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美津濃株式会社

8022・東証プライム・その他製品

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美津濃株式会社8022

日本

国内スポーツ品製造・販売を中核とする最大セグメント

期間今期前期増減率
売上高(外部顧客)37,386百万円34,743百万円↑
営業利益(セグメント利益)4,102百万円3,048百万円↑
売上高増収額(前年同期比)+2,643百万円(+7.6%)-↑
営業利益増益額(前年同期比)+1,054百万円(+34.6%)-↑

事業詳細

美津濃グループの国内事業を担うセグメント。フットボール、ゴルフ、野球、バレーボール、ラケットスポーツ等の競技スポーツ品の製造・販売を主軸とし、スポーツスタイルシューズ、ワークビジネス事業、ライフスタイル品も展開。スポーツ施設の建設工事・運営受託・スクールビジネス、スポーツ機器製造(セノー株式会社他)も手掛ける。当社及び国内子会社が担当し、2027年3月期第1四半期は外部顧客売上高373億8千6百万円、営業利益41億2百万円といずれも過去最高を記録。

直近の概況

ゴルフ・ワークビジネス・スタイルシューズ好調で過去最高更新

2027年3月期第1四半期において、フットボール、ゴルフ及びスポーツ品開発の知見を応用したスポーツスタイルシューズやワークビジネスの売上が好調に推移。ゴルフでは野球バット開発の知見を応用した新製品ゴルフクラブ「JPX ONE」がヒット。ワークビジネスもB to B取引先拡大で事業拡大。ランニングシューズ機能応用のスポーツスタイルシューズがDTCチャネルで成長し利益率を押し上げ、売上高373億8千6百万円(前年同期比7.6%増)、営業利益41億2百万円(同34.6%増)といずれも過去最高となった。

主要プロダクト

product
競技スポーツ品(フットボール・野球・ゴルフ等)

野球バット開発の知見を応用した新製品ゴルフクラブ「JPX ONE」がヒット商品となるなど、フットボール・ゴルフを中心に好調に推移。

product
スポーツスタイルシューズ

ランニングシューズの機能を応用したスポーツスタイルシューズが直接販売チャネル(DTC)で順調に成長し、売上高総利益率を押し上げた。

product
ワークビジネス事業(ワーキング品)

B to Bの取引先企業がさらに拡大するなど順調に事業が拡大し、セグメント成長を牽引。

service
スポーツ施設運営・スクールビジネス

スポーツ施設の建設工事・運営受託・スクールビジネスを展開。

product
スポーツ機器(セノー株式会社他)

グループ会社セノー株式会社等を通じたスポーツ機器製造・販売事業。

成長ドライバー

  • フットボール・ゴルフ等競技スポーツ品の国内販売好調(新製品「JPX ONE」のヒット)
  • スポーツスタイルシューズのDTCチャネル(オウンドEC・直営店)販売拡大による売上高総利益率改善
  • ワークビジネス事業のB to B取引拡大による継続的成長(非スポーツ分野の多角化)
  • スポーツ施設運営事業の拡大
  • イノベーションセンター「MIZUNO ENGINE」を中心とした技術力・商品開発力の強化

リスク

  • 為替要因による利益下押し圧力(輸入原材料・海外調達コストへの影響)
  • 国内スポーツ市場の成熟・競合激化(特にゴルフ等アウトドアスポーツ市場の一服感)
  • 物価上昇による個人消費への影響(国内消費者マインドの悪化リスク)
  • 固定資産の減損リスク
  • スポーツ施設建設工事における受注変動リスク

欧州

欧州市場向けスポーツ品販売セグメント。第1四半期は過去最高益を記録。

期間今期前期増減率
売上高(第1四半期)9,877百万円7,965百万円↑
営業利益(第1四半期)1,040百万円388百万円↑
売上高増減率(前年同期比)24.0%—↑
営業利益増減率(前年同期比)167.7%—↑

事業詳細

欧州セグメントは、スポーツシューズ、スポーツウエア、ゴルフ品およびライフスタイル品等の販売を担う。当社の欧州現地法人が独立した経営単位として各地域の包括的な戦略を立案・展開する。2025年1月付で欧州支店事業を子会社化する事業再編を実施済み。2027年3月期第1四半期は、主力事業であるランニングとゴルフが好調に推移したことに加え、スポーツスタイルシューズの販売も伸長し、売上高・営業利益ともに四半期として過去最高を記録した。

