経済環境変動リスク
電子部品事業(半導体・一般電子部品・EMS等)は日本・北米・欧州・アジア等の主要市場における景気変動の影響を直接受ける。需要の拡大・縮小が業績および財務状況に影響を及ぼす可能性がある。特定地域への依存度が高い場合、当該地域の景気後退が収益に与える影響は大きい。
為替レート変動リスク
海外での商品販売・製造を含む事業において、米ドル・ユーロ・英ポンド・中国元・タイバーツ等の主要通貨建て取引が円換算時に為替変動の影響を受ける。先物為替予約等のヘッジ取引を実施しているが、予約タイミングのずれや急激な為替変動により業績および財務状況に影響が生じる可能性がある。
カントリーリスク
世界各国に販売・製造拠点を有するため、現地の政治的要因による法律・規制変更、急激なインフレ・デフォルト、テロ・戦争、地震・台風・洪水等の自然災害、伝染病の蔓延等の影響を受けるリスクがある。これらの事象が発生した場合、現地拠点の操業停止や販売機会の喪失を通じて業績および財務状況に重大な影響を及ぼす可能性がある。
仕入先・競合リスク
国内外2,000社超の製造業者・商社と提携しているが、仕入先の代理店政策変更・統廃合や自然災害・パンデミック・地政学リスクによる工場稼働停止が商権喪失や調達難につながる可能性がある。エレクトロニクス関連商品市場は競争が激しく、低価格競争や新規参入業者の増加に対し特化型サービスで差別化を図っているが、対応できない場合は業績に影響が生じる。
自社製品リスク
エレクトロニクス製品の開発・製造・販売において、製品供給責任・欠陥保証・新製品投資・急速な技術革新への対応不足・レピュテーション毀損等の複合的リスクを抱える。業界・市場の変化を十分に予測できず魅力ある製品を開発できない場合、将来の成長と収益性が低下し業績および財務状況に影響を及ぼす可能性がある。
貿易コンプライアンスリスク
輸出入貿易による仕入・販売において、安全保障貿易に関する各国法令(米国輸出規制の再輸出規制を含む)を遵守するため、顧客・サプライヤー・商品・目的地・輸送方法・貿易財務書類等の精査が必要となる。法令違反が発生した場合、事業活動の制限・社会的信用の低下・業績および財務状況への悪影響が生じる可能性がある。
求償・製品賠償リスク
提供した製品・サービスの不具合を起因として取引先やその顧客に事故・損害が発生した場合、損害賠償等の法的責任を問われるリスクがある。製品仕様書の取り交わし・法的規制準拠確認・各種損害保険の付保等のリスク回避策を講じているが、重大な問題が発生した場合は業績および財務状況に影響を及ぼす可能性がある。
人財確保・労務リスク
競争が激しいエレクトロニクス業界において優秀な人財の採用・育成は不可欠であるが、近年採用競争が激化している。時間外労働上限規制・有給休暇取得義務化等の法令遵守や多様な人財が働ける職場環境整備に取り組んでいるが、法令違反や必要な人財の確保・育成ができない場合は業績および財務状況に影響が生じる可能性がある。
グループガバナンスリスク
国内外に多くのグループ会社を有しており、新規M&Aによるグループ会社の増加や外的環境の変化に対して内部統制システムの整備が迅速に実施されないリスクがある。内部統制が適切に機能しなかった場合、不正・不祥事による有価証券報告書への虚偽記載やコンプライアンス違反により取引先からの信頼低下・損害賠償請求等が生じる可能性がある。
サイバーセキュリティリスク
取引先の各種機密情報を保持しており、サイバー攻撃・人為的過失による情報漏洩・改ざん・サービス停止等のリスクにさらされている。グループ共通の情報セキュリティ対策ガイドライン策定・最先端セキュリティ製品導入・定期的な従業員教育・インシデント対応手順整備等の対策を講じているが、情報漏洩等が発生した場合は損害賠償請求・社会的信用失墜・取引先離反により業績および財務状況に影響を及ぼす可能性がある。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

