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株式会社小林洋行

8742東証スタンダード証券・商品先物取引業

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株式会社小林洋行8742

投資・金融サービス業

小林洋行グループの主力セグメント。金融・商品先物取引の受託業務を担う。

期間今期前期増減率
営業収益(通期・2026年3月期)2,207百万円2,045百万円
セグメント利益(通期・2026年3月期)217百万円229百万円
セグメント資産(通期・2026年3月期)15,805百万円11,800百万円
受取手数料合計(通期・2026年3月期)2,128百万円1,942百万円
金融商品取引の受取手数料(通期・2026年3月期)1,650百万円1,560百万円
商品先物取引の受取手数料(通期・2026年3月期)478百万円382百万円

事業詳細

金融商品取引法に基づく取引所為替証拠金取引(くりっく365)および取引所株価指数証拠金取引(くりっく株365)、ならびに商品先物取引法に基づく商品先物取引の受託業務を主軸とする。主要子会社はフジトミ証券株式会社。グループ全体の営業収益の約44%(2026年3月期)を占める中核事業であり、金地金販売等のその他収益も含む。商品市況・株式市況・為替相場の変動に業績が大きく左右される構造を持つ。

直近の概況

受取手数料は前期比9.6%増の2,128百万円と年間目標を達成したが、セグメント利益は5.3%減。

2026年3月期は、4月の株式相場急落(日経平均4月7日に30,792円まで下落)で厳しいスタートとなったが、その後の相場回復と金価格の史上初20,000円突破を追い風に、新規顧客獲得や預り資産増加に注力。金融商品取引の受取手数料は1,650百万円(前期比5.8%増)、商品先物取引の受取手数料は478百万円(同25.1%増)と両部門で増収を達成し、受取手数料合計は2,128百万円(同9.6%増)となった。一方、セグメント利益は217百万円(同5.3%減)と減益となり、営業費用の増加が利益を圧迫した。セグメント資産は差入保証金の大幅増加(2,655百万円増)を主因に15,805百万円(同33.9%増)へ拡大した。

主要プロダクト

platform
くりっく株365(取引所株価指数証拠金取引)

日経225等の株価指数を原資産とする取引所証拠金取引。株式市況の上昇局面において委託売買高が増加する傾向があり、2026年3月期は日経平均株価の歴史的高値圏推移が追い風となった。

platform
くりっく365(取引所為替証拠金取引)

東京金融取引所が開設する取引所為替証拠金取引。透明性の高い取引所取引として個人投資家に提供。2026年3月期は金融商品取引の受取手数料が1,650百万円(前期比5.8%増)となった。

service
シストレセレクト365

2025年2月に提供を開始したくりっく365の自動売買サービス。アフィリエイトを中心とした積極的な広告戦略により認知度向上と新規顧客獲得を推進。2026年3月期においても継続的に顧客基盤拡大に貢献。

service
商品先物取引(貴金属・農産物等)

金・白金等の貴金属を中心とした商品先物取引の受託業務。2026年3月期は金価格が史上初めて20,000円を突破するなど上昇基調が続き、商品先物取引の受取手数料は478百万円(前期比25.1%増)と大幅増加。

product
金地金販売等(その他)

金地金等の現物販売を含むその他収益。2026年3月期のその他収益は78百万円(前期比21.7%減)となった。

成長ドライバー

  • 金価格の歴史的高騰(2026年1月に28,498円まで上昇、期中に史上初20,000円突破)による商品先物取引需要の拡大
  • シストレセレクト365(くりっく365自動売買サービス)のアフィリエイト広告戦略による認知度向上と新規顧客獲得
  • 日経平均株価の歴史的高値圏推移(2026年2月に59,332円まで上昇)によるくりっく株365の取引活性化
  • 既存顧客からの継続的な紹介による顧客基盤の有機的拡大
  • 金ETF・日経225等の主力商品の上昇トレンドを捉えた預り資産の増加

リスク

  • 商品市況・株式市況・為替相場の変動による業績の大幅なブレ(業績予想の開示が困難なほど変動性が高い)
  • 3月のイラン情勢悪化に伴う歴史的原油高・金融市場混乱による相場急変リスク(3月の日経平均下落幅が過去最大の7,786円を更新)
  • 米国通商政策(相互関税)・地政学的リスク等の外部環境変化による相場急変リスク
  • 営業費用の増加によるセグメント利益の圧迫(2026年3月期:セグメント利益は前期比5.3%減)
  • 差入保証金の大幅増加(2,655百万円増)に伴う資産効率の低下
  • 中東・ウクライナ情勢の長期化によるスタグフレーションリスクと金融市場の不安定化

最終更新: 2026年6月25日