直近の概況

ランニング・ゴルフ好調で売上高24.0%増、営業利益167.7%増と過去最高。

2027年3月期第1四半期(2026年4月~6月)において、欧州セグメントは主力事業であるランニングとゴルフが好調に推移したことに加え、スポーツスタイルシューズの販売も伸長した。この結果、売上高は1,911百万円増収(前年同期比24.0%増)の9,877百万円、営業利益は652百万円増益(前年同期比167.7%増)の1,040百万円となり、いずれも過去最高を記録した。なお、当第1四半期の欧州各通貨の換算レートは、英ポンド211.06円(前年同期193.10円)、ユーロ183.71円(前年同期160.71円)、ノルウェークローネ16.11円(前年同期13.77円)と円安方向に推移し、円換算売上高を押し上げた。

主要プロダクト

product
スポーツシューズ(ランニング等)

ランニングは欧州における主力事業の一つであり、当第1四半期においてゴルフとともに好調に推移し、セグメント業績を押し上げた。

product
スポーツスタイルシューズ

スポーツスタイルシューズの販売が欧州で伸長し、ランニング・ゴルフに続く成長要素として業績に貢献した。

product
ゴルフ品

ゴルフは欧州における主力事業として位置付けられ、当第1四半期も好調な販売を継続した。

product
スポーツウエア

スポーツシューズ、ゴルフ品と並ぶ主要プロダクトとして、欧州市場向けに販売されている。

成長ドライバー

  • ゴルフ品の好調な販売継続
  • スポーツスタイルシューズの販売伸長
  • ランニングシューズの好調な推移
  • 欧州各通貨の円安方向への推移による円換算売上の押し上げ
  • 2025年1月の欧州支店子会社化による事業体制強化

リスク

  • 為替変動リスク(英ポンド、ユーロ、ノルウェークローネ等)
  • フットボール市場の競争激化による計画未達リスク
  • 欧州経済の不透明感および個人消費への物価上昇の影響
  • 米国通商政策・地政学リスクによる欧州経済への波及
  • 中東地域をはじめとする地政学的リスクの高まりによる先行き不透明感

米州

ゴルフを主力に北米を中心に展開する海外第2セグメント

期間今期前期増減率
売上高(外部顧客)13,749百万円11,873百万円↑
営業利益(セグメント利益)1,851百万円1,707百万円↑
売上高前年同期比増減率+15.8%-↑
営業利益前年同期比増減率+8.4%-↑

事業詳細

米州セグメントは、スポーツシューズ、スポーツウエア、ベースボール品およびゴルフ品等の製造・販売を行う。主力はゴルフ事業(特に鍛造アイアン)であり、カスタムフィッティングサービスでも高い顧客信頼を獲得。売上の大半は米国が占め、当第1四半期はゴルフに加え野球、ランニングも増収となり、関税等コストの上昇がありながら増益を確保した。

直近の概況

ゴルフ好調で増収増益、関税コスト上昇下でも過去最高を更新

2027年3月期第1四半期の米州セグメントは、主力事業であるゴルフが引き続き好調に推移し、売上が拡大。鍛造アイアンを中心とした商品面への高い評価に加え、カスタムフィッティングのサービス面でもユーザーから高い信頼を獲得している。野球、ランニングも増収となり、関税等コストの上昇がありながら増益となった。この結果、売上高は前年同期比15.8%増の13,749百万円、営業利益は同8.4%増の1,851百万円となり、いずれも過去最高を更新した。米ドル換算レートは156.44円(前年同期152.94円)、カナダドルは114.20円(前年同期106.08円)と円安基調も寄与した。

主要プロダクト

product
ゴルフ品(鍛造アイアン等)

鍛造アイアンを中心に商品面で高い評価を獲得し、ゴルフ事業が引き続き好調に推移。当第1四半期も売上拡大に寄与し、セグメント売上・利益ともに過去最高を更新する原動力となった。

service
カスタムフィッティングサービス

商品面の評価に加え、カスタムフィッティングのサービス面でもユーザーから高い信頼を獲得しており、ゴルフ事業の競争優位性を支えている。

product
ベースボール品

当第1四半期において野球関連商品の売上が増収となり、ゴルフ以外の収益多様化に寄与した。

product
スポーツシューズ・スポーツウエア(ランニング含む)

