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兼松株式会社

8020東証プライム卸売業

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兼松株式会社8020

電子・デバイス

モバイル・半導体・電子部品を軸に展開する兼松グループ最大収益セグメント

期間今期前期増減率
収益307,041百万円271,599百万円
営業活動に係る利益16,129百万円11,395百万円
セグメント利益(親会社の所有者に帰属する当期利益)10,916百万円7,031百万円
セグメント資産179,633百万円157,417百万円
減価償却費及び償却費6,173百万円5,765百万円
減損損失327百万円1,395百万円
持分法による投資損益0百万円△6百万円

事業詳細

電子部品・部材、半導体・液晶製造装置、通信関連機器・部品、電子関連素材・副資材、携帯通信端末、モバイルインターネットシステム・サービス、産業用プリンター、データ流通事業などを幅広く手掛ける。兼松コミュニケーションズ㈱・兼松フューチャーテックソリューションズ㈱が主要子会社。製品販売にとどまらず開発・提案を含むソリューション提供へと事業を発展させている。

直近の概況

モバイル・電子機器事業が牽引し収益35,522百万円増・営業利益47.7%増の大幅改善

2026年3月期は、モバイル事業および電子機器・電子材料事業が好調に推移し、収益は前期比35,442百万円増加の307,041百万円となった。営業活動に係る利益は前期比4,734百万円増加の16,129百万円、親会社帰属当期利益は前期比3,885百万円増加の10,916百万円を達成。前期に計上したのれん減損損失(1,395百万円)が327百万円へ大幅縮小したことも利益改善に寄与した。セグメント資産は22,216百万円増加の179,633百万円となった。

主要プロダクト

service
モバイル事業

直営店舗の拡大・販路拡充および法人向け事業の伸長を通じて収益を拡大。2026年3月期においても好調に推移し、セグメント増収の主要因となった。

product
電子機器・電子材料事業

前期にのれんの減損損失を計上した反動もあり、2026年3月期は増益に転じた。半導体関連素材や次世代電池用材料など成長分野への提案強化を推進している。

product
半導体・液晶製造装置事業

M&Aによる事業基盤拡充を進めており、防衛・半導体関連需要の高まりを背景に事業機会が拡大している。

platform
モバイルインターネットシステム・サービス

法人顧客向けのネットワーク・セキュリティ・クラウドサービスを含むICT関連ソリューションと連携し、付加価値の高いサービス提供を行っている。

product
産業用プリンター・データ流通事業

製造業・流通業向けに産業用プリンターを供給するとともに、データ流通基盤の構築・運用支援を行っている。

成長ドライバー

  • モバイル事業における直営店舗増加・販路拡大および法人向け事業の伸長
  • 電子機器・電子材料事業における前期一過性減損損失(のれん)の剥落による利益回復
  • 防衛・半導体関連需要の高まりを背景とした製造装置・部品事業の拡大
  • 製品販売からソリューション提供へのビジネスモデル転換による付加価値向上
  • 次世代半導体・次世代電池用材料など成長分野への提案強化
  • M&Aによる半導体製造装置事業の事業基盤拡充

リスク

  • 半導体市況の回復遅れによる半導体部品・製造装置事業への影響
  • 業界再編や法改正(電気通信事業法等)による携帯通信端末販売体制の変化
  • のれんを含む無形資産の追加減損リスク(2026年3月期も327百万円の減損損失を計上)
  • 米中関税摩擦・地政学リスクによるグローバルサプライチェーンの混乱
  • 電子部品・素材市況の変動による収益変動リスク

最終更新: 2026年6月22日