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8086東証プライム精密機器

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ニプロ株式会社8086

医療関連

ニプロの主力セグメント。国内外で透析・注射・輸液関連医療機器を展開し、連結売上高の約79%を占める。

期間今期前期増減率
売上高(外部顧客)523,615百万円505,078百万円
セグメント利益(営業利益)52,338百万円46,632百万円
セグメント資産779,012百万円711,855百万円
減価償却費36,743百万円34,789百万円
有形・無形固定資産増加額35,597百万円41,493百万円
のれん償却額2,004百万円2,963百万円

事業詳細

国内事業部は注射・輸液関連、人工臓器関連、高機能関連、透析関連の医療機器および糖尿病・ジェネリック・キット製剤関連の医薬品を販売。国際事業部は海外製造・販売拠点を通じ、注射・輸液関連、人工臓器関連、糖尿病関連の医療機器をグローバルに展開。米国大手透析プロバイダーとの提携、中国集中購買制度での落札、欧州での高機能ダイアライザ好調など積極的な海外展開が収益を牽引している。

直近の概況

2026年3月期は売上高前期比3.7%増・営業利益前期比12.2%増の増収増益を達成。

外部顧客向け売上高は523,615百万円(前期比3.7%増)、セグメント利益は52,338百万円(前期比12.2%増)。国内ではヘモダイアフィルタの出荷制限解除や注射針・輸液製品の価格適正化が寄与。海外では米国大手透析プロバイダーとの提携拡大、中国集中購買制度でのダイアライザ出荷数大幅増、欧州での高機能ダイアライザ好調が牽引。大館工場での新ライン稼働(2025年4月・12月)およびベトナム工場増改築完工により生産能力増強が進捗。

主要プロダクト

product
透析関連製品(ダイアライザ・透析装置)

大館工場での新ライン稼働(2025年4月・12月)により生産能力を増強。米国大手透析プロバイダーとの提携でダイアライザ販売増、中国集中購買制度落札で出荷数が大幅増加、欧州では高機能ダイアライザが好調。アメリカ・中南米では透析装置も好調に推移。

product
注射・輸液関連製品

注射針類・輸液関連製品の価格適正化に取り組み、国内売上高増加に寄与。海外でも重点市場への積極的なプロモーションにより販売が好調に推移。

product
バスキュラー関連製品

独自の血管内イメージングシステムが欧米・アジア・中東・中南米各地で使用が拡大。新タイプのスリッピング防止型バルーンカテーテルもアジアへの出荷が伸長。国内では薬剤溶出型カテーテル等の販売が順調に推移。

service
自社透析センター事業

アジア・中南米を中心に透析センタービジネスを展開。安定的な運営体制のもと、利益も堅調に推移していることが確認されている。

成長ドライバー

  • 米国大手透析プロバイダーとの提携によるダイアライザ・透析関連製品の販売拡大
  • 中国集中購買制度落札によるダイアライザ出荷数の大幅増加
  • 大館工場での新ライン稼働(2025年4月・12月)およびベトナム工場増改築完工による生産能力増強
  • 欧州での高機能ダイアライザ販売好調およびアジア・中南米での透析装置需要拡大
  • バスキュラー関連製品(血管内イメージングシステム・バルーンカテーテル)の欧米・アジア・中東・中南米への展開拡大
  • 国内での注射針・輸液関連製品の価格適正化推進およびヘモダイアフィルタ出荷制限解除

リスク

  • 国内薬価改定および選定療養制度の影響による医薬営業部門の収益圧迫
  • 原材料・労務費・運送費の高騰継続による製造コスト上昇リスク
  • 中国集中購買制度や各国医療費抑制策による価格競争激化
  • 地政学的リスク(中東情勢・米中貿易摩擦)による物流・原材料調達への影響
  • 海外事業拡大に伴う販売体制拡充コストの増大および為替変動リスク

最終更新: 2026年6月25日