ナイス株式会社8089
建築資材事業
木材・建材・住宅設備機器の流通を担うナイスの最大セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高(外部顧客) | 193,532百万円 | 183,082百万円 | ↑ |
| セグメント営業利益 | 1,747百万円 | 2,257百万円 | ↓ |
| セグメント資産 | 96,041百万円 | 95,724百万円 | — |
| 木材売上高 | 53,243百万円 | 55,339百万円 | ↓ |
| 建材・住宅設備機器売上高 | 140,036百万円 | 127,477百万円 | ↑ |
| 減価償却費 | 1,110百万円 | 765百万円 | ↑ |
| のれん償却額 | 445百万円 | 222百万円 | ↑ |
事業詳細
木材製品・建材・住宅設備機器等の製造・販売および木材市場の経営を行う。主要会社は当社のほか、ナイスプレカット株式会社(木材)、株式会社セレックス・株式会社アルボレックス・株式会社三友・伊予木材株式会社(建材・住宅設備機器)。連結売上高の約75%を占める最大セグメントであり、全国の物流拠点を活用した建築現場へのラストワンマイル供給機能を有する。2026年3月期の外部顧客向け売上高は193,532百万円、セグメント資産は96,041百万円。
直近の概況
売上高は5.7%増収も、コスト増により営業利益は22.6%減益
2026年3月期の建築資材セグメントは、建材・住宅設備機器が140,036百万円(前期比9.9%増)と牽引し売上高は193,532百万円に拡大した一方、木材は53,243百万円(同3.8%減)と軟調。営業利益は1,747百万円(同22.6%減)と大幅減益。減価償却費・のれん償却額の増加(セレックス連結化影響)および減損損失490百万円の計上が利益を圧迫した。2027年3月期の売上高見通しは200,000百万円(前期比3.3%増)。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 建材・住宅設備機器(サッシ・エクステリア等)の拡充によるセレックスホールディングス連結化効果の継続
- 国産材(スギ・ヒノキ)の供給体制強化(構造用集成材工場新設、M&Aによる製材機能強化)
- 非住宅・非建築分野への木材用途拡大および木造建築の新たな価値創出
- ZEH化加速を背景としたエネルギー関連商品・省エネ建材の提案営業強化
- 全国物流拠点を活用した建築現場へのラストワンマイル機能の強化
- 農林水産省との建築物木材利用促進協定締結および非住宅木造建築への展開
リスク
- 新設住宅着工戸数の長期的減少傾向による需要縮小(人口減少に伴う中長期的減少トレンドの継続)
- 輸入木材相場の軟調推移および不透明感(海外環境規制強化・米国関税政策動向)
- セレックス連結化に伴うのれん償却・減価償却費の増加による利益圧迫(2026年3月期のれん償却445百万円)
- 減損損失リスク(2026年3月期に建築資材セグメントで490百万円の減損損失を計上)
- 物流コストの増加による利益圧迫
- 住宅価格の高騰・金利上昇懸念による新築需要の下押し
最終更新: 2026年6月24日