ランニングを含むスポーツシューズ・ウエア分野も当第1四半期に増収となり、ゴルフ以外の成長分野として寄与した。

成長ドライバー

  • 主力の鍛造アイアンを中心としたゴルフ商品の継続的な高評価とカスタムフィッティングサービスによる顧客囲い込み
  • ゴルフ事業の引き続き好調な推移による売上拡大(当第1四半期も過去最高を更新)
  • 野球・ランニング等の増収による収益多様化
  • 北米市場における安定した需要基盤とブランド認知の向上
  • 円安による為替換算メリット(米ドル・カナダドルともに前年同期比で円安推移)

リスク

  • 相互関税(米国関税・通商政策)によるコスト上昇が利益を下押し(当第1四半期も関税等コスト上昇があったが増益で吸収)
  • ゴルフ市場の拡大一服感:コロナ禍以降続いたアウトドアパーソナルスポーツ市場の拡大が落ち着きを見せており、主力カテゴリーの成長鈍化リスク
  • 為替変動リスク:米ドル・カナダドルの円換算レート変動が売上高・利益に直接影響
  • 地政学リスクおよび米国通商政策の不透明感による事業環境悪化リスク
  • 物流停滞等によるサプライチェーンの混乱リスク

アジア・オセアニア

成長分野の伸長で四半期過去最高売上を達成したセグメント。

期間今期前期増減率
売上高(外部顧客)10,492百万円(2027年3月期第1四半期)8,945百万円(2026年3月期第1四半期)↑
売上高前年同期比増減率+17.3%—↑
セグメント利益(営業利益)1,087百万円(2027年3月期第1四半期)1,100百万円(2026年3月期第1四半期)↓
セグメント利益前年同期比増減率-1.2%—↓

事業詳細

韓国・台湾・香港・中国・シンガポール・オーストラリア等の現地法人が独立した経営単位として事業を展開。スポーツシューズ、スポーツウエア、ベースボール品、ゴルフ品、ライフスタイル品の製造・販売に加え、スポーツ施設の建設工事も手掛ける。ランニング、フットボール、インドア、スポーツスタイルシューズを成長分野と位置付け販売を拡大した一方、利益率の高いゴルフは韓国市場の停滞により売上・利益が低下した。

直近の概況

成長分野の伸長で四半期売上高が過去最高を更新。

2027年3月期第1四半期は、成長分野と位置付けるランニング、フットボール、インドア、スポーツスタイルシューズの売上が拡大し、売上高は前年同期比17.3%増の10,492百万円と過去最高となった。一方、利益率の高いゴルフが韓国ゴルフ市場の停滞により売上・利益ともに減少したため、セグメント利益は前年同期比1.2%減の1,087百万円となった。為替面では豪ドル(108.26円、前年同期95.35円)や中国元(22.58円、前年同期20.98円)等が円安方向に推移した。

主要プロダクト

product
フットボール用品

アジア・オセアニア地域における成長分野の一つとして位置付けられ、当第1四半期は販売が伸長した。

product
スポーツスタイルシューズ

ライフスタイル需要の取り込みにより販売が拡大し、地域全体の増収に貢献した。

product
ランニング用品

成長分野に位置付けられ、当第1四半期において販売が拡大した。

product
インドア用品

成長分野の一つとして販売が拡大し、増収に寄与した。

product
ゴルフ用品

利益率の高い商材だが、韓国ゴルフ市場の停滞により当第1四半期は売上・利益ともに前年同期を下回った。

service
スポーツ施設建設工事

各国現地法人がスポーツ施設の建設工事を手掛け、製造・販売事業を補完している。

成長ドライバー

  • ランニング・フットボール・インドア・スポーツスタイルシューズなど成長分野の販売拡大
  • ライフスタイル需要を取り込んだスポーツスタイルシューズの伸長
  • 各国現地法人による独立した事業展開と現地通貨ベースでの増収基盤
  • DTCチャネル(オウンドEC・直営店)の販売強化による収益性改善

リスク

  • 韓国ゴルフ市場の停滞による高収益商材(ゴルフ)の売上・利益下押し
  • 各国通貨の対円レート変動リスク(韓国ウォン・豪ドル・中国元等の為替影響)
  • 米国関税・通商政策の影響や地政学リスクによる地域経済の不透明感
  • のれん残高(2027年3月期第1四半期末710百万円)に係る減損リスク

最終更新: 2026年8月7日