インバウンド旅行者の増加によるTokyo Subway Ticket等の需要拡大
  • メトポ・my!アプリ拡充等によるリピート乗車促進施策の効果
  • 有楽町線延伸・南北線延伸による将来的なネットワーク拡充
  • CBTCシステム導入・CBM推進による運行安定性向上とコスト構造改革
  • 海外鉄道O&Mビジネス(英国Elizabeth line等)による新規収益源の獲得
  • 通勤需要の増加(2027年3月期予想においても旅客運輸収入増加を見込む)

リスク

  • 修繕費・人件費等の営業費増加による利益率への下押し圧力(2026年3月期も営業費が前期比増加)
  • テレワーク定着等による定期旅客需要の構造的減少リスク
  • 自然災害の激甚化・大規模浸水リスクへの対応コスト負担
  • 有楽町線・南北線延伸工事に伴う多額の設備投資負担(新線建設推進長期借入金192,120百万円が継続)
  • 物価上昇・人手不足による修繕費・委託費等のコスト上昇
  • テロ・サイバー犯罪リスクの増大に伴うセキュリティ投資負担
  • 中東情勢等の地政学リスクによる訪日需要への影響(現時点では業績予想に未織り込み)

最終更新: 2026年6月23日