京王電鉄株式会社9008
運輸業
京王グループの基盤事業。鉄道・バス等の旅客運輸を担う。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 営業収益(交通業) | 133,233百万円 | 130,106百万円 | ↑ |
| 営業利益(交通業) | 13,254百万円 | 15,694百万円 | ↓ |
| 営業利益率(交通業) | 9.9% | 12.1% | ↓ |
| 輸送人員合計 | 605,755千人 | 593,146千人 | ↑ |
| 旅客運輸収入合計 | 83,248百万円 | 81,499百万円 | ↑ |
| 定期輸送人員 | 333,562千人 | 328,046千人 | ↑ |
| 定期外輸送人員 | 272,193千人 | 265,100千人 | ↑ |
| 減価償却費(交通業) | 20,889百万円 | 18,818百万円 | ↑ |
| セグメント資産(交通業) | 511,415百万円 | 475,779百万円 | ↑ |
事業詳細
交通業セグメントは、京王電鉄本体が運営する鉄道事業を中核に、バス事業(京王電鉄バスグループ・西東京バス)、タクシー業(京王自動車グループ)、貨物・引越し業(京王運輸)で構成される。沿線の通勤・通学需要を主要顧客とし、新宿を東の拠点、橋本を西の拠点とする輸送ネットワークを提供する。グループ全体の収益基盤として、沿線まちづくりと連動した持続的な需要創出を担う。
直近の概況
輸送人員は増加も、車両新造・人件費増により営業利益は15.5%減。
2026年3月期の交通業は、鉄道事業において定期(前期比1.7%増)・定期外(前期比2.7%増)ともに輸送人員が増加し旅客運輸収入は83,248百万円(前期比2.1%増)と増収となった。一方、車両新造による減価償却費の増加(20,889百万円、前期比10.9%増)および処遇改善に伴う人件費の増加により、営業利益は13,254百万円(前期比15.5%減)と大幅な減益となった。バス事業はインバウンド需要路線の増収など高速収入が好調で増収増益。2027年3月期予想は営業収益135,700百万円(前期比1.9%増)、営業利益13,500百万円(前期比2.2%増)を見込む。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 定期・定期外ともに輸送人員が増加傾向にあり、沿線需要の回復が継続(2026年3月期:定期+1.7%、定期外+2.7%)
- バス事業におけるインバウンド需要路線の増収および高速収入の好調推移
- 中期経営計画「HIRAKU2030」に基づく沿線価値向上施策による長期的な需要創出
- 鉄道安全投資(ホームドア整備等)による安全性・サービス品質の向上
リスク
- 車両新造・鉄道安全投資に伴う減価償却費の増加(2026年3月期20,889百万円、前期比10.9%増)による利益圧迫の継続
- 処遇改善に伴う人件費の増加による収益性低下リスク
- 人口減少に伴う沿線輸送需要の長期的な縮小リスク
- 金利上昇による鉄道事業の長期負債(社債・長期借入金)の調達コスト増加リスク
- 固定資産の減損リスク(2025年3月期に427百万円の減損損失を計上、2026年3月期は交通業での減損損失なし)
最終更新: 2026年6月23日

