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8746東証スタンダード証券・商品先物取引業

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金地金事業

金地金の売買を主軸に国内外の投資需要を取り込む中核セグメント

期間今期前期増減率
セグメント売上高(2025年3月期通期)9,152百万円4,927百万円
セグメント利益(2025年3月期通期)104百万円9百万円
セグメント資産(2025年3月期末)582百万円258百万円
セグメント売上高(2026年3月期3Q累計)6,921百万円6,575百万円
セグメント損益(2026年3月期3Q累計)△1,119百万円67百万円

事業詳細

国内では主に対面で1キログラムの金地金バー(キロバー)を富裕層・投資家向けに販売するほか、日本クラウド証券株式会社がインターネットを通じて1,000円からの少額売買にも対応。海外では子会社Kinka(BVI),Ltd.がブロックチェーン技術を活用した金価格連動型暗号資産「Kinka(XNK)」を発行し、海外の金投資需要の取り込みを図っている。金地金はグループ外から調達・保管する販売モデルを採用。

直近の概況

2026年3月期3Q累計は売上高6,921百万円と前年同期比5.3%増も、貸倒引当金1,340百万円計上でセグメント損失に転落

2026年3月期第3四半期連結累計期間(2025年4月〜12月)の売上高は6,921百万円(前年同四半期比5.3%増)と増収を維持した。しかし、主要株主関連先との金地金取引において売上債権1,340百万円の未回収が発生し、同額の貸倒引当金を計上したため、セグメント損失は△1,119百万円(前年同四半期はセグメント利益67百万円)に転落した。後発事象として2026年1月28日に外部弁護士による調査委員会を設置し、事実関係の調査・再発防止策の検討を委嘱している。なお、有報ベース(2025年3月期通期)では売上高9,152百万円(前期比85.8%増)、セグメント利益104百万円(前期9百万円)と増収増益を達成していた。

主要プロダクト

service
金地金(キロバー)対面販売

国内店頭において主に1キログラムの金地金バーを取り扱い、投資家や富裕層への販売・買取を行う。金価格の高騰を背景に購入需要が旺盛で、当社の主力収益源となっている。

platform
インターネット小口金取引(日本クラウド証券)

日本クラウド証券株式会社が運営するインターネット経由の金取引サービス。1,000円からの少額売買に対応し、金スポット取引・純金積立を提供。投資家の間で金による積立投資・分散投資への理解が広がり、需要が増加傾向にある。

product
UNBゴールド

「Progmat SaaS」を利用し、100グラム単位で売買できる金取引サービス。日本における金投資の裾野拡大を目的に新たに取り扱いを開始した。日本クラウド証券との共同事業として展開。

product
暗号資産「Kinka(XNK)」

海外子会社Kinka(BVI),Ltd.が発行する金地金を裏付けとした暗号資産。イーサリアムネットワークおよびカルダノブロックチェーン上で発行・流通させ、海外の複数の中央集権型暗号資産取引所(CEX)に上場。EMURGO FINTECH INC.とのパートナーシップ契約を通じてWeb3.0ビジネスの拡大を図っている。

成長ドライバー

  • 金価格の史上最高値更新を背景とした国内富裕層・投資家の旺盛な買い需要
  • インフレヘッジ・有事の備えを目的とした金市場への資金流入継続
  • 日本クラウド証券による少額・積立投資需要の取り込みと顧客層の拡大
  • 暗号資産「Kinka(XNK)」のカルダノブロックチェーン展開によるWeb3.0ビジネスの収益源多様化
  • 中央銀行・機関投資家による金ETF継続購入など世界的な金需要の構造的拡大

リスク

  • 売上債権の回収遅延リスク:2026年3月期3Q累計において1,340百万円の未回収が発生し、外部調査委員会を設置する事態に至った
  • 金価格変動リスク:金価格の下落は販売量・販売単価の双方に直接影響し、セグメント収益を大きく左右する
  • 特定顧客への売上集中リスク:2025年3月期通期において個人Aへの売上が4,253百万円(全社売上の44.8%)を占める
  • 掛売り取引に伴う信用リスク:一般顧客と異なる後払い掛売り条件での取引が未回収リスクを高める可能性
  • 海外暗号資産事業の規制リスク:各国の暗号資産規制動向が「Kinka(XNK)」の流通・販売に影響を与える可能性

最終更新: 2026年6月30日