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アニコム ホールディングス株式会社

8715東証プライム保険業

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アニコム ホールディングス株式会社8715

損害保険事業(ペット保険)

アニコムグループの中核事業。国内シェアNo.1のペット保険引受・資産運用を担う。

期間今期前期増減率
損害保険事業 経常収益(3Q累計)48,994百万円44,329百万円
正味収入保険料(3Q累計)47,747百万円43,505百万円
保有契約件数1,374,230件1,287,923件
E/I損害率(既経過保険料ベース)62.9%61.6%
コンバインド・レシオ(既経過保険料ベース)96.8%93.5%

事業詳細

アニコム損害保険株式会社が運営するペット保険の保険引受業務および資産運用業務を行うセグメント。犬・猫・鳥・うさぎ等15種を対象に、通院・入院・手術を補償する複数商品を展開。業界初の「窓口精算システム」(対応病院約7,000院)を強みとし、NBチャネル(ペットショップ代理店4,986店舗)と一般チャネル(Web・金融機関)の二軸で販売。2009年から2024年まで16年連続国内シェアNo.1を維持している。

直近の概況

3Q累計で経常収益は前年同期比10.5%増も、損害率・事業費率の上昇で利益は大幅減。

2026年3月期第3四半期連結累計期間(2025年4月〜12月)の損害保険事業の経常収益は48,994百万円(前年同期比10.5%増)。保有契約数は1,374,230件(前期末比+86,307件・+6.7%)と順調に増加。一方、E/I損害率は62.9%(前年同期比+1.3pt)、既経過保険料ベース事業費率は33.9%(同+2.0pt)と上昇し、コンバインド・レシオは96.8%(同+3.3pt)に悪化。他社からの契約移管コスト発生が事業費率を押し上げた。通期業績予想は経常収益73,000百万円(前期比+7.9%)、経常利益3,300百万円(同△33.2%)で修正なし。

主要プロダクト

product
どうぶつ健保ふぁみりぃ

所定年齢以下の犬・猫・鳥・うさぎ・フェレット等を対象。保険期間1年、診療費の50%または70%を支払限度内で補償。通院・入院は年間20日、手術は年間2回まで。窓口精算システムに対応し、対応病院では自己負担分のみ支払えばよい。

product
どうぶつ健保べいびぃ

ペットショップ等の動物取扱業者でご契約いただける商品。保険期間1年、契約後1ヶ月は診療費の100%を補償し、その後の11ヶ月は50%または70%を補償。NBチャネルの主力商品であり、ペット購入と同時に補償が開始される。

product
どうぶつ健保しにあ

従来商品では新規加入できなかった満8歳以上(上限なし)の犬・猫を対象。入院と手術の補償に特化し、保険料を安価に設定。付帯サービス「どうぶつ健活」の結果が良好であれば「どうぶつ健保ふぁみりぃ」へ移行も可能。

platform
窓口精算システム

人の健康保険と同様に、対応動物病院の窓口で保険証を提示するだけで自己負担分のみ支払えば手続きが完了する仕組み。対応病院は全国約7,000院(全国の動物病院の5割以上)。年間約450万件の保険金請求のうち約9割がこのシステム経由。2017年5月からはLINEでの保険金請求サービスも開始。

service
どうぶつ健活

2018年12月より主要ペット保険商品に付帯開始した腸内フローラ測定サービス。どうぶつの健康状態を定期的にチェックし、予防型保険の実現を支援する。測定結果に基づき口腔・腸内ケア商材の提案にも連携。「どうぶつ健保しにあ」では良好な結果を条件に上位商品への移行が可能。

成長ドライバー

  • 堅調なペット飼育需要の継続(国内ペット保険普及率21.4%まで伸長)
  • NBチャネル(ペットショップ代理店4,986店舗)および一般チャネルの営業活動強化
  • 他社からの契約移管による保有契約件数の積み上げ(3Q末時点で前期末比+86,307件)
  • 業界初・対応病院数トップの窓口精算システムによる高い顧客利便性と差別化
  • 「どうぶつ健活」付帯商品の訴求力向上による新規契約獲得

リスク

  • ペットの平均寿命伸長・動物医療高度化・インフレによる診療費高止まりでE/I損害率が上昇傾向
  • 他社からの契約移管コスト発生による事業費率の上昇(3Q累計で前年同期比+2.0pt)
  • 競合他社の参入激化(主要保険会社の相次ぐ参入)による価格競争リスク
  • 保険金支払増加に伴う保険契約準備金(支払備金・責任準備金)の積み増し負担
  • 保険業法に基づく新たな資本規制(ESR等)導入に伴うソルベンシー管理の複雑化

最終更新: 2026年6月22日