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アステナホールディングス株式会社

8095東証プライム卸売業

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アステナホールディングス株式会社8095

ファインケミカル事業

医薬品CMC受託・原料供給・CDMOを軸とする製薬支援プラットフォーム事業

期間今期前期増減率
売上高(2026年11月期中間期)10,930百万円11,558百万円(2025年11月期中間期)
営業利益(2026年11月期中間期)729百万円871百万円(2025年11月期中間期)
売上高(2025年11月期通期)22,333百万円
営業利益(2025年11月期通期)909百万円
のれん未償却残高(2026年5月31日時点)3,809百万円(連結合計)3,976百万円(2025年11月30日時点)

事業詳細

医薬品のCMC研究開発・製造受託(医薬品開発エコシステム部門)、医薬品原料の製造・販売(医薬品原料プラットフォーム部門)、製剤・原薬の受託製造(医薬品CDMO部門)の3部門で構成。新薬メーカー・ベンチャー・後発医薬品メーカーを主要顧客とし、独自のペプチド合成技術「Molecular Hiving™」を含む高付加価値技術で差別化を図る。主要子会社はスペラファーマ、スペラネクサス、JITSUBO、岩城製薬佐倉工場。

直近の概況

中間期は売上・利益ともに前年同期比で減少、CMC受注低調とCDMO大型品目減少が主因

2026年11月期中間期(2025年12月1日~2026年5月31日)のファインケミカル事業は、売上高10,930百万円(前年同期比5.4%減)、営業利益729百万円(同16.3%減)。医薬品開発エコシステム部門ではMolecular Hiving法を用いた中分子原薬プロセス開発案件の拡大があったものの、CMC分野の受注が限定的。医薬品CDMO部門では原料製造分野の大型品目減少が響いた。一方、医薬品原料プラットフォーム部門は輸入原薬の新規納入・既存品拡大により好調を維持。

主要プロダクト

service
医薬品開発エコシステム(CMC受託)

中分子原薬プロセス開発案件の拡大があったものの、CMC分野における受注が限定的であったことから、2026年11月期中間期は売上・利益ともに低調に推移。MicroED・ニトロソアミン関連など新規技術領域への受注注力を継続。

platform
医薬品原料プラットフォーム

2026年11月期中間期は輸入原薬の新規納入や既存品の拡大により売上・利益ともに好調に推移。一部製品で原価率の悪化があったものの全体として堅調。経済安全保障を背景とした国内サプライチェーン多様化ニーズへの対応を推進。

service
医薬品CDMO(製剤・原薬受託製造)

2026年11月期中間期は製剤製造分野において治験薬や試験受託の獲得があったものの、原料製造分野において大型品目の減少もあり、売上・利益ともに低調な結果。外用剤2シフト制導入による生産能力向上と高付加価値受託品目の拡大を継続推進。

platform
Molecular Hiving™

中分子原薬プロセス開発案件の拡大に活用されているが、2026年11月期中間期はCMC分野全体の受注が限定的であり、技術優位性を活かした案件獲得が課題。海外メガファーマからの受注伸長を目指す。

成長ドライバー

  • 医薬品CDMO部門における外用剤2シフト制導入による生産能力向上と高付加価値受託品目の拡大
  • 中分子医薬品(ペプチド・核酸)開発需要の拡大とMolecular Hiving™技術を活用した海外メガファーマからの受注伸長
  • CMC分野でのMicroED・ニトロソアミン関連など新規技術領域への受注注力
  • 経済安全保障を背景とした医薬品原料の国内サプライチェーン多様化ニーズへの対応
  • 新薬メーカー・ベンチャー・後発医薬品メーカーへの営業活動強化による新規案件獲得

リスク

  • 中国における輸入規制強化による医薬品原料プラットフォーム部門の一部輸入品入手困難リスク
  • 医薬品CDMO部門における資材調達遅延・顧客起因の納入減による売上変動リスク(当中間期に大型品目減少が顕在化)
  • 国内薬価制度の影響による新薬メーカーの海外市場優先傾向に伴う国内CMC需要の抑制
  • のれん残高(連結合計3,809百万円、2026年5月31日時点)に係る減損リスク(前連結会計年度に133百万円の減損損失を計上)
  • 中東情勢に起因する原材料調達における価格動向や供給制限リスク(第3四半期以降の影響を精査中)
  • 建設関連コスト高騰を背景とした製造所集約・業界再編による競合環境の変化

最終更新: 2026年2月25日