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株式会社東陽テクニカ

8151東証プライム卸売業

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株式会社東陽テクニカ8151

先進モビリティ

自動車・輸送機器向け計測ソリューションを提供する主力セグメント

期間今期前期増減率
売上高(2026年9月期中間期)5,038百万円4,037百万円(2025年9月期中間期)
セグメント利益(2026年9月期中間期)1,151百万円483百万円(2025年9月期中間期)
売上高(2025年9月期通期)7,596百万円
セグメント利益(2025年9月期通期)708百万円
セグメント資産(2025年9月期)4,407百万円
受注高(2025年9月期)9,763百万円
受注残高(2025年9月期)6,986百万円

事業詳細

自動車や鉄道などの輸送機器の性能(操縦性・乗り心地)、振動騒音、安全性・耐久性に関する研究開発向け計測・解析・データ管理機器を提供。自動運転(AD/ADAS)、EV性能評価、eVTOL(空飛ぶクルマ)開発にも対応。主な関係会社は東揚精測系統(上海)、東陽精測國際、TOYOTech LLC、Rototest International AB(スウェーデン)、Rototest Europe AB。

直近の概況

前期期ずれ案件の計上とEV充電大型案件により売上・利益が大幅増加

2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)において、前期に計上を予定していたAD/ADAS開発向け評価システムの海外大型案件の一部およびEV充電関連の大型案件を当期に計上したことにより、売上高は5,038百万円(前年同期比24.8%増)と大幅増加。高利益率案件の計上も重なり、セグメント利益は1,151百万円(前年同期比138.4%増)と倍増超となった。一方、米国トランプ政権の政策により主要顧客である自動車メーカーの業績が影響を受けており、顧客の投資抑制による案件遅延リスクが顕在化しつつある。

主要プロダクト

product
振動騒音計測システム

自動車や鉄道車両の乗り心地・静粛性評価に用いられる計測・解析システム。研究開発段階から量産評価まで幅広く対応。

product
ハブダイナモメーター(Rototest製)

車輪に直接接続して駆動力・制動力を計測するハブダイナモメーター。EV・HEVのパワートレイン評価に適し、欧州市場での販売を強化。

product
EV・eモビリティ向け評価システム

車載電池評価装置、燃料電池評価システム、EV充電関連評価システムを含む。中国全土展開やOEM供給も実施。

product
AD/ADAS開発向け評価システム

自動運転(AD)および先進運転支援システム(ADAS)の開発・検証に用いる評価システム。海外大型案件を含む需要が継続。

product
eVTOL向け計測ソリューション

次世代モビリティであるeVTOLの開発・認証試験向けに計測・解析ソリューションを提供。

platform
実験データ管理ソリューション

自動車メーカーや研究機関の実験データを一元管理し、開発効率向上を支援するソフトウェアプラットフォーム。

成長ドライバー

  • 受注残高6,986百万円(前期比+45.0%)の積み上がりによる売上回復期待
  • AD/ADAS・自動運転開発向け大型評価システム需要の継続
  • EV・eモビリティ分野の拡大(車載電池評価装置の中国全土展開、燃料電池評価システムのOEM供給開始)
  • EV充電関連評価システムの大型案件獲得による新規需要の取り込み
  • 欧州市場での販売体制強化(ドイツ新拠点設立によるRototest製品の販売拡大)
  • 中期経営計画TY2027における先進モビリティを注力分野と位置づけた事業拡大戦略

リスク

  • 大型案件の顧客都合による期ずれリスク(建屋建設・設備工事遅延等)
  • 米国トランプ政権の政策による自動車メーカーの業績悪化に伴う顧客の投資抑制・案件遅延リスク
  • 海外売上比率が高く、為替変動(特に米ドル・人民元・スウェーデンクローナ)の影響を受けやすい
  • 自動車産業の設備投資動向に業績が左右される景気感応度の高さ
  • 東アジアにおける地政学リスクおよびグローバルサプライチェーンの不安定化
  • のれん残高(主にRototest関連)を抱え、事業環境悪化時の減損リスクが存在

最終更新: 2025年12月18日