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東京センチュリー株式会社

8439東証プライムその他の金融業

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国内リース事業

国内における多様な物件を対象としたリース・ファイナンスの中核事業

期間今期前期増減率
売上高(通期)462,066百万円449,116百万円
セグメント利益(通期)22,810百万円22,836百万円
セグメント資産残高1,308,493百万円1,274,955百万円
減価償却費(通期)18,912百万円17,595百万円
持分法による投資利益10,410百万円7,408百万円
ROA(セグメント利益÷セグメント資産)1.7%1.8%

事業詳細

情報通信機器、事務用機器、産業工作機械、輸送用機器、商業・サービス業用設備等を対象としたリース・ファイナンス(貸付・出資)及びその附帯サービスを提供する。保守・メンテナンス・通信等のサービスを付加し利便性向上を図ることで収益力の改善を進めており、NTTグループとの合弁会社NTT・TCリース株式会社(NTL)を中心としたパートナーとの共同投資事業も展開している。セグメント資産残高は1兆3,085億円規模を維持する安定的な事業基盤を有する。

直近の概況

NTLが過去最高益を更新、持分法利益が前期比40.5%増と大幅伸長

2026年3月期の国内リース事業は、売上高が前期比12,950百万円(2.9%)増加し462,066百万円となった一方、セグメント利益は前期比26百万円(0.1%)減少し22,810百万円とほぼ横ばいで推移した。NTT・TCリース株式会社(NTL)は円金利上昇による資金原価増加を打ち返し過去最高益を更新し、持分法による投資利益が10,410百万円(前期7,408百万円)と大幅に増加した。また、広島県東広島市との「地域脱炭素化の実現に向けた連携協定」締結など、脱炭素ソリューション分野での新規取組みも進展している。セグメント資産残高は前期末比33,538百万円(2.6%)増加し1,308,493百万円となった。

主要プロダクト

product
ファイナンスリース

情報通信機器、事務用機器、産業工作機械、輸送用機器、商業・サービス業用設備等を対象とした標準的なファイナンスリース。国内リース事業の売上高の主要部分を構成する。

service
オペレーティングリース・附帯サービス

単純なファイナンスリースに留まらず、保守・メンテナンス・通信等のサービスを組み合わせることで顧客の利便性向上と収益力改善を図る。サービス付加による差別化が競争優位の源泉となっている。

service
モダナイゼーション・ファイナンス・サービス

富士通及びFLCS社との協業により提供するサービスで、顧客企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に向けたシステム更改・モダナイゼーション需要を金融・リース機能で支援する。

service
FIT売電保証サービス

オムロンFEとの協業により提供する再生可能エネルギー関連サービス。FIT(固定価格買取制度)を活用した売電事業者向けに保証機能を提供し、再エネ分野における新規顧客獲得を図る。

platform
共同投資事業

NTT・TCリース株式会社(NTL)を中心としたパートナーとの共同投資事業。NTLは円金利上昇による資金原価増加を打ち返し過去最高益を更新。海外データセンター向けファイナンスなどNTTグループ関連ビジネスの強化、環境・不動産・教育分野での共創・パートナー連携強化によりベース収益が伸長している。

成長ドライバー

  • NTT・TCリース株式会社(NTL)における海外データセンター向けファイナンス等NTTグループ関連ビジネスの強化による持分法利益の拡大
  • 環境・不動産・教育分野における当社とNTLの共創・パートナー連携強化による成長分野の拡大
  • 保守・メンテナンス・通信等のサービス付加による収益力改善傾向
  • 富士通・FLCS社との「モダナイゼーション・ファイナンス・サービス」による顧客DX需要の取り込み
  • オムロンFEとの「FIT売電保証サービス」による再エネ関連新規需要の獲得
  • 自治体・パートナー企業との連携による地域脱炭素化ソリューション提供(東広島市との連携協定等)

リスク

  • 円金利上昇に伴う資金原価負担の増加(NTLを含むリース事業全般への影響)
  • 賃上げに伴う人件費増加
  • NTT・TCリース株式会社における一過性利益の剥落リスク
  • 貸倒引当金の変動リスク(債権評価の不確実性)
  • デジタル化・省力化投資の一巡による設備投資需要の変動リスク
  • 競合他社との価格競争激化によるスプレッド縮小リスク

最終更新: 2026年6月19日